この内容は、これから移籍をしようと考えてる女性、将来的な目標を「お客さんをつくって移籍して収入を爆上げしたい!」と思っている女性に役立つ内容になっています。

お客さんの来店目的は「貴女」なのか、「お店」なのか、「ママ」なのか
今のお店でゼロヘルプに近い状態で売り上げを作っている場合、移籍を考える上で、お客さんが来店している目的が貴女本人なのか、お店なのか、ママなのか、係のお姉さんなのかは重視しておくポイントです。
お客さんが来店する理由として、安心材料、目的や動機、日常のルーティンなどを、ある程度は把握しておくことをオススメします。
仮に、同じ三百万円の売り上げでも、内訳は諸々異なります。貴女だけで作れた売り上げではないことがほとんどです。これはチームプレイと言えることです。
たとえば、接待でそのお店を使うことで縁起が良いと考えているケースがあります。お客さんがお店に絶対的な安心感を得ているから来店しているケースもあります。先代からの人間関係で来店しているケース、付き合いで来店しているケースもあります。
実は、ママに顔を出すために来ていたお客さんというのもあります。最近入店したばかりの新人さんがこまめに連絡をしている影響で来店していることもあります。
仮に、貴女のことを気に入ってくださっているお客さんであれば、店名が変わっても予定を入れる可能性があります。これについては特に問題はないでしょう。
ただし、貴女が目的で来店しているように見えても、それがダミーではないかどうかを、何度かテストしておく必要があります。テスト方法はさまざまです。ここでは記載しません。口だけ番長の調子の良いお客さんのケースもあります。お客さんの饒舌なリップサービスを決してなめてはいけません。

一方で、お店に結びつきの強いお客さんは、移籍後に動きが鈍ります。特に、長年の安心感で来店していた場合、突然そのお店に行かなくなるということはほとんどありません。この場合、貴女が移籍しても、お客さんは今まで通り前店に足を運び続けることがあります。
もう一つ注意したいのが、隠れママ推しのお客さんです。このタイプのお客さんは、表立って他店へ行かないことがあります。また、お店を辞めた女性に次のお店へ誘われた場合、律儀にママへ報告するというおまけつきです。
その女性がママに好かれていたならまだしも、そうでなかった場合、ママの些細な一言に配慮して、そのお店に行かないこともあります。これは、ママではなく、係のお姉さんにも同様のことが見られることがあり注意が必要です。
貴女と仲良くやりとりをしていても、お客さんが本当に守っていたのはママとの関係だったということはあります。ボトルを入れた理由も、長く座った理由も、貴女個人への評価だけではなく、ママへの挨拶や付き合いだった可能性があります。
たまに「ママと相性が合いませんでした」という女性がいますが、ママと仲良くしていないと、移籍の際に快く思われないことが多く、お客さんもこれを察します。これは少し考えればわかるはずです。
移籍時の辞め方が不自然だったり、違和感を感じさせる辞め方だったり、つまり円満ではなかった場合、移籍先の担当者から「お客さんを引っ張ってこれるのか、いわゆる実力」を心配されることもあります。
実際、こういう場合は食うか食われるかの戦いになっていることもあり、油断はできません。強力なカリスマ性を備えたママのお客さんをもぎ取ることが難しいケースもあり、人間関係は把握しておくべきです。
移籍で収入が高くなる女性は、お客さんの動向をしっかり見ています。誰が貴女に直接連絡を返すのか。誰が貴女との食事を理由に動くのか。誰がママに挨拶するために来ていたのか。誰が会社の接待先としてお店を選んでいたのか。誰が係のお姉さんとの関係を守っているのか。そこを分析しながら移籍を考えます。

一方で、収入が下がる女性は、リクエスト、同伴などを自分の力だけと見てしまう傾向があります。けれど、高級クラブで作られる飲食代金は、その女性ひとりだけで作られているとは限りません。お店の名前、ママの顔、係のお姉さん、スタッフの案内、接待の使いやすさまで含めて成立していることがほとんどです。
とまあ、ネガティブな心配材料を幾つか挙げさせてもらいましたが、慎重さがないよりは、石橋を渡る慎重さがあっても決して損はありません。
あてにしていたお客さんが全くふるわない。これは移籍ではあるあるだからです。
普段から低姿勢かつ狡猾に、獲物を狙いながら猫のような可愛らしさを身に着けることが重要です。

