銀座の高級クラブとの相性
私達は近道を好みやすく、その近道を見つけようとし、その近道を通ることにより目標到達地点への時間を短縮しようと試みる性質を備えています。
わざわざ目標から遠ざかり、自らの意思で遠回りを望む者はいないはずで、目標達成でしか味わえない喜びを早く感じたいからです。
貴女にとっても同様ではないでしょうか。近道は人類共通の大好物と言えるでしょう。
しかし人生にとっては貴女が選ぶ職種や仕事、会社は貴女の判断基準によっては近道にもなるし遠回りにもなりえます。
遠回りであると実感したとたん、気持ちは沈み耐え難い心の苦痛を感じるに違いありません。ナイトワークで働く環境選び(お店選び)も同様と言えるでしょう。
さりとて、もしも銀座の会員制高級クラブという頂点を望むのなら、一見して遠回りだと思われていた数々のことが、自分を大きく磨くためのプロセスであることもありましょう。
そのプロセスを、どのように辿ってきたかによって、次に目指す「職場環境」はさまざまで、日々過ごされているたった一つのきっかけが、貴女と職場環境の相性を最高に高めてくれることもあるのです。
確かに素晴らしいお店はとても重要です。
しかし素晴らしい環境を求めるならば貴女自身もその環境にふさわしい存在となる必要があるのです。
たった一言がきっかけとなって、活躍された7名の女性に体験談を語ってもらいました。
職場環境に関する捕捉説明
一見して他力本願的で偶発的な人間関係によって齎される気付きやプラスの効果。
その効果次第では、その人の人生そのものを劇的に変化させてしまうこともあります。このようなお店で働くことが理想ではないでしょうか。
これは夜の接客業に限らずどんな分野でも言えると思いませんか?
貴女はこれから「職場環境の相性」を意識してはいかがでしょう。
意識することで、貴女の見る視点が徐々に鋭いものになるかもしれません。
加えてこの職場環境の相性の良さは、自身の仕事のやり方や、仕事に対する主旨、方向性、理想の合致。もしくは理想等に近ければ近いほど、自身が望む目的への達成スピードを僅かであれ早めることでしょうし、たとえば「そのお店で長期間働く」ことが目標であるなら、それも達成しやすくなるはずです。
一方で、もしも現段階で自分自身の目的がわからずにいたり(とりあえず働こうなどという気持ちも含みます)、常日頃から気分や感情などを理由に、目的や主旨がブレブレであれば、どんなに当初相性抜群であると思われた職場環境をも、活かせないまま終わるかもしれません。
特に人間関係が齎す「職場環境の相性」は、そんなの「働いてみないとわからない」という意見は多いことは確かです。
しかし、おおよその傾向はある程度わかるものです。
たとえば、割とドライな考え方の人が多いクラブが合っているという女性もおられますし、和気あいあいな人が多いクラブが合っているという女性もおられます。
また、お店のルールやシステムなどの相性も実は重要です。
新人さんのタイプやカラーもそれぞれ異なりますから、Aさんという新人さんが働きやすい一方で、Bさんという新人さんは働きにくいと感じたりさまざまです。
これは、職場環境の相性の良し悪しなのです。
ママとの相性をそれほど深く考えてはいませんでした。普段から社交辞令の挨拶でしたし、生理的にママという存在を受つけられなかったかもしれません。当然その頃はお店での成績は良くありませんでした。同伴も頑張ってやっと月間2回程度でした。
お店のママとの相性が成功のカギ
お店が合わない!
