突然起きたクラブの閉店!
2017年3月の爽やかな春風吹く銀座の一角で実際にそれは起きました。
まさかの給料未払い・・・です。
「どうすれば・・・」と心配を隠しながらも3/23(木)は某店舗の多数のホステスさんから今後の相談のお問合せがきました。
銀座エージェントにお任せください!
当然ですが銀座エージェントは紹介するお店を厳選しています。
厳正な審査基準をクリアした高級店しかご紹介致していませんのでご安心ください。
それゆえ経営の芳しくないお店へは紹介することはありません。
大切なのは最新の情報であり日々の情報収集は欠かすことのできない仕事です。
今回は給料遅延から始まり大切な給料がいつ支払われるのか不安の中、まさかの当然の閉店の可能性もあると聞き及んでいます。
弊社の見解によると閉店はまず避けられないでしょう。
お給料は当然のことですがホステスさん達の努力の形であり財産なのですからしっかりと誠実にお支払いしていただきたいものです。
不甲斐なく感じてしまうのはなぜ、こういった状況になるまでなぜ営業を続ける必要があったのか・・・ということです。
給料遅延から給料未払いになる前に潔くその旨を告知しホステスさん達が余裕を持って移籍活動できるよう配慮していただきたいものです。
現在銀座某店では店舗弁護人からホステスさんをはじめスタッフにお給料等や今後のことについて話が行われているようです。
給料遅延になる前から給料未払いになる過程にはさまざまな兆候が表れていることが多くまさかの閉店となる前に素早い行動力と決断力が求められます。
貴女自身も油断せずに兆候を見抜けなければ時代を乗り切ることはできないかもしれません!

給料が遅れる兆候
店舗経営はなによりもキャッシュフローが非常に重要です。ご存知のことと思いますがキャッシュフローとはすなわち手元に残る資金の流れです。
手元に現金がなければ給料を出すことができず、そうなれば給料遅延に繋がることとなります。
実は給料遅延は数点の兆候が確認できていることが多く、その兆候に違和感を感じてもほとんどの場合が「おそらく大丈夫だろう」という楽観視してしまうことでトキ既に遅しとなるようです。
特に給料が一度遅れても・・・
たまたま今回だけだろう |
一時的なものだろう |
そういう時期なのだろう |
店長や社長が大丈夫・心配ないと言ってくれたから大丈夫だろう |
どうして大丈夫なのか?
なぜ大丈夫なのか?
根拠や証拠を追求することが大切になることも。
4点ほど代表的な兆候をあげてみましょう。
ここ最近売掛のお客さんが多くなってきた |
ここ最近売上者の待機が目立つようになってきた |
ここ最近大きな売上を持ったママが移籍してしまった |
ここ最近正当な理由を示されないまま店舗所有者が変わった |
上記は決して兆候とは断言できないものの重大なトラブル(給料遅延)に発展する過程で見つかる可能性が少なくないものですので決して軽視してはなりません。
経営は生き物であり良いときと悪いとき上下するものです。キャッシュフローはまさにお店の呼吸であり息遣いです。
呼吸が完全に止まる前にそれを見抜かなければなりません。
貴女が実力を発揮するトキかもしれません。もしくは移籍を考える時期かもしれません。いずれにせよ・・・貴女次第です。
それは貴女自身を守ることと同様なのですから。

給料未払い
給料未払いは絶対にあってはならないことです。
毎月のお給料を頼りに生活をしている方が大半を占めるはずです。
給料未払いは生活リズムを不安定にさせ最悪各種支払い等が滞る事態と発展するのですから。
給料未払いだけは絶対に避けなければなりません。
お店は営業力が第一と言われています。
その営業力の要となるのはホステスさんの存在であり働きによるものです。
ホステスさんは大きく2つの立場にわかれ、1つは売上者(係り)と呼ばれるホステスさん(ママも含めます)と、ヘルプと呼ばれるホステスさんです。
お店は経営が悪化するといわゆる力のあるホステスさんを在籍させようとします。
迅速でスムーズな入店を求めることとなれば入店直後の日給保証は高額の傾向となります。
そのため将来的にはお店の人件費率は拡大するでしょう。
ですがその力のあるホステスさん達の導入により売上が上がってお店の経営が軌道に乗ればなんら問題はありませんが、力のないホステスさんの在籍比率が多くなれば当然売上は下がりますし膨大な人件費によって利益はおろか赤字にさえなることも。
その為本当に経営を成功させたければ在籍させるホステスさんをしっかりと選ばなければなりません。
私達銀座エージェントは先ずはお店の利益を第一と考えています。お店が弱体化してしまえば本末転倒です。
一流を守るには一流を維持しなければなりません。そのために闇雲にどなたに対しても高額のお給料を約束するわけにはまいりません。
しっかりと精査する選定眼によって本物の日給査定を導き出します。
場合によっては日給10万円以上のことも。
半年に1度の割合で採用となることもあります。
お店の利益に貢献するホステスさんはやはり貴重であり常に人材不足と言われる所以なにのではないでしょうか。
人材不足は銀座のナイトワーク、夜のお仕事を含め各業界にも同様のことが言えるはずです。
お店の調子が現在どのような状態なのかを知ることはとても大切なことです。・・・最悪の事態がいつ起こるのかはとてもわかりにくいことではありますが・・・。
店舗オーナー経営者は常に努めてゆかねばなりません。
働いている家族とも言えるホステスさん達スタッフさんを守らねばならないからです。
それを怠ることで悲しみは生み出されてしまうのではないでしょうか。

突然の閉店
突然の閉店はとてつもなくショックです。
やるせない気持ちや苛立ちが入り混じり悲しくもあり先行きが不安になるものです。
ところで閉店に至る過程は必ず何らかの前触れがあるものです。
直感を総動員させて重要な前触れに気がつけるようにいたいものです。
とはいえ、お店は社会情勢や景気に大きく影響を受ける為、経営状況には波があるものです。
満席となる日は当然売上の良い1日となるはずです。
こんな日を目の当りにすればお店の経営状況は順調だと感じるのもムリはないかもしれません。もしくは危機を脱したのではないかと思わせられるかもしれません。
ですが、1ヵ月間のうちに繁盛する日が7日未満であれば経営状況が良くないかもしれないと判断できるかもしれません。
もし貴女のお店の立場がヘルプだとすれば経営状況などはなかなか知る手がかりはつかめないかもしれません。
ですが単純に忙しい日と忙しくない日がそれぞれ何日なのかを記録することでちょっとした違和感に気がつけるかもしれません。
「木を見て森を見ず」=「自分の仕事のテーブルだけを見て店全体を見ず」ではイザというときに貴女は不利な立場となるかもしれません。
是非気をつけていただきたいものです。