移籍先のお店の来客状況を入念にリサーチする
あるお店でこんなことがありました!
移籍先のお店を見るポイントは、店内が混んでいるかどうかではなく、そのお店で自分が売り上げを作れるかどうかです。
つまり、比較的簡単にお客さんの座る席を確保できるかどうかも大きく関係してきます。
同じ満席でも、中身はまったく違います。極端な例で言えば、ママのお客さんでボックス席がほとんど埋まっていて満席に見える状態。古くからいる在籍女性のお客さんで埋まっていて満席に見える状態。接待利用で毎週同じ会社が使っていて満席に見える状態。お店によってはスタッフ経由の紹介客が多く満席に見える状態。
外から見れば同じに見えますが、移籍した女性が入店した際に、席が確保しやすいかどうかはまったく違います。
特に、お客さんの係を経験したことがない女性は、席が確保できずに右往左往することがあります。極端なことを言ってしまえば、営業中に席を予約できず、お客さんを帰してしまうこともあります。
短気なお客さんの場合、待つことを嫌い、他店へ行ってしまうことがあります。気の長いお客さんであれば問題はありませんが、中には席がないことを理由に、当面行かなくても大丈夫だと判断するお客さんも確認できています。これは単に、信頼関係の構築が浅かったことによるものです。
お客さんの好みや傾向を把握しておかないと、オレはこの店には来たくない、ということが起こることすらあります。もちろん逆も然りですが、アテにしていた太客にこれをされると、かなりしんどい戦いになりますので、慎重な視点が必要です。

来客状況のリサーチで重要なもう1つのポイント
来客状況のリサーチで重要なポイントは、自分のお客さんがかぶっていないか、常連客の傾向がどうなっているか、客層の中に自分がヘルプとして着けそうなお客さんがいるかどうかです。
新店がなぜ魅力的かというと、そこが新天地になりえる可能性を秘めているからです。ところが、移籍先に自分のお客さんがすでに出入りしていた場合、そのお客さんが自分の数字として扱われるとは限りません。
たとえば、元々ママのお客さんで一年間来店がなく、一般的であればそのお客さんの係はキープボトルもろとも流れるようなケースでも、ママのお客さんはママのお客さんのまま。こういうお店があるので要注意です。ほかにも見るポイントはいくつかありますが、クレームが来る可能性があるため、ここでは書きません。
常連客の傾向も重要です。優良級の常連客指数が高いと、掴むのは困難です。不可能ではありませんが、競争率が高く、自分のお客さんにするには時間がかかります。もちろん、一日の体験入店でそこまでわかるはずがなかろうです。
客層についても、風貌だけではわからない傾向があります。名のあるお客さんの来店はあるかもしれません。ですが、移籍の場合に見るポイントはそこではありません。自分のお客さんの来店がない場合、自分がヘルプとして着けそうなお客さんがいそうかどうか。つまり可能性です。
一般的には、どんなお客さんが来ていますか、という視点で客層傾向を聞きます。当然お店側は、うちは〇〇物産、キー〇〇スなどのエリートも来ています、などと静かに誇るでしょう。ですがそれが貴女に意味はありますか?貴女の得になる確率はどうでしょうか?企業名を聞いて喜ぶのは筋違いかもしれません。貴女のお客さんになる可能性のあるお客さんの存在の有無を見極めることは重要です。信頼できる紹介者を頼ることも検討するべきです。

移籍先に自分の可愛がっているホステスと一緒に移るというケース
これは、自分のお客さんのヘルプについてもらうためのヘルプの女性ですね。このようなケースの場合、そのヘルプの女性のことも考えてあげる必要があります。
よくあるケースが、そのヘルプの女性がわりかしマルチな魅力を持ち合わせ、貴女のお客さんの来店がなくても、貴女以外のお客さんの席でもヘルプができるかどうかを把握しておくことです。
つまり、もしそのマルチな魅力を持ち合わせていないヘルプの場合、貴女専用のヘルプであるわけです。これが何を意味するかというと、貴女のお客さんの来店がなければ、そのヘルプの女性は見せ場がありません。つまり仕事がなくなり、干上がるのです。
するとどうなると思いますか。日給を下げられるかもしれません。もしくは出勤調整になり、彼女は辞める選択をしなければならない立場へ追いやられるかもしれないのです。すると貴女専用のヘルプがいなくなるので、やはり貴女にとって不利な立場となる可能性を高めます。
もちろん年齢が若いうちは、これも「成功のための失敗」として、のちの教訓として活かすことも可能です。ですが三十代すぎで、この失敗によるダメージは見過ごすことのできない規模になるので、移籍を視野に入れてクラブで働かれる女性は、移籍先の来客状況を甘く見ない方がいいです。

