- 1. 優しくみえても実はヤバイ7つのタイプとは
- 2. なぜどんなに良い店でもNGホステスが生まれるのか?「パレートの法則」で解説
- 3. 「パレートの法則」に当てはめると、①~⑦のNGホステスはなぜ生まれるのか?
- 4. ①陰で悪口ばかり…「ネガティブ拡散型」
- 5. ②自分が一番じゃないと気が済まない「マウンティング女王型」
- 6. ③トラブルメーカー「被害者ぶりっこ型」
- 7. ④お酒に飲まれる「お酒を飲むと性格が変わる型」
- 8. ⑤客をこっそり奪う「コソコソ横取り型」
- 9. ⑥トークが雑すぎる「空気読めない型」
- 10. ⑦病みがちで暗い雰囲気を漂わせている「どんよりタイプ」
- 11. まとめNGホステスには関わらないのが吉
優しくみえても実はヤバイ7つのタイプとは
銀座の高級クラブに限らずですが、夜の接客業、高級クラブは「女の世界」とも言われる場所です。美しいドレスに身を包み、華やかな笑顔でお客様をもてなします。
一見すれば、洗練された大人の女性たちが集まる世界ですが、裏側では、熾烈な競争や人間関係のトラブルも少なくありません。お客様の前ではにこやかでも、更衣室では空気がピリついていることもあります。
実際に長く銀座で働いていると、「この人とは絶対に関わらないほうがいい」と感じるホステスがいるそうです。特に、新人のうちは「優しく接してくれる先輩ホステス」に心を許してしまいがちですが、決して安心できないこともあります。
一歩間違えると、大きなトラブルに巻き込まれる可能性もあるためです。
今回は、そんな「ヤバイNGホステス」のタイプを7つご紹介します。
関わると精神的に消耗しますので注意が必要です。
なぜどんなに良い店でもNGホステスが生まれるのか?「パレートの法則」で解説
銀座の高級クラブは、トップクラスのホステスが集まり、華やかな世界が広がっています。しかし、どんなに洗練された良店でも、「関わるとヤバイNGホステス」 は一定数存在するという声を聞きます。
これは決して「お店の質が低い」からではなく、競争の原理によって必然的に生まれる現象なのです。
パレートの法則とは
「80:20の法則」ともいわれ、「売上げの8割は2割の社員に依存する」といった傾向をさす。集団の報酬や評価が一部の構成員に集中するという経験則。
イタリアの経済学者ビルフレッド・パレート(1848~1923)が1880年代の欧州の経済統計から「個人の所得額」と「その所得額以上の所得を得ている人の数」との間に見出した法則をいいます。「80:20」の数値に絶対的な意味はなく、集団の報酬や評価の集中傾向を端的に表すにすぎません。その由来について、園芸家でもあったパレートが、エンドウ豆の80%が20%のサヤから収穫されたことに着想を得たともいわれています。
引用:株式会社野村総合研究所
「パレートの法則(80:20の法則)」とは?
「パレートの法則」とは、全体の成果の8割は、上位2割の人によって生み出される という法則です。
これはビジネスや経済の世界だけでなく、銀座のクラブ業界にもそのまま当てはまります。
銀座のクラブにおけるパレートの法則の適用例
✅ 売れっ子ホステス(上位2割)が、お店全体の売上の大部分を生み出している
✅ 成績が低いホステス(下位2割)は、売上が伸びず、苦しい状況に置かれやすいホステスもいるが、一方で接客スキルの不足や、人間性の問題、職場環境との相性などもNGホステスの要因になり得ます。
この、下位2割のホステスの立場にある人は、厳しい現実に直面しやすく、それがプレッシャーとなり、結果的に一部のホステスさんはNGホステス化してしまうことがあります。
✅ 日給が低い、または保証カットのリスクがある
✅ ノルマが達成できず、ペナルティを引かれる
✅ 閑散期には、優先的に出勤調整され、稼げる機会が減る
✅ 結果として収入が不安定になり、生活にも影響を受ける
こうした状況になると、精神的なプレッシャーが増し、その影響で①~⑦のNGホステスの特徴を持つホステスが生まれることもあるのです。数値的な評価と、数値にしにくい評価があり、一概に全てがあてはまるものではないことをご承知おきください。
「パレートの法則」に当てはめると、①~⑦のNGホステスはなぜ生まれるのか?
