銀座の高級クラブでは、見た目やトークの上手さは元より、相手の表情や反応から「次にすべきアクションの最適解」を自然に選べることもポイントです。お客さんの心を開き安心させているナンバークラスの女性陣は、お客さんの微細な感情の動きを敏感に察知し、どんな話題が適しているのか、どんな感情表現が相手の心に響くのかが自然にわかっています。
今回は、銀座の高級クラブで実際に見受けられる「ナンバークラスになれる心理的アプローチ」を、12の具体例に絞ってご紹介させていただきます。どのアプローチ方法も実践しやすい上に、高い効果が期待できるものです。そして、こうしたアプローチの連続によって、貴女に高い結果をお約束致します。お客さんの潜在意識に、「貴女と寛ぐこと」が日課となることを刻み込み、「信頼のおける可愛い人」と感じてもらえる存在として、ビジュアル化していくわけです。
何度もお伝えしますが、実践は簡単です。
これらの12の心理的アプローチは、一度覚えておけば、貴女は無意識に最適なタイミングで、アクションを起こせるように一から設計し文章を組み立てました。
ですので、どうぞ最初だけは丁寧にお読みくださいね。ではどうぞ!
貴女が見る人は全て貴女の味方と思ってくださいね
- 1. たとえ今はリクエストをもらってないお客に対しても、アイコンタクトや、すれ違いざまの挨拶で何度も顔を合わせていれば親しくなります。だから無碍にしないで
- 2. 似ている人、趣味が同じ人、同郷、好きな食べ物や好きな色が同じなど、共通の好きなものが多ければ多いほど、リクエストに繋がる可能性がある
- 3. 嫌いな食べ物が同じ、嫌いなタイプの人が同じなど共通点、共通の敵も親しみにつながり、リクエストに繋がる可能性を高めます
- 4. 人は、誰かを助けると自尊心を高める。相手に助けて!と頼むことで、その相手は「助けを求めてきた相手に好意をもちやすい」。遠慮は逆効果
- 5. 普段は地味めな服装なのに、ある日、華やかな衣装でドレスアップ。印象を下げてから上げるギャップで、ときめきを与える
- 6. 1人でいるより、誰か気の合う女性と一緒にいるほうが、魅力的に見えて好感をもたれやすい
- 7. 人気がない女性は、圧倒的に化粧で損をしていることが多い。そのほとんどが我流。プロにメイクを習えば好感度300%アップ
- 8. 信頼関係重視で好感を高めたいなら、天井の高いお店を選ぶべき。天井が高いと、思考の自由度が上がり、開放的な気分で会話できる
- 9. ホステスさんの誕生日・お客さんと共通する記念日は、無礼講が許される日として機能しやすい。多少のワガママも演出として許されやすい
- 10. ターゲットにしている相手に適した「ここだけの話」のネタを準備しておくこと。希少性・限定・特別・秘密・価値の高い話は好感を高める
- 11. たとえAさんからリクエストをもらってなくても、そのAさんに一番近い人に、たとえば「わたしAさんのファンなんです」と伝えてみると、当の本人(Aさん)に伝わって好感度が高まることがある
- 12. 会話の自然な流れの中でのボディタッチは、信頼感や親密さを高める。特に女性から男性へのボディタッチは肯定されやすい
- 13. まとめ
たとえ今はリクエストをもらってないお客に対しても、アイコンタクトや、すれ違いざまの挨拶で何度も顔を合わせていれば親しくなります。だから無碍にしないで
銀座の高級クラブでは、「どのお客さんにリクエストをもらっているか」が見える世界で、当然ながら、そのお客さんに力を入れていくことは自然な流れです。一方でリクエストをするに至ってないお客さんは、自分にとってメリットなしと判断し軽視することがほとんどです。
しかし、本当にそうでしょうか?
