清らかな表情づくりは日常の心がけから既に始まっています
既に貴女は、本章の「素敵な表情の基礎をつくる表情の美学・初心編」に掲載されていることを、ご実践されているはずではないでしょうか。「優れた人格」をお持ちの貴女だからこそ、本章をお読みいただく必要はございません。
ですが「はたして自分はどうなのだろうか」と感じたのなら、もしかすれば、本章には貴女への手助けとなる、ほんの小さなヒントと出逢えるかもしれません。
「素敵な表情の基礎」とは「原初の顔つき」を明確にする核(コア)となる部分を含みます。
「原初の顔つき」とは
一番最初に相手に与える印象も含みながら、第二、第三と次回の印象にも関係しており、かすかな印象だった印象が「より明確な印象への固定」の段階に移行します。
ちなみに、「明確な印象へと固定」が確固たる固定となるわけではなく、その都度、上方修正及び下方修正の調整がおこなわれます。(むろん表情だけではなく、会話なども加味されることになるのは言うまでもありません。)
たとえば、第一印象では
・この人はしっかりしてそうだ
・この人は凛々しいな
・この人は華やかそうだ
・この人は明るいな
・この人は快活だ
etc.
一方で
・この人は機嫌が悪そうだ
・この人は棘がありそうだ
・この人は疲れてそうだ
・この人はズルそうだな
・この人は遊んでそうだ
etc.
このように相手は瞬間的に第一印象としての貴女を認識しはじめることになります。
このときに、人の好みやタイプによって「好感度」に調整がおこなわれます。
これらの印象次第で、相手の貴女に対する「優先指数」が概ね結論付けられることになるでしょう。
しかし、これはあくまでも第一印象であり、会話や日頃のコミュニケーション次第で「優先指数」が上昇、もしくは下降することにもなります。
「優先指数」とは
たとえば、貴女のことを最大限理解に努めようと判断させる指数のことで、この指数が高ければ高いほど、相手は貴女に対して出来る限り誠実な対応、もしくは希望に応えようと心がけることになります。
ちなみに、誠実に努めない人が、不誠実な対応をするかというとそうではなく、「ていのいい相づち」「リップサービス」「はぐらかし」などの対応で、水面下では「応じない姿勢」を試みることになります。
つまり
この指数が低ければ低いほど、相手に思い通りに動いてもらうことは困難です。
ですから
「原初の顔つき」に大きく関係を果たす「素敵な表情の基礎」も重要であるわけです。
素敵な表情とは素敵な人から。
では顔のつくりが整っている人は有利であるのか。
たしかに有利であることを否定できる者はなかなかお目にかかれません。
しかし、その有利さを活かしきれずに没落への道に下降する人があとを絶ちません。
なぜでしょうか。
よこしまな考えに大きく支配され、いつしか「金」「金」「金」となれば銭ゲバ化する女性もいるようです。
これが正しいかどうかはわかりません。
しかし銭ゲバの雰囲気漂う表情となるようなのです。
加えて
本来支えてくださっているお客様のことを財布としか見ることができなくなった女性もおられるのだとか。
これが間違っているかどうかはわかりません。
しかし上流社会を司る紳士たる者の目を誤魔化すことはできないとのことです。
1つ言えることは、私達はいつでも素敵な人を望んでる。
そして、素敵な人がどの業界であれ、待ち望まれているものなのです。
表情は、「お人柄」であり、「おもてなし」であり、「まごころ」であり、真の貴女として印象付けられます。
本章では、その基礎であり土台となる考え方をお伝えさせていただきます。
豊かさあふれる表情は貴女にこそふさわしいはずです。
競争
競争の中、いわゆる競争の世界(競争のある業種)に身を投じるならば、結果的に優位である立場の者と、劣位である立場の者にわかれることになり、これを悲しい現実であるという見方をする人もおられます。
近年、大企業での就職採用傾向としては、仕事ができる人であるのはさておき、職場の人たちと調和の取れる和やかな性格の人が採用されやすい傾向であるとのことです。
つまり、相手と競いでギスギスするのではなく、淡々と自分の職責を全うしつつ職場の人たちと仲良く和やかな関係を築ける人が望まれているというわけです。
平等の世界で争いのない素敵な世界、素晴らしい社会を望んでいる人たちは多いはずですが、実際に目に見えるこの世界の現実はどうでしょうか。
たとえば
成果によって給与報酬の金額が変化する成果主義型の業種は、成果貢献によって判定されることが大半で、報酬金額に格差が生まれ、優位者が存在しはじめます。
特に順位のつく仕事であれば、1位や優勝というものは、おおかた1人、1団体のみが獲得できるものでありましょう。
ですので1位が30名というわけにはまいりません。
このように
綺麗ごとだけでは成り立たない社会であるのではないでしょうか。
さりとて
あまりにも、突き抜けた存在となれば、よもや敵無しとなればこそ、読んで字の如し「無敵」の存在となり、そこには争いとは無縁の世界が拡がっており、その者には誰もが追いつけず、手の届かない存在となり、争うことよりも仲良くすることがメリットが多いとあらば、そこには競争というシステムが存在できないわけです。
とはいえ、本当にそうでしょうか?