どんなに素晴らしいお店でも、競争の仕組み上、ホステスさんの成績には自然と差が生まれます。そして、売れないストレスやプレッシャーが影響し、一部のホステスは①~⑦のようなNGホステスに変化することもあります。
① 陰で悪口ばかり…「ネガティブ拡散型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 たとえば…売れないストレスが「お店や他人への不満」に変わる
成績が伸びないホステスさんは、「私は頑張っているのに、評価されない」という思いを抱えがちです。
しかし、その不満を「自己改善」ではなく、「お店や他のホステスへの不満」として発散し始めると、ネガティブ拡散型になることもあります。
② 自分が一番じゃないと気が済まない「マウンティング女王型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 たとえば…「下に見られる」ことが怖くて、他人を下げて自分をよく見せようとする
マウンティングは、成績の上下に関わらず見られる行動です。成績が低迷しているホステスさんの中には焦りから『私はすごい』と証明したくなり、他人を下げることで自分をよく見せようとするケースもあります。一方で、上位成績者の中にも、競争意識の強さや自己肯定感の低さからマウンティングを取る人がいるため、売上だけが原因とは限りません。
③ トラブルメーカー「被害者ぶりっこ型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 たとえば… 「実力では勝てない」と感じたときに、同情を引いたり、自己主張を強くすることで生き残ろうとする
成績が伸びないホステスほど、ママやスタッフの評価を気にするそうです。
そして、「頑張っているのに結果が出ない」と感じると、「私は被害者」というポジションを取ることで、周囲の同情を引こうとする のです。
④ お酒に飲まれる「酒を飲むと性格が変わる型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 たとえば…ストレスをお酒で解消しようとする
成績が低いホステスさんの中には、「お酒を飲めば売れる」と錯覚し、無理に飲んでしまう ことがあるそうです。
また、ストレスやプレッシャーの影響で、お酒の力を借りて一時的に現実逃避しようとするケースも。
⑤ 客をこっそり奪う「コソコソ横取り型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 たとえば… 「お客様を掴むのが難しい」と感じたとき、安易な選択を選ぶのだとか。
成績が低迷すると、焦りが生まれやすくなります。
しかし、「お客様を掴むのは大変」と感じたとき、「他のホステスのプライベートな情報利用しよう」と考えてしまう のです。
⑥ トークが雑すぎる「空気読めない型」
【なぜ生まれるのか?】
👉 そもそもの人間性や、接客技術の未熟さから「場の空気が読めない」のと、焦りから「場の空気を読む余裕」がない。
下位2割のホステスほど、「とにかくアピールしないと!」と焦るケースも。
しかし、その焦りが裏目に出て、お客様の話を遮ったり、場違いな話題を振ったりしてしまう そうです。
⑦ 病みがちで暗い雰囲気を漂わせている「どんよりタイプ」
【なぜ生まれるのか?】
👉 「成績があがらない=自信を失う」ことで、表情や態度が暗くなりがち。
売れっ子ホステスは、自然と自信を持ち、明るく振る舞えます。
しかし、成績が伸びないストレスから自信を失い、気づけば『どんよりした雰囲気』をまとってしまうホステスもいます。ただし、どんよりタイプは必ずしも成績の問題だけが要因ではなく、プライベートな悩みや、環境によるストレスが影響するケースもあります。そのため、売上とは関係なく、この雰囲気を持ってしまう人もいるのです。
つまり「NGホステスの存在は、競争の構造上、避けられないという結果になりました。
優良店と名高いお店でも、成績の「上位2割」と「下位2割」は必ず生まれ、その下位2割のホステスは、ストレスや焦りからネガティブな行動を取りやすくなることも。その結果、①~⑦のNGホステスさんが、一定数存在してしまうというわけです。
ですから「NGホステスがいる=お店の質が低い」というわけではなく、競争の仕組み上、必ず生まれてしまう現象なのです。
👉 売上が低いとNGホステスになりやすいが、すべての下位成績者がそうなるわけではない
👉 「マウンティング女王型」は、売上に関係なく競争意識や性格によって生まれることもある
👉 「どんよりタイプ」も、売上低迷だけが原因ではなく、プライベートな要因も絡むことがある
①陰で悪口ばかり…「ネガティブ拡散型」
一見、気さくで話しやすく、親しみやすい雰囲気のあるホステスさん。