経営手法が頻繁に変わるお店は移籍先としてリスクが大きい
先の章でも伝えましたが、ここではさらに詳しく深堀りしたいと思います。
長年見てきて思うのは、銀座に降り立ちまだ年数が浅いお店が、いわゆるやらかすのが、経営手法をコロコロ変えることです。
経営陣、または経営者は、どうすれば売上が上がるのか、どうすれば仕事のできる女性が集まるのか、どうすれば有名店になれるのか、概ねこのような理由でいろいろと試行錯誤をしたいわけですが、働いている女性のことなどおかまいなしです。
正直たまったものではありません。
これは、実際に経験した女性たちからよく聞く言葉です。
つまり、彼女たちはハズレを引いたわけです。
しかも、経営方針を刷新したことを理由に、広告料やスカウト料を未払いにする店もあります。こういうお店は、女性の給料についてもシビアです。さも正当性があるように、後出しでノルマをつけて給料から引こうとします。
つまり、このような傾向のお店は、一貫性がなく危うい可能性が高いです。だからこそ、長い期間を見ないといけないのです。ちょっとしたトラブルで経営方針を変えるようなお店は、ハズレである可能性が高そうです。
不景気になったとき、お店がどう対応するのかも見ておく必要があります。どっしりかまえて動じないのか。なんとか出勤数を調整しながら辛抱するのか。こういうポイントをじっくり見ています。
これはスタッフにも言えることです。短期間でコロコロ動く幹部や黒服は、よほどの正当性がない限り危ういと思います。
第一、このようなスタッフに女性を担当させたくはありませんので、水面下で配慮します。
もちろん出世欲を否定は致しません。ですが、責任を放棄するケースもあります。担当されていた女性は、スタッフが辞めたことで、それまで作っていた連携が無駄になってしまいます。
お店も見ないといけませんが、人も見なくてはなりません。
見極めは簡単ではありませんが、日ごろからよく観察をする必要はありますね。

コンセプトを試行錯誤しているお店に、移籍女性が巻き込まれる危険
高待遇の条件を提示され、意気揚々とお店を移ってきたA子は、このお店が新天地であると信じて疑いませんでした。
移籍して二か月後、そのクラブはキャバクラになりました。これは実際にあった話です。
キャバクラ化。
これはなにも、キャバクラが悪いわけではありません。
クラブのシステムのお店がキャバクラになるのが悪いわけではありません。
クラブだと思い、ここで結果を出そうと思って移ってきた女性に、大きな不利益を与えることが悪いのです。
たとえば、どのような不利益があるのか。
- クラブだからこそ来店しているお客さんが、キャバクラ化によって来店を控える
- システムが変更になったことを、担当ホステスまたはスタッフがお客さんに説明する手間が発生する
- キャバクラ化によって、再度店を移る労力が発生する。ごく短期間で店を移ると、お客さんが付いてこなくなる確率が上がり、結果的に移籍先で売り上げが下がる
- 場合によっては、モチベーション低下による生産性の減少が起きる
- 残留という選択肢もあるが、お店が積極的にキャバクラ傾向の女性を入店させるため、ヘルプの顔ぶれは変わる
- 客層があからさまに様変わりしだす
- 係制ではなくなり、フリー指名制になることで、自分のお客さんであることの保証がなくなる。つまり、誰でもそのお客さんから自由に本指名を奪えるチャンスを手にすることを意味します
クラブとキャバクラはシステムが異なるのに加え、女性の働き方にも大きく差があるので、相容れないのです。
歴史があるクラブがなぜ特別視されやすいのかというと、まさにここです。
だから、安心なのです。
- 会員制高級クラブのシステムを一途に貫くこと。
- 不義理のない健やかな人間関係を築くこと。
- 紆余曲折を経ながら、辛抱強く企業努力を重ね、良いときも悪いときも経営を続けること。
- 働く女性に対してリスペクトを持つこと。
- この経営姿勢を、銀座の人たちが見ています。
だからこそ、銀座に足を運ぶお客さんを始めとして業界関係者たちの見方が変わるのです。
クラブは働く女性に対して、クラブとして経営するということを絶対的に担保しなければなりません。
それは生半可なことではないと思います。
もちろん、キャバクラにも同様のことが言えます。
キャバクラがクラブになったら、あまりにも違和感だらけですから。
つまり、会員制高級クラブのシステムを一途に貫くお店を、我々銀座エージェントは紹介することを意識しているのです。
それゆえ、本物とよばれる高級クラブはあまりにも少ないわけです。