競争とは無縁の世界、いや、競争とは無縁の存在となりえるのでしょうか。
若かりし頃、周囲から優位か劣位かを見定められ、それは人と関わり始めた頃から本人の自覚なしに知らぬ間に、その環境に放たれるのです。
この世に生を受けたのならば、このシステムを避けることはできないのかもしれません。
であるならば
競争の原理を知り尽くした上で、競争の世界の存在を潔く受け入れ、自身を磨くことが理にかなっていると言えるのではないでしょうか。
つまり、貴女にお伝えしたいことは
貴女が既に競争の中に存在している事実を受け入れ、競争を否定的に捉えることを諦め、この地球上で唯一の存在である己自身を磨くことで、優位を勝ち取っていただくことが、貴女自身を助けるということです。
その場所こそは
銀座という街の一角にある、会員制高級クラブであるやもしれません。
業種は接客業になります。
貴女にとって、その業種は天職であるやもしれませぬ。
競争とは、「明るく」「爽やかに」「和やかに」「自分自身との競争」であらんことを。
このような日常でのひたむきさが、貴女の表情に燦然たる輝きを与えてくれるのではないでしょうか。
勝利
勝利とはなにも「相手と競り合って優位」だったときとは限りません。
- 目標に近づいた
- チャレンジしたことが、少しでもできた
- やってみたら、うまくいった
- 面白いと感じた
- 相手が喜んでくれた
- 自分の中で、うまくいったと感じた
- 仕事が「快」に感じる
ほんの些細な「快」であるとも、もはや成功体験であって「勝利」だと言えるでしょう。
ときには
- 自分との約束を果たせた
- めんどうだと思えることから目を背けずに立ち向かえた
- 鏡に映っている自分の表情がなんだか楽しそうに見える
このような些細な体験も「勝利」と言えるのではないでしょうか。
これらの勝利の積み重ねが、日々の充実感となっていくはずで、このように充実感の中で日常を過ごしていると、日頃から見過ごしていた「感謝」できることに囲まれていたことに気がつけるのなら幸いなのです。
たとえば、貴女の身の回りにいませんか?
- 自分のことを可愛がってくださっているあの人
- いつも自分の身を案じてくださっているあの人
- ちょっと頼りない自分なのに頼ってくれているあの人
感謝は飢餓感を跳ね返し「豊か」な感情のスイッチを入れてくれるでしょう。
日常から「あれもない」「これもない」「なにもない」と感じながら、今ある「豊かさ」に気がつくことができなければ、近い将来において、飢餓感が刻み込まれた表情を形成するやもしれません。
伝承
仕事上で必要とされる高度な技術は、自分自身で考え、自分自身で試行錯誤(トライ&エラー)しながら学び、獲得していくのが一般的でありましょう。
加えて
優れた技術を有した人物を参考にさせていただきながら、真似ながら学び、その技術を自分自身に搭載していくこともあることでしょう。
いま挙げたことを実践し「大成」する人がおりましょう。
ところが、大成のさらに上の「覚醒」を実現してしまう人がおります。
それは、第三者の「意見」「指摘」「考え方」「提案」に対して聞く耳を持つ人でもあります。
近年、この第三者の「意見」「指摘」「考え方」「提案」の発言を、うとましく感じたり、余計なお世話であると一蹴したり、はたまたパワハラであると弾劾することもあるのだとか。
近年のこの潮流は誠の正義として捉えられている傾向が高いということを前置きさせていただいた上で
この第三者の「意見」「指摘」「考え方」「提案」が、万が一にも正しい内容であったとした場合、聞く耳を持たずに一蹴してしまえば、自身が向上する機会を自らの判断で失ってしまうことがあるということも知っておかれるべきではないでしょうか。
せっかくよかれと思い「指摘」をしてくださっているのに、当の本人がその指摘をネガティブな思考で捉えてしまえば、珠玉のような内容の指摘であっても、それは美しいダイヤモンドであることを気づかないままに泥の中へ投げ捨てていることと同じなのです。
ここで話をもとに戻しましょう。
伝承とは
人から伝えられ託され受け継いで後世へ(未来の後輩)伝えられてゆくことです。
成功者の中の成功者である、僅か一握りの成功者の大半が「伝承」によって「覚醒」を果たした者達であるのです。
ある人は「指摘」され教わり、教わったことを心から感謝を示し、尽くしていくことで、次の段階の「指摘」をされるに至ったそうです。
そこには謙虚な気持ちがあり、磨いていただくことを「ありがたい」という気持ち、ときには厳しくもあった内容であれ、丸ごと飲み込みながら取り入れていく潔い姿勢こそが師の心を打ったのです。
数年後
貴女が師となったそのときこそ、どんな人に、貴女が培った珠玉のような価値ある教えを「伝承」したくなるでしょうか。
むろん伝承せずに、生涯を完遂させる人もおられましょう。
これは、師の立場となった者が辿る裁量であり選択の行使であります。
このとき、貴女は成功者としての表情を兼ね備えているやもしれません。
恩義
この世は非情でありドライでしょうか?
