銀座の会員制高級クラブでアクシデント!突然の「代表取締役解雇騒動」

銀座の会員制高級クラブでアクシデント!突然の「代表取締役解雇騒動」

何の前兆もなく突然起きた銀座の高級クラブの社長の解雇

はじめに

私たち銀座エージェントは、常日頃から銀座の歓楽街で活動する傍ら、さまざまな種類の情報を入手する立場にあります。

今回、某会員制高級クラブ(以下、クラブCと記載致します)の「代表取締役社長ことRさんの解雇騒動」の件について、クラブCにご来店されているお客様、そこで働いているホステスさん、業界に詳しい事情通の方々を通して知るに至り、さまざまな角度から精査を兼ねて取材をした内容となります。

クラブCの元代表取締役社長であったRさんは、数店舗を経営するVグループのトップ層幹部から一方的に解雇されたとのこと。

クラブCオープンから5年以上に渡って、築いてきた実績と貢献度を照らし合わせみると「不当な解雇である」と声高に示し、この件を弁護士に一任したとのことで穏やかではありません。10月上旬に起きた今回の騒動は、業界関係者の間で知れ渡りはじめています。

このような出来事は何も珍しいことではないと思われる人は多いかもしれません。

なぜ「たわいもない類の話をわざわざ取り上げるのか」と思われたかもしれませんが、何卒お許しください。今回の「騒動」1つ思うところあり取り上げさせていただきました。

今回の騒動に関する内容ですが、一部のお客様や業界関係者であれば既にご存知の内容かと思いますが、イニシャルなど含め出来る限り内容をぼかしてお伝えさせていただきます。何卒ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
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今回の騒動をお伝えする理由

今回の騒動をお伝えする理由

私達銀座エージェントは「代表取締役解雇騒動」が起きた理由等はさておき、今回の騒動によって迷惑を被っている人達がいることに着目してみたいと考えました。

その人達とは、日々切磋琢磨されている「クラブCで働かれているホステスさん方」であり、このアクシデントによって、お店を辞める辞めないなどの影響を受けている事実を知るに至ったからであります。

今回起こった突然の「社長の解雇」は、働いている一部のホステスさん達の仕事を大きく妨げており、オープンからお店を支えてきた人達もおられるのですから、波風立たぬよう穏便な手段で「社長の解雇」はなされるべきであると考えます。

本来、銀座のクラブであるのなら、ホステスさん達が働きやすいよう「職場環境」は整えられなければなりません。主役であるはずのホステスさん達にとって仕事の妨げになってしまえば、お店に対しての不安や動揺からか、不利益な移籍を招いてしまいかねません。

このような事実があることをお伝えしたいと考えました。

この先の運営指針は?
このお店はこの先どうなっちゃうの?
ニュークラブみたくなっちゃうの?
などなどの声多数

当面は移籍をするつもりはなかったけれど、このような状況になってしまったため移籍を視野に入れざるを得ないという声、現段階では移籍そのものを望んではいないけれど、不安がないわけではないとの声も。

ホステスさんの中には移籍をすることでアップグレードを果たせる場合もありますが、ある種のアクシデント直後の移籍は難航するケースもあります。特にコロナ禍以降は移籍をせずに、同店に在籍し続けることで恩恵を得られるケースがあり、1つの店舗で昇給を重ねるホステスさんは増加傾向であるためです。

ですので今回の騒動によって移籍をすることでプラスとなるホステスさんもおられると思いますが、一方で移籍がマイナスとなるホステスさんも出てくるかもしれません。

ホステスさん達は日々の成績向上のために、日頃から自身が働いている職場環境を整えようと尽力しており、たとえば後輩のホステスさんを可愛がってあげたり、働いている人達へのさまざまな気遣いなどはその一環でもあります。

コツコツ築いてきた職場環境をこのようなカタチで乱してしまうのは、ホステスさんにとって不利益となります。

事情通によりますと、今回の「アクシデント」は穏便に済ませられる類のものだったと聞いており、たった小さな不協和音でさえも、それが万が一にも拡散し「銀座ではそういうの多いらしいよ」「なんか銀座でおかしなことが起こっている」というような悪評が流れてしまっては、美しい銀座の歓楽街にとってマイナスでありましょう。店舗経営をする立場にある方々は、適切な手腕について常に意識される必要がありそうです。

「騒動」はいつ起こったのか

2023年10月初旬、秋風吹き渡る銀座の某高級クラブでそれは起きました。

銀座の会員制高級クラブの代表取締役社長が解雇となってしまうことは、何も珍しいことではなく、過去にも現在にもよくある話です。

特に雇われ社長というのは立場的には磐石ではありませんから、日頃からの善処が望まれ、これはどの業種、業界でも起こっていることであり、「代表取締役社長の解雇」それ自体が何もいけないわけでもございません。

