銀座高級クラブへの移籍を成功に導くための避けるべきリスク

銀座のクラブをうつるときに知っておくと断然有利になれるリスク知識・2022年版

一見して評判が良いお店でも?そして知名度があるお店でも!?お店を移るときのトラブルはある!?

銀座エージェントは
日頃から、現在お勤めのお店から銀座の会員制高級クラブへの移籍についてのご相談に対して、多くの人へアドバイス、移籍を成功させております。

移籍をご希望している代表的な理由を挙げるとすれば以下のとおりです。

今よりお給料をUPさせたい為

いまのお店のシステムや経営方針が自分と合わない為

いまのお店の人間関係等を含み居心地が良くない為

今のお店で長年頑張ったので移籍をして売上者として挑戦したい為

応援してくださるお客様が増えてきたため

上記の理由によって移籍を本格的に希望されたとしても、移籍によってデメリットが多いという判断となれば移籍そのものをオススメ出来かねる場合もございます。

それでも、どうしても移籍をご希望される場合は、予めできるだけリスクになることを解消できるよう当社エージェントと一緒に考え、速やかに行動に移し移籍を成功させれるようお話を進めさせていただいています。

移籍は慎重さが求められ、大半の移籍では水面下での行動が必須となります。

そして

貴女がもし稀有とされる有名店、会員制高級クラブで働いているのなら、お辞めになるではなく、移籍のタイミングではないと判断できた場合は、移籍を踏みとどまる勇気を持つことを求められることもあるのです。

猪突猛進と言えば勇猛果敢で、その行動力を誇りたくもなるのではないでしょうか。

しかし、成功するケースの大半は1に慎重さ、2と3も慎重さあって然るべきなのです。

考えられるあらゆる視点でシミュレーションをしておき、想定できる結果を見定めておくことで、リスクの可能性を把握した上で、真っ向勝負することができるでしょう。

貴女がもし稀有な有名高級クラブで働いているのなら辞めずに踏みとどまる勇気を持つことを求められる場合があるのです。

安易に移籍をするデメリット

提示される日給や時給、またはインターネットで謳われているお給料の金額だけに目を奪われてしまうことで

長年築いてきたお店のスタッフや先輩ホステスさん達との良好な人間関係を疎かにしてしまう場合があります。

つまり、お金に目が眩んで、自分がこれまでに築いてきた本当の財産がなんであるのかを忘れてしまうか、もしくは、最初から気が付いていないこともあるでしょう。

たとえば、貴女が移籍をしたいと感じる理由には幾つかあるでしょうが、新天地(移籍先のお店)で勝算する自信がおありだからではないでしょうか。

わざわざ敗北を前提に移籍をするわけではないはずだからです。

今現在のご自身が所有する自信は、決して1人で得られたものではなかったはずです。

だからといって「移籍をお辞めなさい」とお伝えしたいわけではありません。

たとえば、心から可愛がってくださったママの存在。

お店のスタッフの存在。

ベテランのお姉様の存在。

貴女を支えてくださった数々の存在があって貴女は仕事が上手くいっていた可能性もあるのです。

つまり、何をお伝えしたいのかというと

貴女自身の実力を貴女自身が適切に見極めて、行動に移すべきかを決断する必要があるというわけです。

自分の力だけで成功したと考えている人の大半が失敗をしています。

なぜなら、そこには過信があり、過信は油断を生むからです。

銀座のクラブに限らずですが、似ている職場環境はあるかもしれませんが同じ人間模様、職場環境は1つもありません。

ましてや、せっかく築いてきた人間関係や信用は数日で築かれるものではありません。

実際にそれらは今後の財産に繋がることもあるのです。

貴女の努力によって築かれたものでもあるのです。

再度お伝え致しますが、今のお店に在籍し続ければいいというわけではありません。

貴女の求める条件が叶わなければ移籍を考えるべきなのですし、もっと上の立場をお求めなら、やはり環境を変えるという選択は理にかなっていることでしょう。

お店を移ったばかりなのにお給料が下がってしまいました

これまでに本当に多い実際のご相談です

お店を移ったばかりなのにお給料が下がってしまいました

Aさん

街頭で声をかけてきた某クラブのスタッフから提案された、相場よりかなり高額で魅力的なお給料の提示に魅入られてしまい、早速移籍をしたものの、数週間後経ったある日、思っていたよりも成績が奮わないことを理由に「お給料を下げなければならない」と言われました。