人気を集めるナンバークラスは、誰に対しても軽視することがありません。
ナンバークラスは、リクエストが入っていないお客さんを無視するような立ち振る舞いをすると、自分の未来のチャンスを自ら潰すことになります。そして、人間の心理には「単純接触効果(ザイアンス効果)」という心理作用があることを知っているのです。
これは、スタンフォード大学の心理学者ロバート・ザイアンス博士が提唱したもので、人は繰り返し接触する相手に対して、自然と親しみや好意を抱く傾向があるというものです。人の顔は、回数を重ねて目にするだけで「なんとなく良い印象」が形成されるという理論です。現に有名人を広告に起用する理由がこれにあたります。
銀座の高級クラブの営業中も、これはそのまま当てはまります。たとえば、自分がリクエストを受けていないテーブルのお客さんであっても、視線が合えば愛らしくアイコンタクトをしたり、来店時のタイミング次第になりますが、そんなときは意識的に目を合わせて愛らしく「いつもお見かけしています」と、軽く会釈をする。フロアを歩いている際に、そっと視線を送って通り過ぎてみたり。それだけで、「あ、この子よく見るな」「感じがいいな」「いつも挨拶してくれる」といった印象が積み重なり、歓迎してくれていると感じてくれればお店全体にもメリットがあるわけです。これは博愛的なサービス精神の一環と言えるでしょう。高級クラブはある意味ホームと言えましょう。それなら、お越しになる人に親しみを感じていいのです。
このような心理的なアプローチを地道に「積み重ね」ていけば、やがて好転していきます。人は歓迎されることを好みます。それは最終的にリクエストへと転じる可能性を生むわけです。一方で、一切の関心も示さず、無視を貫いてしまえば、その人の中にあなたの存在は「透明な存在」か「縁遠い存在」となります。もちろんリクエストをされるまで待つというのは王道だと思うでしょう?しかしそれは一般的な考え方なのです。上位の視点を持つ人は、少し大げさに感じるでしょうが、お越しになる人を歓迎するのです。
つまり、リクエストがないからといって対応を雑にするのではなく、「未来のリクエスト候補」として常に気さくな接点を意識し続けることが大切です。この心理的アクションを実行している女性と、実行していない女性とでは、半年後の「人気のバロメーター」に明確な差がつきます。
ナンバークラスの女性の中には、「一度も指名をもらってないお客さん、または一度もお話をしたことのない人にでも、丁寧に挨拶をする」理由は、すべてここにあります。
似ている人、趣味が同じ人、同郷、好きな食べ物や好きな色が同じなど、共通の好きなものが多ければ多いほど、リクエストに繋がる可能性がある
接客の席では、お客さんとの距離を温める方法の1つとして「共通点を見つけること」が非常に効果的であるのは知っていると思います。とくに、「好きなもの」が同じだと、心理的な安心感と親近感が一気に高まるというのは、あらゆるコミュニケーションの基本中の基本です。
心理学ではこれを「類似性の法則(Similarity-Attraction Hypothesis)」と呼びます。
この理論は、人は自分と似た考え方や嗜好、価値観を持っている相手に対して、自然と好意を持つ傾向があるというものです。1970年代にアメリカの社会心理学者ドン・バーン(Donn Byrne)が行った実験でも、自分と似たプロフィールを提示された相手のほうを「より魅力的」「話してみたい」と感じた被験者が圧倒的多数でした。
たとえば、銀座の高級クラブにお越しになっているお客さんの席で「僕、うなぎが大好きなんだよね」と言われたときに、「わたしもうなぎ、大好物です」と返したとします。その瞬間、相手の心の中では「この子、話しやすいな」「価値観が合いそうだな」という判断が無意識に生まれます。同郷だったり、好きな季節が同じだったり、出身校の系列が近かったりするのもすべて、、無意識下で「類似点」としてカウントされ、ポジティブで明るい会話が続きやすくなります。
同伴出勤の場面でもこれは重要です。人は基本的に「緊張する相手」と一緒に食事をしたがりません。安心できる、自分と似ていると感じられる相手であることが、同伴のハードルを下げ、心理的な距離を近くします。
表面的な美しさや、礼儀の良さも、もちろんいいですが、返ってそれが距離感を生み堅苦しさを与えることに繋がることも見受けられます。大事なのは「この子とは気が合いそう」という感覚がリクエストの決め手になることが実に多いのです。
だからこそ、会話の水面下で「共通の好きなもの」を意識的にお互いにリンクさせていくことが決め手となり、その後の展開は大きく変わってきます。共通点は「偶然」ではなく、「つくるもの」であるという視点が必要です。これによって好きなものが増えていくかもしれません…笑
相手の名前を自然に褒めると相手は否定できませんよ
嫌いな食べ物が同じ、嫌いなタイプの人が同じなど共通点、共通の敵も親しみにつながり、リクエストに繋がる可能性を高めます
共通点と聞くと、つい「共通の好きなもの」や「共通の趣味」が浮かびますが、実は「嫌いなもの」が同じであることも、強力な共感と親近感を生むことを知っていますか?