有名クラブなのに経験者から避けられるお店の特徴
幾つか挙げておきましょう。
まず、客層が若すぎるお店です。
本来のクラブを知っているベテランのホステスさんの大半は、選択肢には入れないと思います。もちろん好みが分かれるところです。
次に、ラウンジなどから移籍してきた女性にくっついてきた、質の悪いお客さんが多いお店です。
こういうお客さんのヘルプは大変であることが多く、仮に貴女がヘルプで席に着かなかったとしても、貴女のお客さんは違和感を感じるかもしれません。どうしても働きたいなら、個室を完備しているお店をオススメします。
次に、どんなことで収入を得ているかわからない起業家ばかりのお店です。
つまり、一部のキャバクラに来店傾向の高いお客さんが多いお店のことですね。
次に、たまに報告があがる母体がキャバクラ経営のお店です。
これは一概には言えませんが、比較的規模の小さい会社が多い傾向に見られ、経営不振になると、平気で営業体制を変更する会社があります。売り上げ低迷にしびれを切らしたオーナーが、クラブからキャバクラへシステム変更をしたり。これは過去、いや、定期的に聞く実際にあった話です。
加えて、有名店だけど人を平気で使い捨てにするお店があるということも知っておくといいでしょう。けっこうえぐいです。
つまり、有名であることが正義ではありません。
貴女に最適な環境が正義なのです。これは曲げられない事実です。

ただし、弘法筆を選ばず、ということわざにあるように、本当に力のある女性はどのような環境下であっても実績をつくることができるのは確かです。
たとえ難アリのお客さんであっても、そのお客さんですら懐柔させます。
正しい環境を選べば、お客さんからのチップだけで生活も可能です。
つまり、したたかに仕事をする。これだけです。勝ち組の側に立つ人は見る世界が輝いています。

ヘルプとしての評価をどう見られているかを知る
自分のことを
売り上げだけに期待されているのか、実はヘルプ性も期待されているのか、それとも売り上げとヘルプ性のハイブリッドなのかは、あらかじめ把握しておくべきです。
特に、売り上げをつくる自信が薄い場合は、お店が自分のヘルプ性をどう評価しているかを把握してください。
思っていたような売り上げができない場合は、ヘルプの仕事が貴女の保険となります。
つまり、売り上げが凹んだときは、ヘルプで補うからチャラにして、というものです。

とりわけ、ビジュアル重視のクラブは、売り上げがあってもヘルプ性がなければ採用にはならないことがほとんどです。ですが、そうでないお店であれば採用されるかもしれません。
そのうえで、お店が採用する理由として、「売り上げをつくってくれるなら採用」、というケースなら、いざ売り上げができない場合、どうやって挽回することができるでしょうか?
むろん、「そんなのやってみないとわからない」という声はごもっともです。
とはいえ、「彼女は、多少のヘルプ性もありそうだね」と見られていればクリアです。
このように、いざとなったら「ヘルプで頑張ればいい」という保険をかけておけるなら、精神的な余裕が得られやすいと思います。
このような話は、お店の採用担当者には聞きにくいと思いますので銀座エージェントに依頼してください。