こういうことになるなら以前のお店を辞めなければよかった・・・と後悔するAさん。

銀座エージェント・スタッフ

エージェントの見解

お給料が高ければ高いほど、同時に比例するようにそれに見合った分の

  • 仕事の質
  • 仕事の量
  • 仕事の結果

などをお店から望まれることになるでしょう。

ですので自分の仕事がどの程度のものであるかを(実力のことですね)把握していない人は、いざ結果を出せないときにかかるプレッシャーは小さくはないでしょう。

ちなみに、どんなにルックスを誇ろうと

  • 仕事の質
  • 仕事の量
  • 仕事の結果

の何れにも該当致しません。

銀座の高級店とよばれるお店の大半は、採用方針及び運営方針のほとんどを、その優れたルックスを活かすことができれば

  • 仕事の質
  • 仕事の量
  • 仕事の結果

を向上させることが見込めると考え、期待値を含めて日給を算出する傾向であると言えるでしょう。

銀座のクラブのスカウトマン
AGENT
つまり、体格が良く筋肉質の男性を見れば、優れた身体能力があると思わせることに似ています。

ですので、日頃からしっかりと自分自身がどれだけ仕事ができるのかを把握しておくのもよいかもしれません。ですが把握できていないくても大丈夫で、最終的には粘り強く接客業を継続できる人が結果を出しているように思えますから。

それから、入店時のお話を後から言った言わないの話に発展してしまえば、ほとんどの場合はしっかりとした記録がなければ貴女にとって不利になったり、言い争ってみても勝ち目はないでしょう。

貴女に気をもたせるために、貴女が驚くような魅力的な日給金額を提案されて喜びたくなる気持ちはわからなくもありませんが、実際はお給料の金額だけで判断できないことが大半です。

入店時の条件内容の記録をはじめ、貴女の立場からでは盲点となりやすい質問も、私たちが慎重に応対致しますのでご安心いただければと思います。

特にお給料面では後から不利益な展開にならないようにお話を進める秘策があります。

お客様達は数回は来店してくれたのですが、その後は来てくれなくなってしまいました

これまでに本当に多い実際のご相談です

お客様達は数回は来店してくれたのですが、その後は来てくれなくなってしまいました

Bさん

2年ほど働き、応援してくれるというお客様も増えたという実感があり、そろそろお給料アップのために移籍を視野に入れてもいいかなと思い、当時は銀座エージェントさんのような会社があることを知らなかったので、知り合いの黒服さんに連絡をしたり、自分で応募をしたりしながら、お店を探すことにしました。
面接では、どのお店も理想どおりに感じられる内容で、気持ちは高揚していました。
どのお店にすれば良いのかを散々迷いましたが、最終的に一番親切でお給料の高い〇〇というお店に移ることに決めました。
 それまで働いていたお店をスムーズに退店でき、新たなお店で働き始めた私は、清清しい気持ちでいっぱいでした。
そして、これからこのお店で新たに頑張っていこう!という気持ちが沸き起こったのです。入店当初は、お客様は順調に来店してくださり、新規でボトルも入れてくれたこともあり、初月なのに小計が100万円を超えました。
正直、私は今までの努力が実ったのだと、勝利の美酒に酔いしれていました。
しかし勝利の美酒に酔いしれていられたのも入店3ヶ月くらいまでだったのです。

いったいBさんになにが起こったのでしょうか?
Bさんのお客様達は次第に来店頻度が少なくなり、売上が減少していきました。
詳しく状況をお尋ねしてみたところ、どうやら理由の1つはお席に一緒に着いてくれるヘルプ(ヘルプのホステスさん)の接客レベルの低さだったようです。

これなら以前のお店とお給料が変わらない・・・と後悔するBさん。

エージェント

エージェントの見解

移籍前のBさんは、ヘルプの立場として頑張ってきたそうで、雰囲気を見てもBさんは売れっ子のヘルプの1人だったはずです。

ただこの頃、ヘルプの立場と係りとしての立場の役割はわかってはいるつもりで、頭のどこかに「お客様は私さえ居ればいい」という考えがあったのだとか。

それはそうと、今回移籍が失敗した理由の1つを
移籍先のヘルプのホステスさんについて、リサーチ不足だったことが挙げられます。

つまり、体験入店のときもヘルプのホステスさんについてよく観察しなかったのではと考えます。

自分が席を外しているときに、そのお客様を任せることのできるヘルプのホステスさんがいかに大切であるかという観点が抜けていたのです。

お客様はBさんを目当てに来店しており、そのお客様はBさんの係りになることで、Bさんとお客様のパワーバランスに変化が生じてしまったことも推察でき、そのため、前店で働いていたときのような初々しく爽やかさ溢れる接客から一変してしまい、お客様の足が遠のいてしまったというのもあったのではないでしょうか。