ただ12月の繁忙期に迫る10月という時期ですから、これから書き入れ時を控えている時期の代表取締役社長の解雇というのは、傍からみますと少々不可解に思えます。とりわけVグループにとってどのような意図があったのかはさておき、クラブCがどのような体制で12月を迎えていくのかは気になるところです。

解雇の理由はなんだったのか

クラブ業界内で聞こえてくる代表取締役が解雇に繋がる理由は概ね「お店の売上減少」が関係していることがほとんどですが、今回は少々異なるそうです。

事情通によりますと、Vグループのトップが考える「お店の運営方針や方向性」がRさんの考え方とあまりに違いすぎると判断され、Rさんからしてみれば、クラブとしての考え方が理解されなかったという見方が濃厚です。

念の為真相は定かではないと申し上げておきましょう。

考え方の相違が、突発的な解雇へと繋がっていったようです。

ただ、このような理由はどの業界とて「あるある」でありましょう。

今回の「代表取締役解雇騒動」の理由は売上減少ではなかった?

会員制高級クラブに限ったことではないですけれど、一般的な企業は1年を通して年間の売上金額を算出するはずです。

むろんオープンしたばかりのお店であれば、過去の売上記録がないので、おおよその売上金額を算出することになるものの、概ね「テナント料」「人件費」「仕入れ代」「求人広告費」などの予測、又は予算を立てれますので、1ヶ月間の目標の売上金額を算出することは難しいことではありません。

単純な話、この1ヶ月間の目標売上金額を1年間である12か月分を乗算すれば、おおよその1年間の売上金額が出ます。売上金額は毎月一定しているわけではなく、繁忙期と閑散期の影響も含めますと、赤字になる月も出てくるのだとか。

そのため、8月は良くなかったけど10月で取り戻すなどの企業努力が求められます。仮に8月が赤字だったとしても、1年間をトータルで見て黒字であれば問題ないというのは、最もポピュラーな認識ではないでしょうか。

事情通によりますと、クラブCの年間売上は上々だったとのことで、今回の「代表取締役解雇騒動」の理由は経営悪化ではなかったという見方が濃厚です。真相はいかに。

青天の霹靂!まさかの代表取締役社長が解雇!?

青天の霹靂!まさかの代表取締役社長が解雇!?

突然の解雇の謎

銀座エージェントにご相談に来られた、現在クラブCに在籍されていたホステスさんはいたって冷静でありました。話を聞く限りですと詳しい状況を知る中核のホステスさん達は内心かなり驚いていたようにみられたと語ってくださりました。あるホステスさんはお姉さんに呼ばれて、今後のことについていろいろなお話をされたのだとか。

オープンから店を切り盛りしてきた貢献者であるRさんが解雇された状況を知ったホステスさんの中には、「お店を移らないといけないね」と移籍について真剣に考えていたそうです。

なんにせよ「中核を担う代表取締役社長の不在」。

このような突然のアクシデントは、起きるべくして起きたと言うべきでしょうか。そんなわけですけれど、オープンから5年以上もお店の舵取りをしてきたトップ不在が齎す影響は小さくはないはずです。

一時的であれ、求心力が低下したクラブは売上悪化に繋がっていくのは必至か。

加えて、一部のホステスさんが移籍してしまうことで、在籍人数の減少は避けられそうにはありません。特に毎年12月は在籍人数を増やす必要がありますので、それまでに間に合うかどうかは重要です。

アクシデント直後の移籍は正解?

ところで、今後のお店の動向に不安な気持ちをいだいたホステスさんは、当然ですが移籍が視野に入ってきますけれど、これからのお店の動向次第では移籍だけがベストな選択とも限りません。

焦らずに様子を見ることも大切です。

たとえば、新体制になることによってお店が活気付くことはあります。

とはいえ過去のケースを見てみますと、新体制によって良い結果となったお店は極僅かとなりますけれど、盛り返せる可能性はあります。

12月の繁忙期到来まですぐそこです。

これから減少傾向となるホステスさんの在籍人数を、早急に回復することが建て直しをする上で大きな鍵となることは言うまでもないでしょう。

元代表取締役社長 Rさん不在による影響は?