心理学ではこれを「ネガティブ・コンセンサス効果(Negative Consensus Effect)」や「共通の敵が生む連帯感」として扱います。人は、何かに対して「嫌だ」と感じる感情を共有するとき、妙な一体感や安心感を覚えるのです。たとえば、共通の苦手な上司がいる社員同士が仲良くなるように、「否定的な感情の一致」は、人間関係の一つの接着剤になります。つまり共通の敵がいることで一致団結するのです。
銀座の高級クラブの接客現場では、たとえばこんな会話があります。
「ピーマン苦手なんだよね」
「えっ、わたしもピーマンだけはどうしてもダメで…」
この時点で空気が和み、会話はぐっと続きやすくなります。
あるいは、「マウント取ってくる人って苦手でさ」
「わかります。ああいう人って、自信ないのが透けて見えますよね」
こんな会話が交わされた瞬間、目の前の女性は「理解者」として認識されます。
すると、自分のダメなところを受け入れてくれるのでは?という心理を生み出しやすくなるのです。
たとえば、同伴中のcafeでたわいもない会話や、アフターでのちょっとした世間話の場面あがあるとしましょう。相手は無意識に「気を使わなくていい相手か」「本音で話せる相手か」という判断をしようとしていることがあります。嫌いなものが同じだということは、感覚の共通性や価値観の一致として機能し、心理的ハードルを下げる効果があるのです。ハードルが下がるということは、貴女に対して苦手意識を感じないということです。つまり親しみを感じるということです。
もちろん、悪口ばかりを言うのは逆効果です。悪口と嫌いなもの、あるいは苦手なものは、全くの別物です。「小さな嫌い」や「軽い苦手」を共有することで、「この人とは、感覚が近いな」と思いたくなるのが自然なのです。
人は、敵(苦手なもの)を共有することで味方と感じる
これは昔から変わらない人間の本能とも言えましょう。
人は、誰かを助けると自尊心を高める。相手に助けて!と頼むことで、その相手は「助けを求めてきた相手に好意をもちやすい」。遠慮は逆効果
夜の接客では、「お願いごと」をどう扱うかが、関係構築に大きな影響を与えます。
つい「迷惑かけたら悪いな」「図々しいと思われたくない」と遠慮してしまいがちですが、それがかえって距離を遠ざけていることがあることを知っていますか?
頼られて嬉しい人がいるのです。
貴女はなぜだと思いますか?
相手に頼られることで、それを叶え相手に貸しをつくります。いつかその貸しを返してくれることもあるだろう。と思ったり、「自分を頼ってくれた」ことで距離が近くなると感じるのです。これは有名人とファンの関係に近くなり、お客さんからしてみればプレミアムな感覚を覚えるのです。
心理学には、「認知的不協和理論(Cognitive Dissonance Theory)」という考え方があります。これは、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された理論で、人は自分の行動と気持ちに矛盾があると、その矛盾を埋めるために考え方を変えるというものです。
たとえば、お客さんがあなたのために何かをしてくれた場合(例えば、重い荷物を持ってくれた、席の手配をしてくれた)、その行動と「まだ親しくないあなた」という状況に矛盾が生じます。そのとき脳内では、「いや、自分はこの子が好きだから助けたんだ」と無意識に解釈し直し、自分の行動に納得しようとするのです。
つまり、人は「助けた相手に対して」好意を抱きやすくなるという逆転現象が起きるわけです。これは「お願いする側」が主導権を持つ関係づくりの一つの心理的アプローチです。
銀座の高級クラブの接客でも、「これ、どうやって頼めばいいかわからなくて……」という小さな相談や、「〇〇さんにしかお願いできなくて」という一言を添えた頼みごとは、お客さんに「役割」と「承認」の感情を与えます。「じゃあ私が困ったときがあったら◯◯さんに頼るよ」の言葉でその感情を湧き起こすことも可能です。
これは相手の自尊心を満たす行為でもあり、結果的にあなたへの信頼や親しみが生まれます。
多くの場合、大事なのは相手に対して「信頼して頼っている」というクールでもいいので、言葉にしてきちんと伝えることです。そして、そのあとに軽い感謝と笑顔を添えれば、お願いごとは、相手にとって「負担」ではなく「自分を誇らしく感じる機会づくり」に変わります。