「ねえ、ちょっと聞いてよ~」と、和やかに楽しそうに話しかけてくるので、最初は「この人、優しいな」と思うかもしれません。
しかし、次第に彼女の口から出てくるのは「お店への不満」や「誰かの悪口」ばかり。
たとえば、こんな感じです。
✅ 「〇〇さん、最近指名増えたけど、お客さんにかなり貢がせてるらしいね」
✅ 「最近お店、厳しいみたいだよ?スタッフもちょっと偉そうだよね」
✅ 「新人の〇〇ちゃん、可愛いけど評判が悪いみたい」
こんな風に、他のホステスやスタッフの悪口を平気で話す人は、確実に自分の悪口も誰かに言っているのだとか。
実際にあったお話【あゆみさんの体験談 30代】
こういうタイプのホステスと仲良くすると、自分まで悪い噂の発信源にされることがあります。
最初は「ちょっとした愚痴」くらいのつもりで聞いていても、気づけばあなた自身が「悪口グループの一員」として見られてしまうかもしれません。
この手のホステスには、「そうなんだ~」「ふーん」と、やんわり流して、決して深入りしないのが鉄則です。
②自分が一番じゃないと気が済まない「マウンティング女王型」
このタイプは、とにかくプライドが高く、「自分が一番」でないと気が済みません。
銀座の高級クラブでも競争の世界なので、多少の負けず嫌いは必要ですが、このタイプは周りを下げてでも、自分を上に見せようとするのが特徴です。新人さんにもこのタイプはいるそうです。
伝えた方は「あからさま」「それとなく」「控えめに」「チクチク」いろいろあります。
たとえば、このようにあからさまな言い方をされることもあります。
✅ 「〇〇さん、ケリーとっても素敵よね!(私の方がバーキンなのでランク上だよ)」
✅ 「〇〇ちゃん、最近お客様増えてるけど、私ならもっといけるな」
✅ 「この前の同伴、めっちゃ豪華だった~!〇〇ちゃんのよりすごかったよね?」
他人の成功を素直に祝っているかのように見えて、実際は「私の方がすごいよ」とマウントを取ってくるのだとか。こいういう人と一緒にいると疲れます。
実際にあったお話【えりかさんの体験談 20代】
このタイプは、「競争心が強い」のではなく、「他人を下げないと自分の価値を感じられない」人です。
関わっても、消耗するだけなので、適度な距離を取るのがベストです。
③トラブルメーカー「被害者ぶりっこ型」
このタイプは、いつも「私は悪くない!」「私、かわいそう!」と、被害者アピールをします。
最初は「この人、ちょっと運が悪いのかな?」と思うかもしれませんが、よく観察すると、トラブルの原因を作っているのは本人であることがほとんどです。
✅ 自分のミスを他人のせいにする(自分のミスを認めない)
✅ 些細なことで「いじめられてる!」と騒ぐケースも
✅ 過敏になり、ママやスタッフに「助けてください」と泣きつく
そして最悪なのは、周囲を巻き込んでトラブルを大きくすることです。
実際にあったお話【さやかさんの体験談 30代】
このタイプのホステスさんには、下手に関わると自分もトラブルに巻き込まれる可能性大でし。「距離を取る」「深入りしない」のが鉄則です。ですが気がついたときは、時すでに遅しということもあるあるです。人間観察力が求められるところですね。
④お酒に飲まれる「お酒を飲むと性格が変わる型」
銀座の高級クラブでは、お酒を飲むことも仕事の一環です。
お客様との会話を楽しみながらスマートにお酒を飲むのがホステスの基本ですが、中には「限度を知らずに飲み過ぎるホステス」もいます。
こういうタイプのホステスさんは、お客様もスタッフも振り回されがちです。
✅ お客様の挑発に乗ったりして飲み比べをして、泥酔してしまう(結果的に泣き上戸、怒り上戸、愚痴上戸)
✅ 気が大きくなって、他のホステスやスタッフに絡む
✅ 記憶をなくし、翌日「私、何かした?」と他人に聞きまわる
お酒の席では「多少の失敗」は誰にでもありますが、「毎回のように、お酒の影響を受けている」「酔うと態度が変わる」「性格が豹変する」このようなホステスさんは信用を失いやすいのはたしかです。
実際にあったお話【れいこさんの体験談 30代】
銀座の高級クラブでは、ただ「お酒が強い」だけでは評価されません。お酒が飲めるということを「たくさんの量のお酒を飲める」と勘違いしている人がいますが、正しくは、お酒が飲めるは「たくさんの量のお酒を飲んでもほとんど変わらない人」のことです。適量を知っていて、周りに迷惑をかけることはありません。
「自分の限界を知り、品よく飲めるホステスさん」が信頼され、長く活躍できることはたしかです。
このようなホステスさんと一緒に仕事をすると、余計なフォローをさせられることも多いので、適度な距離を保つのが賢明です。
⑤客をこっそり奪う「コソコソ横取り型」