スタッフと一緒に移って失敗するケース
銀座の高級クラブでは、信頼しているスタッフと一緒に移れば安心だと考える女性がいます。前店で自分のお客さんを把握してくれていた。諸々の準備もしっかりこなしてくれていた。ママや経営側との間に入ってくれた。だから、新しいお店でも同じように守ってくれるはずだと考えるわけです。
ただ、スタッフの力は、その人個人だけで決まりません。前店で動けていたのは、前店のママ、経営側、古くからいる女性、他のスタッフとの関係があったからというケースもあります。移籍先のお店で働き始めた瞬間、そのスタッフは新しい組織の中の一人になります。前店では通せた話が、移籍先では通せないことがあったりするわけです。
加えて、スタッフと一緒に移って起きやすい例としては、言った言わないのトラブルです。移籍の際に得られていた条件が、状況の変化によって条件変更になることもあったりします。またスタッフの失脚による悪影響もあります。売り上げを見込まれて一緒に移ったものの、貴女とスタッフ達のチームの成績が鳴かず飛ばずで条件見直しになることもあります。人数合わせのために連れてこられた場合は、人数が増えてきたら残念ですが切られることもあります。
また、スタッフと一緒に移ったものの、早期にそのスタッフが辞めるケースがあったり、たとえ早期ではなくても辞めたら辞めたで、別のスタッフが引き継ぎで貴女の担当になりますが、相性不足によっては仕事に支障をきたすことがありますので慎重になる必要があります。
働いてみたら合わなかった、聞いていたのと違う、という流れは避けたいところです。
いずれにせよ、スタッフと一緒に移って失敗する女性は、そのスタッフが前店で何をしてくれたかだけを重視する傾向です。収入を落とさない女性は、移籍先でそのスタッフが誰に話を通せるのか、決裁権はあるのか、発言力があるのか、リアタイ対応ができるのか、お客さん対応が丁寧なのかを把握に努めています。
たとえば、前店では席の配置を自由に決められたスタッフが、移籍先では決定権を持てないことがあります。その女性のお客さんを良い席へ通したくても、店長の判断を優先にされて後回しにされてしまったり、古株の女性の予定が優先されたり、気づかぬうちに他のスタッフが一番小さな席へ案内してしまったり。このような対応はお客さんにとって、不快かもしれません。つまり、前店よりも扱いが雑になったと思われるわけです。
また、スタッフ同士でも水面下で好き嫌いが存在するケースがあります。多少の男たらしが備わっているならよいですが、個人プレーが度をこすと、別のスタッフからの協力や賛同を得られずに孤立するケースもあります。そうなると、貴女にとっても盤石な体制とは言えないので慎重さは重要です。お店全体から好かれているかどうかなども重要ですね。
さらに気を付けておきたいことは、そのスタッフ自身が移籍先で評価獲得のために、女性を連れていくケースです。売上のある女性を入店させれば実績になります。自分の存在をお店に認めさせることで、高い役職を得る確率を高めます。もちろん、これ自体が悪いわけではありません。
スタッフを信じること自体が悪いわけではありません。ただ、前店で頼れたスタッフが、移籍先でも同じ力を持つとは限らないケースがあるのです。移籍で見るべきなのは、スタッフの人柄だけではなく、そのスタッフが新しいお店の中で何を決められる人なのかというのも重要です。

ビッグステイした方がいいケースがある
移籍が正義であるかのように語られているケースもありますが、実際は全ての人にあてはまるわけではありません。
移籍すれば収入が増えるとは限りません。前店に残った方が、手取りが増える女性もいます。
お店を移りたくなる理由はさまざまです。
- 自分についてきてくれそうなお客さんが増えたため、それならお店を移り収入を増やしたい
- 新しいお店の話をもらった
- 人間関係のしがらみをリセットしたい
- 信頼できそうなスタッフがお店を移るというので
- 今のお店との相性の問題
- 今のお店が窮屈に感じる
- 働きやすいが飽きた
- その他
このような理由で移籍を考える女性はいます。
ですが、現在のお店が盤石であれば、居続けることが最適解のケースもあります。
たとえば、
- かなり信頼されている
- お客さんの係をもらっていて収入が増えている
- 需要があり、同伴ノルマもクリアできている
最低限、上記のうち二点が満たせているなら、無理にお店を移る必要はなさそうです。
たとえば、お客さんが貴女だけではなく、今のお店の個室、ママとの関係性、会計の融通、接待相手への説明のしやすさまで含めて来店しているケースもあります。このお客さんを別のお店へ動かそうとすると、来店回数が激減することがあります。女性本人を応援したい気持ちはあっても、仕事上で使いやすいお店を変えないケースがあるわけです。
今のお店で、ママが貴女のお客さんに挨拶をしている。スタッフが貴女のお客さんの好みを覚えている。お客さんが同じ席を気に入っている。会計や領収書の出し方まで慣れている。こうした積み重ねがあるなら、それは貴女の売上を支えている仕組みと言えなくもありません。
そんな高水準の環境を捨てて移籍することが、マイナスになることはあるのです。
これはビッグステイ一択です。
お店を移れば、お給料が増えるという理由でお店を移ったものの、その分仕事量が増え、大変になったというケースも度々聞く話です。
もちろん、我慢してまで残る必要はありません。
ですがビッグステイは、移籍できない女性の選択では決してないのです。