一方で、遠慮して何でも自分で完結させようとする人も見受けられます。こういう人ほどお客さんとの関係が進みにくいのは。この心理構造のせいです。だからこそ、相手の承認欲求を満たすような「お願い」は、むしろ信頼を育てる道具と考えるべきなのです。ケースバイケースですが、頼ることはウィンウィンなのです。借りをたくさんつくろうとも、貴女が美しく誠実に対応すればこそ、それがお客さんへ借りを返すことになるのです。借りを作ることに躊躇するのは、思い違いです。そんな小さな貸しで貴女に借りを返せと言ってくる人は真のジェントルマンではありません。
そんなこと言うならラーメンおごりますよ
と言って反応を見てね
普段は地味めな服装なのに、ある日、華やかな衣装でドレスアップ。印象を下げてから上げるギャップで、ときめきを与える
銀座の高級クラブのような非日常の空間では、「いつもと違う」が強いインパクトを持ちます。特にお客さんに対して「ときめき」や「印象の残し方」を意識するとき、「ギャップ効果(ギャップ・アピール)」は非常に有効です。
これは、心理学においては「ギャップ効果(The Gap Effect)」という名で知られ、人は予想を裏切られたときに、記憶や感情の反応が強くなるという現象です。「普段との落差」があることで、その変化に注目が集まり、「意外性」が好意につながるという原理です。
たとえば、普段は清楚系で露出も控えめだった女性が、ある日、斬新で鮮やかな赤のドレスを着こなしていたとします。お客さんはそれだけで「えっ、今日の雰囲気いつもと全然違うね」「こんな一面もあったんだ」と感じ、目を離せなくなる確率を高めます。これは、普段「印象を下げている」という意識ではなく、「普段は見せない」という意識で、伏線を張っておくことで、あとで印象を上げたときに倍以上の効果が出すという心理構造を設計します。
演出としてあえて「控えめにしておく」期間があるからこそ、ドレスアップした日が際立ち、相手の脳内に鮮烈な記憶として残ります。これは心理的な戦略として効果があります。
重要なのは、最初からずっと華やかでいようとしないこと。人は慣れると感動しなくなります。だからこそ、「意外な一面をタイミングよく見せる」「落差でときめきを与える」ことが、銀座に限らず、長く印象に残る女性になるためのポイントの一つです。これは飽きさせない女性になるのと同義です。
華やかにする日は、悟られぬよう狙ってください。
ギャップは意識して「仕掛ける」べきです。これは演出です。女優の立場として当然のことだと思いませんか?
1人でいるより、誰か気の合う女性と一緒にいるほうが、魅力的に見えて好感をもたれやすい
銀座の高級クラブの店内に限らずですが、「誰かと一緒にいる」ことで、貴女自身の印象に影響を与えることは確かです。たとえば待機中、店内を歩くとき、同伴やアフターで隣にいる女性…。タイミングによっては1人のこともあると思いますが──そうした一瞬一瞬を、お客さんは元より、さまざまな人がよく見ています。
人は、無言で座っているだけの姿と、誰かと会話して笑っている姿を比べたとき、後者のほうに強く惹かれます。なぜなら、表情が豊かで、動きがあって、空気が柔らかく感じられるからです。「この人は楽しそうに人と関われる」「周囲に良い空気を出せている」…。そう感じてもらえるだけで、印象は大きく変わるわけです。
さらに、人は「魅力的な人と一緒にいる人も、同じように魅力的に見える」という傾向を持っています。心理学的には、「評価の連鎖」や「印象の相乗効果」と呼ばれることもあります。目の前の人の印象を見るとき、人はその人の表情から何かを読み解こうとします。そんなとき「誰かと一緒にいる」と表情が和らいでいることがほとんどです。
つまり、あなたが魅力的な人と一緒にいることで、あなた自身の印象まで引き上げられるのです。これは「比較」よりは「同類視」としてです。
「この子があの子と仲良くしてるってことは、たぶん感覚も似ているんだろうな」「きっとちゃんとしている子なんだろうな」──そんなふうに、勝手にプラスの印象が上乗せされます。つまり一緒にいる相手は選ばないといけないことは言うまでもありませんが。
一方で、常に一人でいる姿や、無表情で所在なげな雰囲気は、相手に安心感を与えづらい印象を与えることもあります。社交性の欠如を疑われることはありませんが、暗い印象を与えるのは得策ではありません。