お客様達は、以前Bさんが働いていたお店に、かなりの頻度で足を運ばれているようです。

今回のBさんのケースは、移ったお店に問題があったというよりは、Bさんが係りとしての仕事をいまいち把握してなかったことで起こったミスでもあると言えるでしょう。

ヘルプとして売れっ子だったときの立場と、係りとしてお客様をご来店させる立場は大きく異なるものです。なにせヘルプの立場でお客様の席をそれぞれまわっているときは、さほど大きな責任がなく係りの仕事と比べれば気軽なものです。

メンバー等の指示で、お客様の席を移動していればよいのですから。

Bさんが以前働いていたお店のときは、良質な仕事ができるヘルプのホステスさんとして「引く手あまたの存在」であり、優位性を保ちながら仕事ができる立場を築いていたことでしょう。

このような優位性を築いている場合は、解かりやすく言えば「お客様はBさんにお席に着いてほしいため同伴をしてもらいやすくなるのです」

そして、係りのホステスさんも、Bさんにお席に着いてほしいので、Bさんに対して何かと忖度をしてくれるかもしれません。

これは「係りとヘルプの立場の逆転」と言える現象と言えるでしょう。

係りのお仕事をするホステスさんの立場になると、ご来店してくださった自分のお客様に対して、ヘルプの立場と異なる細かなアフターフォロー等が必要とされ、加えて、慣れ親しんでいない新しいお店にボトルを入れるのですから、お客様からしてみれば、ほんの数回の来店だと正直居心地がそこまで良いとは言えない状況であったかもしれません。

ですから以前Bさんが働いていたのお店と比較して

  • スタッフの対応
  • ヘルプのホステスさんの対応
  • ママやオーナー等との距離感を感じる
  • お店の全体的なサービスのクオリティ
  • お店の雰囲気

などが低く感じたのかもしれません。

同じ金額を使うなら、元のお店で飲んだ方が良いということになったのかもしれませんね。

自分が入店したときの窓口になった担当スタッフが早期に辞めてしまった

これまでに本当に多い実際のご相談です

自分が入店したときの窓口になった担当スタッフが早期に辞めてしまった

Cさん

友人の紹介で某クラブの若手スタッフさんと飲みにいき、意気投合したことで、当時のお店を辞めて今のお店に移りました。
 お店を移ってから2ヵ月くらい経ったある日に、突然その若手スタッフさんがお店を辞めてしまいました。
実は前からクラブの仕事には向いてなかったようでキャバクラに戻るとのこと。最後に「がんばってね」と私に一言残しただけで去っていきました。
あの時、なんだかポツンと取り残された気持ちになったのを覚えています。
– そんなことだったのなら私のことをお店に誘わないでよ ・・・ - 
と思ったものの自分はそのお店に残ることに。
数日後なんとなく苦手なタイプだと思っていたスタッフさんが私の担当になるとのことで、仕事だと割り切り挨拶を交わしたものの、苦手というか嫌いなタイプだということがわかってから・・・
働いていてどんどんそのお店に行くのが嫌になりました・・・。

こういうことになるなら以前のお店を辞めなければよかった・・・と後悔するCさん。

エージェントの見解

お店で働くきっかけとなった、窓口となったスタッフの責任は決して小さくはありません。

なにせ、そのスタッフを頼って働くわけですから。

ですので貴女を入店させておきながら、そのお店と関係を絶つというのは責任放棄となると言えば言いすぎでしょうか。

そしてこれは実際に合ったお話になりますが、窓口となったスタッフと意気投合をして入店をしたものの、何らかの理由でそのスタッフと仲違いをしてしまうと、さあ大変。徐々に冷たい空気の中で働くことになったのだとか。つまり気まずい思いの中で働くはめに。