という理由でお店を転々としていた私は内心自分の自信を失いかけていました。ナイトワークは私にとって合わないのではないかと。しかしこういう考えもありました。
高級クラブなどではなくキャバクラのような1対1の接客の方が向いているのではないかと。そういう気持ちの中でキャバクラも入店してみましたが、指名変えが素早い移り身の早いお客さんを相手にしているうちにどうすればいいのかがわからなくなってきました。落ち込みながら勇気を奮ってやはり高級クラブへ戻ることにしました。そして入店して一ヵ月後あたりにママにこう言われたのです。「貴女は私のお客さんにウケがいいのだからもっと頑張りなさい」と。それまではそのママのことを遠い存在に思えていたのがものすごく距離が近くなった瞬間でした。この数秒足らずの会話が私を変えたきっかけとなりました。今ではすごく働きやすいと感じています。
何事もマイペースというのが私の生き方でありモットーでした。仕事もプライベートもなにもかも。仕事の調子が悪ければ、それはそれ。良かったのであれば結果オーライ。努力もほどほどにしないと疲れちゃう。流れに身を任せて日々を過ごすことが私流だと思っていました。
同郷のA子お姉さんの一言
ある日を境に「ぶっちゃけお店なんていくらでもある」と考えるようになりました。
そして、私は、たかが水商売ごときで、いちいち本気なんて出してらんないでしょ。というのが私のセオリーとなりました。
しかし実際は、それを理由にして、めんどくさがっていただけでした。
過去には頑張っていた時期もありましたが、しかしどうしてもモチベーションが続かず一時の結果に終わりました。その日を境に、正直私は頑張っても意味はないと思うようになったのです。いや「思うようにした」と言うのが正しい言い方かもしれません。当時は、きっと自分の気持ちが挫けたんだと思います。それからというもの、のんびり仕事をすることがあたりまえとなってしまったわけです。某会員制高級クラブで働いて3ヶ月くらい働いたある日のこと、A子お姉さんのお客様の席に着いているときに、A子お姉さんがおもむろに私にこう話しかけてきました。「私も同じ時期があったわよ~」と。脈絡のない一言に、私は何の話をされているのかがさっぱり理解ができませんでした。私は目を丸くしながら「えっ?」と反応すると、A子お姉さんさんは「いいのよ、そんな時期があったって」と。A子お姉さんが、私と同郷であることは知っていましたが、一緒になったお席で多少のやりとりがあっただけで、プライベートの話は一切したこともなく、正直よくわからない人でした。でも、上品で気品が漂う素敵なお姉さんだと思っていたことは確かでした。
A子お姉さんは私にとって雲の上の存在のお姉さんでした。それが、私とA子お姉さんとの始まりでした。
あれから数年経ち、私はA子お姉さんとほぼ毎日一緒に仕事をしています。A子お姉さんのお客様と同伴をしたり、ときにはランチをしたり、もちろんお店では真っ先にヘルプに呼んでくれます。あの頃のグダグダな私と比べると、天と地の差です。A子お姉さんがいなければ、今頃ダメなままの私だったと思います。
このお店で働いて本当に良かったと思っています。
変化する職場環境の妙
銀座の会員制高級クラブなどの夜の接客業に限らずではありますが、どのような職場であっても職場環境は異なり、それは多岐に渡ります。
たとえば、ざっと挙げてみると
- 現在築かれている職場の人間関係
- 職場を構成している社員などの人間性
- その職場に勤めるための採用基準(どのような基準に基づいて採用されているのか)
- その職場や会社独自の規則やルール、厳格さ
- 仕事の質が高められた人の存在がどれほどの人数か
- どのような取引先か(クラブであればどのようなお客様が来店しているか)
などがございます。
これらは、年月とともに概ね変化致します。
夜の接客業が「水商売」の代表格と言われるゆえんは、まさに変化しやすいことにありましょう。
実際のところ、夜の接客業は働いている人たちに左右されやすい「職場環境」であり、仕事のできるホステスさんが数名抜けてしまうだけで、お店が手薄となることもございます。
人の影響が大きく左右される職場環境は、安定期間と不安定期間を交互に繰り返すケースもございます。
ですから安定期間をどれだけ多く継続できるかが大切であり、安定期間を継続するために先手先手の戦略を徹底しながら立ち回ることが、オーナーを始めとする幹部達の力量とも言えるでしょう。
私達は数多くのクラブの歴史に携わってまいりました。
紆余曲折を経て、なお成功しているクラブ。
あれだけ繁盛していたクラブが、現在は停滞気味であるなど…さまざまです。
変化しやすい職場環境が齎す、貴女との相性は最大の効果を生み、それは最大限活かされなければなりません。
銀座エージェントにお任せください。
スタッフなんていいかげんだし、席上でも呼んでも来ないし、会話は仕事のことばかりで楽しいはずもありませんでした。なんだかとても冷たく感じ東京ってドライなんだなあと感じていました。
ボーイ(黒服)が教えてくれた
以前は水商売なんててきとうでいいと考えていました。出勤すれば日給保証はあるし、あまりうるさいことばかり言ってくればお店を変えればいいだけだと思っていました。ボーイなんてそのへんにいっぱいあまっているわけだしみんな同じだと思っていました。私は水商売で働いている男が嫌いだったのです。しかしあることがきっかけで考え方が変わりました。それはあるボーイさんが私が起こしたミスを私の代わりにお店の社長に怒られているのを見たときでした。そのボーイさんに「僕ができるサポートってこれくらいしかないんで」とションボリしながら言われたときものすごく申し訳ないと感じました。それから私はスタッフ達もそれなりに頑張っているし辛いこともあるんだな。。と。なによりもその彼も一人の人間なんだと思えたことで、スタッフを見下すことなくもっと優しく接することが必要なんだとわかりました。今ではものすごく温かい人達に囲まれながら仕事ができていると感じています。
頑張る気持ちはあったのですがどう努力していいかわからない。それが昔の私でした。努力が成績に繋がらず内心どうでもいいと感じるようになり昼職とのかけもちもしましたが、よく考えてみれば自分の居場所を見つけたかったのです。
たった一言の重み
今では月間、同伴15回前後はこなせるようになりましたがこんな私も気持ちが上がらずどうすればいいのか全くわからずノルマのゆるいお店に移ろうと思い始めた時期がありました。当然日給保証は下げずにお店に移りたい私ですがノルマをゆるくすることで日給保証は下げられて当然と言えば当然と言われ続けるも…しかし頑固だった私はなんとか現状維持の給料を求め面接と体験入店を繰り返していました。内心自己嫌悪を感じていた私はとあるお店に妥協して入店しました。そこで入店して3日目にお客さんにこんなことを言われたのです。「僕達はねチャレンジすることでしか前に進めないんだよ」と。このときに私は逃げてちゃダメだ。と思えた瞬間でした。半年後にわかったのですがその彼はこのお店のオーナーだったのです。今思えば私の気持ちを強い方向へ変えてくれたこの一言は私への応援だったと今でもそう信じたいのです。
「職場環境の相性」を探る!