だからこそ、「誰かと一緒にいるか」「どういう空気で一緒にいるか」は、自分の評価に連動しやすいわけです。
可愛らしい嫉妬は相手の感情を動かしますよ
人気がない女性は、圧倒的に化粧で損をしていることが多い。そのほとんどが我流。プロにメイクを習えば好感度300%アップ
銀座の高級クラブで「なぜかお客さんからのオファーが少ない」と感じている女性の多くが、自分でも気づかないうちに「メイクで損をしている」ケースが見受けられます。
しかもその大半は、「自己流のまま何年もメイクを変えていない」「誰にも教わったことがない」というタイプ。本人は自分のメイクがイケていると思っていたり、清楚系やナチュラルビューティーを意識しているつもりが、第三者達から、実際は「ぼんやりしていて地味」と見られていることが少なくありません。
銀座の高級クラブでは、上気した雰囲気で華やかさが必要です。これは実際のところメイクでカバーできるのです。
接客業は「顔で勝負」と断言される世界ではないものの、第一印象で好感度を得るには「顔」、すなわちルックスの良さは否定できない事実です。したがって、メイクは立派なスキルであり、最重要営業ツールと言えましょう。
ハリウッド女優たちを例に挙げますと、彼女たちはいかなる場面でも自分の顔に「見られる責任」を背負っています。そして彼女たちのメイクは実際のところ非常に濃く、いわゆる日本で言うところの厚化粧です。もちろん外国人の独特の顔立ちによって化粧映えすることは間違いありませんが、ナチュラルビューティーな顔立ちに仕上がる理由は、メイクの技術によるものです。銀座の高級クラブで働くのなら、この技術を取り入れる価値は大きいと言えましょう。日常の平凡なメイクでは勝負にならないタイプの女性がいるとお考えいただき間違いありません。
再度お伝えしますが、厚化粧に見えないように濃くメイクする…。これもまた技術の一環です。光を足しながら、透明感を残す。盛るのではなく、引き算と計算で仕上げる。それでいて美しい輪郭と凹凸がある。この「メリハリ」のあるメイク技術を体得している女性たちは、どんなシーンでも、どんなロケーションでも好印象を獲得しています。
実際に、あるホステスさんは「デパートのシャネルのカウンターで一度メイクを受けたのが転機だった」と話していました。
それまでは一度もプロに教わったことがなく、ファンデの色も合っていなかったそうですが、自分の肌に合った色、艶、立体感の出し方を知っただけで、リクエスト数が明らかに増えたといいます。
シャネルやディオールなど百貨店ブランドのカウンターでは、無料または低価格でプロのメイクアドバイスを受けられることもあり、そこでの「初体験」が自身の「見え方」を劇的に変えることがあります。
メイクは「綺麗に見られるためのアイテム」です。
そして、それは「どう印象付けたいか」を表現する、アイテムでもあります。銀座の高級クラブで働くにふさわしい「好印象を得ることのできるメイク方法」を身につけることで、人生全般が確実に変わることをお約束致します。
信頼関係重視で好感を高めたいなら、天井の高いお店を選ぶべき。天井が高いと、思考の自由度が上がり、開放的な気分で会話できる
信
銀座の高級クラブでお客さんをつくるなら、お客さんから貴女に対して「色恋目当て」で注目されても短命の関係になる傾向であることは、なんとなくお気づきのことかと思います。いわゆる、「男対女の関係」です。
一方で、誠実さや信頼などをベースとした「人対人の関係」を目指すのなら、あるシチュエーションを知っておいても良いでしょう。
「この人とは長く付き合いたい」と思ったとき、どこで食事をするか、どんな空間で会話をするか…。その選択は、実は想像以上に重要なのです。中でも軽視されがちなのが、「天井の高さ」が与える心理的影響です。
心理学の研究では、空間の広がりが人の思考や感情に与える影響が実証されています。2007年、カナダの心理学者ジョーン・マイヤーズ=レヴィらの研究によれば、天井が高い環境では人は「自由な発想」をしやすくなり、低い天井では「注意深く、制限された思考」になりやすいことが示されています。