こういう場合もやはりお店には居づらくなるものです。

スカウトマン
AGENT
こういう場合は貴女に相性の良さそうな担当者が選ばれればよいですね。

意気投合したとしても仕事は別物です。貴女がお店に移るきっかけをつくってくれた窓口になるスタッフは責任ある行動ができる人であることが望ましいはずではないでしょうか。

わたし達のような長年、店舗オーナーやオーナーママ、店舗責任者と信頼関係を築いてきたエージェントに任せることは実際とても大きな安心材料で、実績も積み重ねてきていることも大きな基盤となっており気分良く働けるはずです。

入店当初のコンセプトがたった半年ほどで変わってしまった

入店当初のコンセプトがたった半年ほどで変わってしまった

Dさん

以前働いていたお店をコロナで辞めて、その後1年ほどブランクがあったものの、お世話になっていたお客様とは連絡を取り合っていたので、働くお店が決まれば足を運んでいただけるものと自信はありました。
 ただ、私のお客様はご高齢の方が多いので、出来る限り前店と同じく静かで落ち着いているお店を選ぶ必要があるのと、既に私のお客様の係りがいるお店では働くことができないので、必然的に働けるお店は限られてきます。
 私は、ある新店(銀座の会員制高級クラブ)の社長さんとお話をする機会をいただき、
・お客様の被りについて
・お店のコンセプトについて
・自分のお客様に高齢の方が多いこと
を中心に尋ねてみました。
すると、どれも私が理想とするもので、私は、このお店で働くことにしました。
 そのときは、お客様が高齢の方でしたので、静かで落ち着けるお店を選んだ・・・はずでした。
オープンしたばかりのそのクラブは、どちらかといえばこじんまりとしていて、アットホームな雰囲気が漂うお店で、少し小さすぎるかなとも思いましたが、内装は白を基調とした素敵な佇まいが魅力的でもありました。
当初は社長やスタッフさんも優しく気を使ってくださり、お客様も喜んでくれました。
 ところが働いて半年以上経過したあくる日、ふとお客様が私にこうもらし始めました。
「お店が騒がしくて、なんだか落ち着かないんだよね」
私は正直気にもしていませんでしたが、頻繁に来てくださっているお客様が言うのですから、間違いないと思いました。
私は、社長にこのことを話すと「繁盛店はどこもこんなものだよ」と、言われ、そんなものなのかなと、それ以上は追求せず、自分を納得させることにしました。
 ところが、別のお客様からも「最近なんかお店の雰囲気変わったね」と言われるではありませんか。
それから、まもなく私のお客様の来店頻度が減少しはじめたのです。
私は危機感を覚え、来店しているお客様の様相を、じっくりと観察することにしました。すると、あることに気がついたのです。
それは、お席に座っているお客様達は、驚くほど若返っていて、ブランドのロゴが大きく入っているような服装が目立ち、お世辞にも品が良いとは思えないような「いでたち」のお客さんで占められていることがわかったのです。
それまでヘルプで席に着くことは少なかったせいもあり、周りをあまり見ていなかったのでしょうか。
こんなことになっていることに気がつかなかったのです。
上品そうな紳士とは遠く及ばない雰囲気のお客さん。
あきらかに年齢が若めのお客さんの来店が増えていたのです。
 詳しく聞いてみるとニュークラブや、ラウンジ出身のホステスさんも増えていて、彼女達のお客さんだったのです。
つまり、私のお客様は入店当初の落ち着いた雰囲気を気に入ってくれてご来店してくださっていましたが、半年以上経過すると、若いお客様が増え、その騒がしさに耐えられなかった・・・。

こういうことになるなら、このお店では働かなかった・・・と後悔するDさん。

銀座エージェントのスタッフ

エージェントの見解

新店は、オープン時のコンセプトがしっかりとしていても、実際蓋を開けてみると老舗クラブのような実際の経営と比較をすれば、遠く及ばないことが多々見受けられることがあります。

また、採用する女性のタイプや系統、出身店等によって、そのお店の特色が色濃く反映されます。

簡単に言えば、老舗のクラブ出身のホステスさんが多ければ、クラブとしての品質が保たれる傾向となりますし、そうでないホステスさんの比率が多く、話し方や所作のクオリティが低すぎたり、それらの女性が導入するお客様の層によっては、既存のお客様がご来店しにくくなってしまうことに繋がる場合もあるというわけです。