ホステスさんにとって、お客様との関係構築は生命線。とはいえ人気獲得の競争の渦中にあるホステスさんにとって、一緒に働くホステスさんは常時ライバルの存在となり、決して気の抜けないところ。
中には「親しい仲間を装い近づいてきてお客様」を奪おうとする「コソコソ横取り型」のホステスもいます。
✅ そのお客様にホステスのプライベート状況をこっそり教える
✅ そのホステスがどのようなお客と交流しているか(リクエスト、同伴状況など)を、お客様こっそり教える
✅ 「〇〇ちゃんはこう言ってたよ」と、お客様にネガティブな情報を吹き込む
こういうホステスさんがいると、お客様を巡るトラブルが増え、店内の雰囲気が悪くなりやすいです。
実際にあったお話【まりさんの体験談 20代】
見極めは非常に難しいものの、相手のことがよくわからないうちは深入りしないことが最適解です。プライベートのことなどをベラベラ話すのはよしましょう。こういうホステスとは、「仕事仲間」としては割り切り、プライベートで関わらないのがベストか。
⑥トークが雑すぎる「空気読めない型」
銀座の高級クラブでは、「お客様が心地よく過ごせる空間」を作ることが大切です。
しかし、「空気読めない型」のホステスは、場の雰囲気を壊し同じ席に座っている人たちをたびたび驚かします。
✅ お客様の話の腰を折って遮ったり、対立したり自分の話ばかりする
✅ 下品な話や、デリケートな話題を平気で持ち出す
✅ ネガティブなプライベートな話題や無遠慮な発言をする
実際にあったお話【なおみさんの体験談 40代】
こういうタイプは、お客様の信頼を失うだけではなく、お店で働く人からも信用されません。こういう人は比較的少し話すとわかると思います。
⑦病みがちで暗い雰囲気を漂わせている「どんよりタイプ」
銀座の高級クラブには、さまざまな個性を持つホステスさんがいますが、その中でも「なんとなく暗い雰囲気を漂わせているホステスさん」は、統計によると成績が伸びにくい傾向があるのだとか。
このタイプのホステスさんには、以下のような特徴があります。
✅ いつも疲れたような表情で、笑顔が少ない
✅ 覇気がなさそうで、ときおり暗い表情になる
✅ 「私、全然指名取れなくて…」「最近、しんどくて」など弱音が目立つ
こうした「どんよりタイプ」のホステスは、お客様にとって居心地の悪さを感じさせることが多く、リピートにつながりにくいのが特徴です。
実際にあったお話【みさきさんの体験談 20代】
こういう暗い雰囲気をもっているタイプは、暗い雰囲気が感染してしまうことも。暗いなと感じたら要注意です。
どんな人でも人間だから、もちろん落ち込む日もありますし、仕事がうまくいかずに悩むこともあると思います。でも、お客様の前では「プロとしての振る舞い」が求められます。
「しんどい」「売上が伸びない」といった悩みをお客様にぶつけると、相手に気を使わせてしまい、結果として指名が遠のく可能性を高めます。また駆け引きの材料にもなってしまうことも。
✅ 落ち込んでいるときは、スタッフや信頼できるエージェント等に相談する
✅ 普段から、明るく振る舞えるよう整える技術が必要
✅ 笑顔や前向きな言葉を意識する
こうした意識を持つだけでも、印象は大きく変わります。そして、こういうタイプの人には改善案を示すのは逆効果の場合があり、特にブレやすい人は、巻き込まれて危険なので関わらない方が良さそうです。
まとめ
NGホステスには関わらないのが吉
ここまで、銀座の高級クラブで「絶対に関わりたくないNGホステス」7つのタイプを紹介しました。
✅ 陰で悪口ばかり…「ネガティブ拡散型」
✅ 自分が一番じゃないと気が済まない「マウンティング女王型」
✅ トラブルメーカー「被害者ぶりっこ型」
✅ お酒に飲まれる「酒を飲むと性格が変わる型」
✅ 客をこっそり奪う「コソコソ横取り型」
✅ トークが雑すぎる「空気読めない型」
✅ 病みがちで暗い雰囲気を漂わせている「どんよりタイプ」
こうしたホステスさんに関わると、ストレスが増えるだけでなく、自分の評価や成績にも悪影響を及ぼしかねません。
では、もしこういうホステスが身近にいたら、どうすればいいのか?
👉 適度な距離を保つ(深入りしない)
👉 共感せずにやんわりと聞き流す(悪口を言わない)
👉 必要な時以外は関わらない(巻き込まれない)
👉 無闇にプライベートなことを話さない
👉 わからないうちは一緒に飲まない
👉 成績の良い人と積極的に関わるようにする
👉 関係の浅い人に愚痴や弱音を話さない
👉 相談はスタッフや、信頼できるエージェント(紹介者)などにする
銀座で長く働き、成績を伸ばしていくためには、信頼できる同僚を見つけたり、ときにはエージェントに頼り良い環境を作ることが大切です。
貴女なら自分の価値を高め、お客様から信頼されるはずです。
銀座エージェントにお任せください。