そんなことはありません。
某ドラマの有名なワンシーンに
「施されれば施し返す恩返しです」
という言葉がございます。
これは一流の人たちの中では、当然の考え方です。
いま貴女は生かされています。
と聞けば、「そんなことはない。私は自分の力で生きています」と思うでしょうか。
間違ってはいません。
ですが、少し目を広げて視野を拡大させてみればいかがでしょうか。
たとえば
貴女がいま触っているスマートフォンは、それぞれ多くの会社の高精細な部品達で構成され1つのスマートフォンが完成しています。
その部品の1つ1つには、大勢の人たちの手によって設計され製作され誕生したもので実は貴重な作品なのです。
たとえば
当たり前のように使っている電気は、多くの送電線を渡って貴女の自宅に届けられています。
貴女の身近にある全ての現象が、大勢の人たちの手によって支えられた証なのです。
そう考えたとき
感謝を通り越して「恩義」を感じ、言い尽くせぬ感情が沸き起こりませんか?
話したこともない、もちろん顔も見たことがなく
誰なのかわからない人たちの「お陰様」をもって自分の生活の全てが成り立っていることに驚愕しませんか?それともあたりまえのことでしょうか。
「そんなことを考えればキリがないでしょ」
と仰られるかもしれません。
こんな世の中です。
それも致し方ないことです。
しかし、この世の僅か一握りの「人格者」と言われる「徳」を積み上げている人たちは、この「恩義」を忘れずに感じながら日常を過ごしているわけです。
つまり「感謝」です。
この「感謝」の気持ちが、自分が豊かであることを実感させてくれるわけです。
この豊かさの実感こそが、真の爽やかな「表情」に繋がっていくことをお知りください。
貴女はその「人格者」を今は知ることはできないかもしれません。
しかし、もし貴女がこの世の僅か一握りの「人格者」となったのなら、このような人を引き寄せるでしょう。
このとき、貴女は人格者としての表情を兼ね備えているはずです。
つくられた表情ではなく清らかさから生まれる超自然的な表情は険がなく艶やか
全ての行動、全ての思考、全て感情、その全ての悉くが影響を発し表情の形成に繋げます。
貴女に影響を与える出来事によって
貴女の感情を表情へ繋げ、貴女という存在を表現させるわけです。
たとえば貴女は
相手からの何かしらのアクションに対して、反射的に瞬発力ある数十の表情筋によって表情を形成しようとしますが、うまく機能していない場合もあるようです。
そんな場合は、慢性的に硬化してしまっている表情筋の存在があるかもしれません。これは非情に厄介で、一般的に表情が暗い印象を与える人も、慢性的に硬化している箇所の表情筋によるものかもしれません。
また、感情と表情筋のシンクロ率が極めて低い人も、感情は「快」の状態なのに、表情筋に反応が薄いという場合も確認できています。
また、日常からイライラしている人は、そのような表情へと硬化しやすく
笑顔になる感情のときにしか動かない表情筋がある一方で、イライラや怒りの感情のときに負荷がかかる表情筋があります。
貴女は美人さんなのに、もしもいつも冷たい表情となっているのなら、その表情が貴女という存在をカタチづけます。
表情は、コミュニケーションの要となるはずではありますが、昨今の「コミュニケーションはSNSなどで事足りる」という主義の持ち主もおられますから、一概になんとも言えません。
ですが、リアルコミュニケーション中心で仕事が成り立っている人は、表情は重要性を増すでしょう。
特に対面型の接客業なんかは、瞬間的な印象が表情によって左右されるはずです。
コロナ禍以降は、マスクを装着をしながらの接客が大半でありましょうから、表情は関係ないと考える人もいるかもしれませんね。
なんにせよ、冒頭で申し上げたとおり
全ての行動、全ての思考、全て感情、その全ての悉くの影響によって、今の貴女の表情を形成します。
まずは明るく、温かく、和やかな気持ちの中で日常を過ごされることです。
つまり、表情は日常からつくられるわけです。
銀座の会員制高級クラブのことなら銀座エージェントにお任せください。