お客様は実際、自分が足を運ぶクラブに来店しているお客様の系統をよく観察しているものです。

特に高齢のお客様は、お店の客層を含めた雰囲気に居心地の良さを感じることが少なくなく、自分が落ち着けるお店かどうかを、慎重に判断していたりすると聞き及んでおり、社会的な立場や地位があればなおのことなのだとか。

貴女のことを応援してくれそうなお客様が、老舗の会員制高級クラブの良さを知っているお客様だったり、高齢のお客様だったりする場合は、ひとまずオープンしたばかりの新店を避けるという選択肢もあり、客層、採用する女性の傾向と比率なども確認するべきですが、経営者やママの考え方次第でガラッとコンセプトが変わってしまうので、あらかじめ大事な部分は念を押しておくことが基本になります。

危うく自分のお客様にならない可能性があった上にママと気まずい関係の中で働けるのか不安

これまでに本当に多い実際のご相談です

危うく自分のお客様にならない可能性があった上にママと気まずい関係の中で働けるのか不安

Eさん

慎重に話をすすめて決めた移籍先のお店との最終段階で、自分のお客様のリストを提出し、お客様の被りがないかを調べていただきました。
 少数の太客ですから、もし被っていたなら移籍は諦めようと思っていました。
しかし、結果は自分の太客のお客様の被りが全くないということで、私は安心して移籍を実行に移すことにしました。
さっそく入店し2週間後に、太客の1人であるDさんが来店してくださいました。
ところが、Dさんが来店した際にお店のエントランスで、ママがDさんを見て「あらぁお久しぶり」とママは大喜です。
 Dさんはかれこれ7年ほど、このお店に来店がないばかりか、自分のボトルが入っているメインのお客様ではない枝のお客様であり、同様にメインのお客様の来店もなかったため、ボトルも既に流れ係りはいないと聞いていました。
はたして、ママが本当にDさんのことを覚えていたかどうかは不明ではあります。
 私は、このDさんと頻繁にやり取りをしていて、Dさんも私も、この日を楽しみにしていました。
そんな私を余所に、ママは、あたかも自分が係りであると言わんばかりにDさんと楽しげに話していました。
 幸いボトルを入れてくれるときにDさんが私に話をふってくれたので、私の立場は守られましたが、私は気まずい気持ちと、いささか係りがママになってしまうのではないかと、不安な夜を過ごしたのです。
後日に社長とママと私で話し合いになり、売上の折半を提案されましたが、私は断固拒否しました。
なぜならDさんは、私が長年信頼関係を築いてきた方で、今回は私によって足を運んでくださったことは明白であり、一歩たりとも譲れるものではなかったからです。
 1週間ほど経過し、Dさんは正式に私が係りとなりましたが、この件で私はそのママと気まずい関係が続いています。
きっと社長さんとママさんとの話が長引いていたのでしょう・・・。
しかし、私はDさんの係りが被っていないということを聞いて移籍をした事実があります。
ですので、折半を提案されたときは、正直ガッカリしてしまいました。
せっかく新しい気持ちで働きたかったのに、ママとの気まずい距離感は正直感じの良いものではありません。

こういうことになるなら、もっと係りのルールについても詳しい話を聞いておけばよかった・・・と残念そうなEさん。

スカウトマン

エージェントの見解

銀座の会員制高級クラブの業界を知る一般的な常識からしてみると、さすがに5~7年もの年月ご来店がなければ、例外を除きボトルは流れているものですし、担当(係り)を外れていることがほとんどです。

これだけの年数が経過しているのに「私のお客様である」と言い切るタフさは流石であるとは言え、さすがに「永久係り制」を言い張ってみても、かなり強引でありましょう。

というわけで、お店によっては、ママとお店のパワーバランス次第で、ルールが改変されてしまう場合もあるようで注意が必要で、もしEさんが弱腰であれば、このお店のママのお客様になっていたかもしれないのです。

少し向井理に似てる男性
AGENT
ちなみに、ママは雇われママだったようです。

ところで、これは余談ですが
移籍の際には自分のお客様のリストの他に、自分のお客様になりそうな人を、たとえ薄い縁だとしても、そのリストも提出しておいて損はありません。