つまり、天井が高い場所では、人はリラックスしやすく、会話も広がりやすくなるということです。実際、ホテルのラウンジや高級レストランなどは、天井の高さに余裕のある場所であることが多く、そういう場所は、開放感を感じさせ、話が弾みやすく、お互いの表情や声も自然に柔らかくなります。もしも、同伴出勤等で、一緒に食事をしたりカフェを選ぶ場面があるなら、天井が高いお店をピックアップするのは最高の選択です。
どれだけ料理が美味しくても、天井が低くて音がこもるような空間では、無意識に、本人たちが気づいていなくとも、どことなく息苦しさが残ってしまいリラックスはできないそうです。
一方、天井が高く、広がりを感じさせる店内に入ると、人は「自分の発言を肯定してもらえる空気」を自然に感じるそうです。閉塞感がない場所では、緊張感も薄まり、「この子と話すと気持ちが楽になる」と思わせやすくなるわけです。
これはただのお洒落な空間選びではなく、「相手の心を開かせる環境設計」です。無意識に相手を安心させ、信頼される人になるために、空間の力を借りるという視点を持っておくことは、銀座で働く上でのひとつの知性でもあります。
もちろん、お客さんがこの心理的アプローチを行使しているケースもあります。それはお客さんが、貴女のことを特別視している証拠かもしれません。
つまり、信頼関係を築きたい場面では、「天井の高さ」にも意識を向けてみてください。お客さんの心を開くカギは、あなたの言葉だけでなく、選んだ場所にも宿っているのです。
そして、銀座の高級クラブで働く際にも、天井の高い高級クラブと相性が良い女性もいます。銀座エージェントにお任せくださいね。
どうしても追い込まれたら、とりあえず
「私全部知ってるんですからね」と笑顔で言ってみてね
ホステスさんの誕生日・お客さんと共通する記念日は、無礼講が許される日として機能しやすい。多少のワガママも演出として許されやすい
銀座では、誕生日はただの記念日ではありません。
それは、「特別な演出が許される一日」として戦略的に意図して使える日でもあります。中でも「無礼講(ぶれいこう)」という空気感は、誕生日にしかつくれない特別なものです。
無礼講とは、地位や立場を一時的に持ち込まず、肩の力を抜いて自由に楽しむための時間のこと。本来は、儀礼や格式を外し、参加者同士がフラットに交流するための宴を指します。もちろん現代では、「無礼講だから何をしてもいい」という意味に誤解されることもありますが、銀座においては「礼儀の中の遊び」として、微妙なバランスで成立していることは確かです。みんなで祝おうというわけです。
ホステスの誕生日もまた、「今日はこの子が主役」として、普段とは異なる対応が許容されやすくなる日です。いつもは控えめな女性が、「今日は私、酔っちゃっていいですか?」と甘えたり、「普段は言えないけど、〇〇さんに一番来てほしい」とストレートに感情を伝えたり。そして普段は絶対に着ることのない豪華なドレスを着ても許される日なのです。そうした「少しだけのワガママ」が、不思議と受け入れられ、歓迎される空気ができあがるのです。
この心理的な変化は、「誕生日だから」という理由で相手の期待値が調整されているからです。つまり、「今日は特別だから、普段と違ってもいいよね」という一日限定の免責空気が成立しているということです。
そしてこの原理は、なにも「誕生日」だけに限りません。
たとえば「初めてリクエストをもらった日」や「初めて同伴してもらった日」「一緒に泣いた日」など「記念日」を自分たち(貴女とお客さん)で創っておくことも立派な戦略の1つです。一年のうちに、そうした「特別な日」をいくつか演出しておくと、「この子とは特別な思い出がある」という認識をお客さんの記憶にインストールすることができます。
日常の延長線にある記念日だからこそ、心に残りやすい。
つまり、意図して「思い出の日」をつくり、祝うことを習慣にすること。それもまた、銀座の高級クラブという舞台で信頼や好感を育てる、大切な心理的アプローチのひとつです。
ターゲットにしている相手に適した「ここだけの話」のネタを準備しておくこと。希少性・限定・特別・秘密・価値の高い話は好感を高める
銀座の高級クラブに来店しているお客さんに、自然な流れで他の女性をさしおいて、自分にリクエストさせることができる方法があります。それは意外と簡単です。ささやかな会話の中で実践が可能です。
その1つが「ここだけの話なんだけど……」という前置きから始まる内容です。もちろん、内容の最後に、「ここだけの話だよ」という言葉で締めくくるのもアリです。