どのクラブが最善と言える相性か
貴女は、上を目指したい!自分を向上させたい!そう思っているのではないでしょうか。
その気持はとても大切なものです。
だからといって、上ばかりを目指してばかりいながら、その過程で真に学ぶべきことを疎かにしてしまえば、上に辿り着いたところで、結果を出せないまま下山ということになりかねません。
また、けっこう多いのは、
>その過程で真に学ぶべきことを疎かにしてしまえば
ではなく、
その過程が重要であることに気がつかず、学びそこねたままに過ごしてしまった。
という状況下にある人は、案外多いものです。
どういうことかというと
いわゆる、クラブで働くために必要な「人間性」や「考え方」が身についていないことがあるというわけです。
これは、ありていに言えば「クラブで最低限活躍できるための仕上げが不完全」の段階とも言えるでしょう。
ちなみに、なにもこれがいけないというわけではございません。
各人、成長スピードや成長プロセスが異なるからです。
また、現在おかれている環境も各人異なりますから、たとえ銀座の会員制高級クラブで働くことの出来るような状態に仕上がっていないとしても、別の職業で有利に活躍できる状態に仕上がっているという人は多いです。
たとえば営業職で育ってきた人は、現段階で事務系の仕事は即戦力として程遠いかもしれません。
一方で、内勤が長かった人は、現段階で営業職の仕事は即戦力として程遠い傾向の人は多かったです。
このように、たとえばそれが銀座のクラブの場合なら、仕上がっていない状況下にある人は、人間関係の有利性が際立っているクラブの職場環境を活かせないことが多々あるというわけです。
銀座の会員制高級クラブでは、ありていに言えば、既に仕上がっている状況下にある女性の採用が大半でありますから保証期間を経て、その後に結果が奮わなければ、出勤調整などをかけられたり、いわゆるスタメンから外されてしまいかねません。
ですから、高級クラブで働くのであれば、競争力を身に付けてからの方が、働いていて楽しいかもしれません。
つまり、「職場環境の相性」という視点で銀座の会員制高級クラブを選定するというのなら、ご本人の「仕上がり具合を判定した上で」最上と判断できる銀座のクラブを選定する必要がございます。
ですから、たとえば「Aというクラブ」は誰かにとって最善であるかもしれないけれど、貴女にとっては最善ではないかもしれません。
キャバクラで働いていた私は銀座へ憧れて高級クラブへ移りました。 クラブはキャバクラとはシステムそのものが違っていました。係制は自分のお客さんじゃないのでいつも気を使わなければなりません。
必ず誰かが見てくれている
銀座の高級クラブへ移籍して半年が経ったある日私はママの大切なお客様と感情を抑えきれず喧嘩をしてしまいました。当然そのお客様はママに私との喧嘩のことを報告し私はスタッフに事情を説明することになりました。そのとき私はクラブってめんどくさいな・・・と落胆しナイトワーク自体を辞めようかと感じていました。お客様を怒らせたことでママの席は多少NGになることもなんとなくわかっていたからです。次のお店を移ろうかと考え始めていたある日、出勤中の並木通りで弘子さん(仮名)に背中を軽く撫でられこう言われたのです。「いまが踏ん張り時よ!貴女はやんちゃだからママもそこは買ってるんじゃない?」と。最初は何のことなのかわからないままその場をあとにしました。結局私はそのお店を辞めましたが今でもあの温かい言葉は心に残っています。もっと仲良くなれる存在だったかもしれないとときどきフト感じることがあるのです。
何もわからずに銀座クラブで働いていました。毎日同時期に入店した年齢も近い子と成績を比べられている気がしてしました。
お客樣の話が心に響いた
結局今だから言えることなのですが私自身がその子と成績を比較していたのです。実はその子が大嫌いでした。私より仕事ができることが許せなかったのです。しかし私はOLをやっていることを理由に成績を向上させようと努力することはありませんでした。OLの仕事をしていることでナイトワークに力を注いでいる時間なんてないと決め付けていたからでした。それなのに悔しかったのは彼女は私よりもルックスが劣っていると思っていたからです。なんて性格のわるい女性なのでしょう私は。働いている中であるお客さんとその子絡みの話題になりました。私は内心嫌だなあと思いながら相槌をうったり流したりしながらやり過ごしていましたがある一言が私の胸に突き刺さりました。「あの子は貴女のようになりたいって頑張っているんだよ」と。私からかすかに血の気が引くのがわかりました。今までの自分の小さい考え方を改めようと思ったきっかけとなりました。