というのも、1度や2度程度の名刺交換しかしたことのない、全くノーマークだったお客様が来店してくださるケースがないとも限らないからです。

また、今回のように想定外のことが起こる状況の多くは、お客様のリストを提出した際に、枝派(メイン客に連れてこられたお客)のお客様は過去にご来店したことがあるかどうかが不明であることが多いという点で、お店からは、台帳に記録がないため「〇〇さんは貴女の係りでOKです」よと、報告を受けることでしょう。

このような「枝派のお客様の可能性」場合、今回のケースが生じる可能性も踏まえ「枝派のお客様で誰かが名乗りを挙げてきた場合、しっかり対応してくれますか?」と、できれば担当ではなく社長(決裁権を持っている代表)に約束を取り付けておくことが望ましいでしょうが、実際、このようなところまで踏み込んでお話をするのなら、私たちエージェントがお力になれるはずです。

信頼できそうなお客様が来てくれず、見込んでいた売上がつくれない

これまでに本当に多い実際のご相談です

信頼できそうなお客様が来てくれず、見込んでいた売上がつくれない

Fさん

約半年程度働いていて比較的に普段からお客様には可愛がられている方だと感じていたので、なにげにクラブでの接客業には自信がありました。
ある日、そろそろお客様を連れて他のお店に移ればお給料UPに違いない!と単純ですが思っていました。
目星をつけたお店に自分で応募をし、面接をして、働いていたお店には内緒で体験入店を済まし、わりかしスムーズにお店を移ることができました。
入店後にはスタッフさんに期待をされていたのもあったし、全ては順調な滑り出しだと思っていました。
ダイレクトメールを出させていただき、後はお客様のご来店を待つだけです。
しかし、いくら待てどもお客様の来店の予定はなし。
心配になり、ぶっちゃけ数少ないお客様に連絡をしたところ驚愕の返答が!
「すまん。いけなくなった」・・え?
たったそれだけ?うっ・・・ひどい・・・。
数週間後、日給の見直しをされました。

こういうことになるなら以前のお店を辞めなければよかった・・・と後悔するFさん。

銀座のクラブのスカウトマン

エージェントの見解

お客様との信頼関係が本物であるかどうかは日頃からの見極めが必要になってきます。

間違った判断による思い込みや、過大評価がこうした見込み発進へと繋がり、大きな失敗へと発展してしまうこともあります。

「私がお店を移ればあの人は来てくれるだろう・・・」との見込み要素の空想は博打(ギャンブル)になってしまいます。むろん、そんなことを言ってしまえば、多くの経済活動は博打(ギャンブル)要素があると言えるのですが・・・。

だからこそ「掴みはOK」と言えるぐらいの確信が必要です。

また、とあるお店に来店されているお客様は、ママや店舗オーナーへの信望を厚く持ち合わせているせいか、このようなお客様達は他店でお金を落とすことを良しとしない風習があることも。

つまり、お客様がそのお店の店舗オーナー等に忠誠を誓っているというわけです。

そればかりか、Fさんが前店に気付かれずにコッソリお客と連絡を取っていることも店舗オーナーや係りの女性に筒抜けの場合もあり、場合によっては、そのお客様がFさんのお店に行ってもよいかどうかの判断を店舗オーナー等に委ねることもあるといいますから

どうやら、お店で知り合ったお客様がどのようなお客様なのかを、鋭い洞察力で見極める必要がありそうですね。

たとえば

  • ママのお客様なのか
  • ベテランホステスさんが担当しているお客様なのか

それとも

  • 店預かりのお客様なのか

こういうことを、しっかりと把握しておくことが重要です。

美意識高めな女性
元ホステス
当のご本人は「この人は私のお客になってくれる」と思ったかもしれません。ですが、そのお客様からしてみれば、ただのリップサービスだったかもしれませんよ。
加えて、詳しい理由はここでは記しませんが、絶対に掴めないお客様もいますから見極めが必要ですね。

つまり、お客様との本物の信頼関係を築くことでしかこれらを解決することは不可能なのではないでしょうか。

どんなに貴女がお客様の導入に自信を持っていても、何事も確実で絶対というものは存在致しません。

とかくお客様からの応援を獲得するためには、慎重に慎重を重ね、少しずつ絆を築いてゆくことが求められます。

また移籍に際しては、平均して現在のお客様の約3割前後は来店しないと考えておくべきという考え方もあり、となれば7割以上のお客様が来店したら万歳三唱する価値があると思っても良いでしょう。

銀座の会員制高級クラブへ移籍をされるのなら、銀座エージェントにお任せください。

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