秘密の話なら、「秘密の共有」を果たしたことになります。
お客さんの心理に「特別扱いされた」という意識を生み出し、貴女との関係にだけ意味のある内容であることを知ってもらうための一言(ひとこと)です。「あなたにだけ話した」と伝えれば、相手は無意識に心を開くのです。
心理学では、「自己開示(Self-disclosure)」という概念があります。
人は、相手に少しプライベートな話や、本音を打ち明けられることで、「この人は自分を信頼してくれている」と感じ、その信頼に応えたいという気持ちが生まれます。
つまり、「他の人には言っていない」「あなたにしか話せない」という前提が加わることで、その情報の希少性・限定性・価値が高まり、相手の記憶に強く残ることになるわけです。たとえば、「実は私の父、昔、このお店で働いていたんです、これはこの店で話すのは初めてなんです」など、些細な内容ですが、初めて話したことを伝えたことで、価値あるお話に感じてしまうので不思議ですね。同時に相手の関心も自然と深まります。
重要なのは、その話が誰にでも通用するネタではなく、「その人に合わせて設計された話」であることです。貴女は、設計と聞けば、計算しているのか…あざといね…。と思うかもしれませんが、決してそうではありません。その人のために創意工夫をしたわけですから、これはれっきとした努力の賜物です。
価値観、職業、趣味、年齢…。
すべてをヒントにして、「この話はこの人にこそ合う」と思える内容をストックしておくことが大切です。それが、「ここだけの話」としての力を最大限に引き出します。「人対人」としての関係を構築したいのならこの程度の心理的アプローチをめんどくさいと言っているようでは無理ですね。
そして、これは短期戦略ではなく、長期的に「特別感」を積み上げるための布石にもなります。「あのとき、あの話をしてくれた子」…。それが記憶に残り、次の来店やリクエストにつながることも珍しくないのです。
もちろん「ここだけの話」は、架空の内容を無理に作るものではありません。しかし意外と、身近に「ここだけの話」は転がっているものです。ぜひ探してみてはどうでしょうか?
美味しいときは「こんなに美味しいの初めて」
楽しいときは「こんなに楽しいの初めて」
感動したら「こんなに感動したの初めて」
男子は「初めて」に弱いことを知っておいてね
たとえAさんからリクエストをもらってなくても、そのAさんに一番近い人に、たとえば「わたしAさんのファンなんです」と伝えてみると、当の本人(Aさん)に伝わって好感度が高まることがある
リクエストをしてくれたことのないお客さんだからといって、それは永遠ではありません。人の縁は不思議なもので、現段階でリクエストがないからといって、永遠にリクエストがないというのは早計です。ただし、ただ待っているだけでは関係は動きにくいことは確かです。だからといって、焦って本人にガンガン話しかけるのも、相手によっては逆効果になりやすい…。そんなときこそ、「人づて」を使うという手段があります。
たとえば、Aさんというお客さんに関心があるとします。
その場合、Aさん本人に「いつも素敵ですね」と直接伝えるのではなく、Aさんに近しいお姉さんやスタッフに、軽く好意を伝えておく。というのも有効な手段です。
たとえば、「わたしAさんの落ち着いた雰囲気、本当にかっこいいなって思ってて」「いつも遠目から見てて、芸能人の◯◯さんに似てて、いつもドキッとしちゃうんです」そんな話を、たわいもない話の一環で、言葉に出しておくのです。そうすると、ある日の接客中、ネタに困ったお姉さんが「そういえば◯◯ちゃんがこんなこと言ってたの」「とってもイイ子なの」とAさんに言ってくれる可能性が高まります。するとAさんが「じゃあその子呼んであげなよ」という流れ。これは実際にあるあるなんです。
これも、コミュニケーション技術の一つです。この方法を知らなかった人は高度な技術に思えますが、実践すると歯を磨くことよりも簡単であることを知っていただけるはずです。
こうした間接的な情報の伝わり方には、大きな意味があります。
人は、面と向かって褒められると照れや疑いが生じやすいものです。でも、自分の知らないところで自分を評価してくれたり、好感をもってくれている人がいると知った瞬間、人は心を動かされるのです。