職場環境の良さは
「同伴のしやすさ」
「リクエストの貰いやすさ」
にも直結してきます
職場環境の良さは「同伴のしやすさ」「リクエストの貰いやすさ」にも直結してくることは確かですが、厳密に言えば、不思議と仕事に対してヤル気にさせてくれる職場とも言えるでしょう。
これは、ひとえに「モチベーションが沸く」とも言えますが、適度な刺激によって沸き起こる人が多いようです。
たとえば
- あの人に負けたくない
- あの人が頑張っているから私も頑張る
- あの人が見てくれているから私は頑張る
- あの人を喜ばせたいから私は頑張る
などに加えて
- 働くことが楽しい
- 同伴賞を貰うと気分がいい
- 収入が増えるのが楽しみ
など。
他にもまだまだあります。
貴女も職場から与えられるモチベーションというものがあるのではないでしょうか。
最終的に、自己の自立を目指されるのなら、モチベーションを自分自身で創造できることが大切です。
また、ノルマなど、与えられたミッションを創意工夫を駆使しながらクリアするというのも仕事冥利に尽きるのではないでしょうか。
重ねてお伝え致しますが、銀座のクラブで働く中で、与えられるミッションとは、1つは「同伴出勤」であったり、「リクエストの獲得」だったり。
そしてミッションをコンプリートできたときの達成感は、大きな安堵を齎してくれるでしょう。
注目されるってことがとても気持ちが良いことなんだと知るきっかけとなったある事件。この経験は今の私になれた幸運なんだと感じています。常に注目され続けることで私は支えられています。
ある失敗が自分を改心させるきっかけに
私が22才の頃若かった私はものすごくお調子者だしプライドも人一倍高かったでした。ルックスにも自信があったしなによりも同伴に困ることはなかったのです。男なんてどうせみんな同じじゃん。チヤホヤされていました。余裕でしょ?みたいな気持ちでいました。当時は本当に考え方が若かったのです。お店でもとても活躍していたと思いますしスタッフなんかは、みんなものすごく優しくしてくれたし社長やママも私の顔色を伺っていたのを覚えています。当時私は完全に天狗になっていたと思います。そんなとき私はとあるお客さんと恋をしてお店を突然辞めてしまいました。一緒になった彼は付き合い始めたとたんどんどん乱暴に私を扱うようになりましたが私は彼に逆らうことができませんでした。なぜなら私が彼に惚れていたからです。最後は貯金まで使い果たし結局1年位で破局を迎えました。その経験の中で私が学んだのは人との相性によって自分は変わってしまう。ということでした。あれから数十年経ち今はママとして頑張れていることはあのときの経験なしでは成しえることはなかったと感じています。
体験入店でわかるの?
職場環境の相性は「働いている女性たちの人間性」
体験入店中、働いているホステスさんに更衣室で「挨拶」された。「全く挨拶されなかった」など、お店によっては文化が異なりますので、仕方のないことです。
答えは「自分ならどうするか」になります。
自分が逆の立場にあるとき、体験入店中の知らない人にでも笑顔で挨拶できるかどうか。または体験入店中の知らない人には別に挨拶をするほどのものではないとか。
「一緒に働くかもしれない」と思えば挨拶はあるかもしれませんし、「一緒に働くかどうかはわからないし」と思えば、挨拶を控えるかもしれません。
もしくは、お店で定められたルールかもしれませんし、これまで続いてきたお店独自の文化であるかもしれません。
1つ言えることは、これだけでは「働いている女性たちの人間性」は見えてきません。
ですから、貴女が逆の立場であれば「貴女ならどうするか」が鍵となりえます。
まとめ
銀座エージェントでは貴女とお店の相性をミクロレベルで判断することが重要だと考えています。お金や収入を目的とすることは間違いではありません。日給が高額になればなるほど近道だと感じるはずです。
しかし貴女の個性、魅力、才能が開花されていなければ早期退店となることが濃厚になる場合もあります。貴女にとってそのお店での真のメリットは何かを真剣に考えてゆく。この環境相性学は大切な貴女と一緒に考えてゆく共通したプロジェクトなのです。