お店の舵取りをしてきた「代表取締役社長」が現場から離れてしまうというのは、大なり小なり影響は続きそうですし、働いているホステスさん達からしてみれば今後の動向はかなり気になるはずです。…とはいえ流石はツワモノぞろいのホステスさん達、一部のホステスさんは不安どころか、井戸端会議で大いに盛り上がっていたのだとか。

また一般的にはそれまでナンバー2だった幹部を「代表取締役社長」に昇格させたり、もしくは他店から新たな人材を招聘し「代表取締役社長」に抜擢し建て直しをはかるなどするようですが、現段階ではそのどちらでもないようです。

ちなみに、新たに外部から「代表取締役社長」を抜擢する傾向の多くのクラブが、オーナーママが経営しているお店になります。

オーナーママのほとんどは、しっかりとお店に出勤していることが大半であり、言うに及ばずホステスさんから信頼されており、そのためたとえオープンから活躍している代表取締役社長が何らかのカタチで抜けたとしても、オーナーママのクラブは運営そのものに支障が出にくいというのが正直なところです。

代表取締役社長についていくママやホステスさんたち

一般的には代表取締役社長ともなれば、複数の売上者のお姉さんや、ママを担当していることがほとんどです。加えて良質な仕事ができる腕利きのヘルプのホステスさんを担当していることも。

選び抜かれた数名のホステスさん達と一緒に次のお店に移ることが大半です。

そのため、移籍先である受け皿となるお店の規模によっては、担当している女性全てを連れていけないこともあります。ですから、次の移籍先であるクラブを慎重に判断する必要があります。

一番の被害者は働いているホステスさん

一番の被害者は働いているホステスさん

確固たる解雇理由があって、それならそれが社長であったとして解雇も致し方ないということであれば、働いているホステスさん達が「動揺」することはなかったのではないでしょうか。

今回「代表取締役」である当の本人が、解雇に対して「不当解雇」であると 声高に訴えているということから、確固たる解雇理由は、どこか不自然で曖昧なものに感じられたのではないでしょうか。だからこそ一部のホステスさん達は穏やかではなかったのではないでしょうか。

「本当にこのお店で働き続けてもよいものか」という考えは、当面の間であれ積極的にお客様をお呼びしたいという気持ちは薄れてしまうでしょう。その気持ちはホステスさんの力を弱めてしまいます。

実際のところ、10月13日(金)週末であるのに営業時間内に待機しているホステスさんが多かったようです。このような騒動は、決して歓迎されないことは確かであるのでしょうが、起こってしまうときは起こるものなのです。

RさんはクラブCのオープンの立ち上げから5年以上!癖はあっても一本筋の通った男として名を馳せていたのだとか

クラブの「代表取締役社長」は幾つかに分けられます。

1つは、お店の精神的支柱である存在

2つは、お飾りの存在

3つは、多くの顧客を持つパパ

Rさんは、オープンメンバーであり、一からお店を立ち上げた手腕、コロナ禍の中でも耐え抜いた功績を認められていたのこと。だとすればお店の精神的支柱である存在だったはずです。

事情通によりますとクラブをクラブたらしめる本道は「クラブに対する熱い想い」であることは間違いなく、Rさんはその大切な要素を持っていたとのことです。

一方でRさんには癖があったと聞き及んでおり、その癖がどのようなお人柄へと繋がっていたのかは不明です。

ですがオープン当初、RさんがクラブCの「代表取締役社長」に抜擢されたからには、責任感、能力、人間性、統率力などが備わっていたはずでありましょう。それを認められクラブCを任されたはずですから、その癖を相殺しても余りある能力があったに違いありません。

ですが、もしもRさんが、成長する意思を放棄し、社長という立場で胡坐をかいて傲慢になってしまったというのなら、解雇は当然でありましょう。

クラブというのは人が紡ぎ紡がれ築かれていく場所

Rさん不在によってクラブCが大きく揺れたのなら、Rさん仰られておりますとおり解雇は不当であるかもしれません。

今は事の顛末を見守るほかありません。

決してRさんを擁護するつもりはありませんが

銀座の高級クラブを立ち上げから陣頭に立ってきた存在、代表取締役社長になったほどの人を解雇するのなら、やはりそれなりの礼を以って慎重におこなわれるべきでありましょう。

そして、働いておられるホステスさんにとっては今回の「騒動」、まさに迷惑千万。そしてなによりも銀座という街へ足を運んでくださっている素敵なお客様に対して、申し開きが立たないではありませんか。

誰にでも立場はあるのです。どのような理由であれ、この立場をないがしろにすることは認められません。これらを踏まえると今回の「騒動」、銀座の街にとって相応しい出来事ではなかったと声を大にしてお伝えしたいわけです。

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