これは心理学でもよく知られている現象で、第三者を通じて褒められると、信頼度や記憶への残り方が高まることがわかっています。しかも、そこに「自分を見てくれていた」という静かな喜びが伴います。これは抗うことが難しい人が持つ心理的作用です。
さらに、この効果を強化するもう一つの心理メカニズムが「好意の返報性」です。人は、相手から好意を向けられると、無意識に「お返しをしたくなる」という反応を起こします。だからこそ、あなたが本人に直接アピールするよりも、周囲を巻き込んで「あなたの好意」を自然に届けるほうが、時間差で大きな信頼につながるのです。
そして忘れてはならないのが、「スタッフや他のホステス、ママも含めて全員が味方になりうる」ということ。
「あのお姉さん、私、ちょっと憧れてるんです」
「この前ママに声をかけてもらって本当に救われました」
そういった言葉を、店内で小さく丁寧に言葉に出しておくだけで、誰かがあなたの「推薦者」になってくれる確率を高めます。
リクエストをもらえるかどうか、人気がつくかどうかは、表に出ない「静かな仕込み」の差です。これを根回しと言う人もいます。
見込み客かどうかは、現段階でリクエストをくれているかどうかでは測れないことを知っていても良いでしょう。以前、銀座エージェントでは、リクエストをしてくれないお客に対してやや否定的な意見でした。しかしナンバークラスの女性たちを取材しているうちに、わかってきたことがこの心理的アプローチです。
つまり、今リクエストがなくても、あなたのことを聞いてくれている人は、すでに存在しているというわけです。
だからこそ、直接の勝負だけでなく、人づてに褒める。人づてに感謝を流す。この戦略を、迷わず、丁寧に、積み重ねることが、数ヶ月後に「いつのまにか人気が出ている人」になる最適解のルートの1つと言えましょう。
触られたら、とりあえずとびっきりの笑顔で「100万円もらいます」とでも言っておいてね
会話の自然な流れの中でのボディタッチは、信頼感や親密さを高める。特に女性から男性へのボディタッチは肯定されやすい
ボディタッチが心理的な距離を縮めることは、言わずもがな。これは夜の接客業をかじっている人ならほとんどの女性が知っていることではないでしょうか?
では、なぜ今回お伝えするのか。
それは、OL経験の新人さんの多くが、この心理的アプローチを封印する傾向が見受けられるからです。現在の銀座の高級クラブは早期の結果が要求されます。そのため早期に結果に繋がる心理的アプローチの1つに「ボディタッチ」を挙げているにすぎません。
接客で印象を残したいなら、「さりげないボディタッチ」は、相手に親しみや安心感を伝える有効な手段です。ボディタッチは価値があるのです。もちろん無理にオススメするわけではありませんのであしからず。
たとえば、会話の途中でお客さんが少し照れたように笑ったとき、「それ、すごくわかります」と軽く肘に触れる。
ネクタイの柄を褒めたあとに、1秒だけ指でトンと触れる。
その動作自体はほんの一瞬ですが、無意識下に「他の女性と何か違う」という記憶が刻まれる可能性があるのです。
心理学では「接触効果(Touch Effect)」という概念があります。
これは、好意や共感がこもった身体的接触が、相手の中に安心感や信頼を生むというもの。特に男性は、女性からの穏やかなボディタッチに対して、強くポジティブな反応を示す傾向があるとされています。
ただし、ここで重要なのは「わざとらしくないこと」。
あからさまな接触や、無理に仕掛けるようなタッチは、すぐに警戒されて逆効果になります。自然なリアクションとして見えること──たとえば「笑った勢いで手が伸びた」「話の流れで少し触れた」程度であることが理想です。
この「軽さ」と「自然さ」を備えてこそ、ボディタッチは好感を伝える手段として機能します。明らかに狙って触っていくと迷惑行為になってしまいますw
また、こうしたさりげない接触ができる女性は、「この子は他人との距離の詰め方がうまい」「ちゃんと空気を読んで動ける」と、お店のスタッフ等から評価にもつながっていきます。
ボディタッチは「仕掛け」るのではなく「結果的に触れた」が理想。
無理なく、さりげなく、でも確実に「覚えられる人」になるために、この技術は静かに効いてきます。
まとめ
銀座の高級クラブの接客は、外から見れば「美しさ」や「会話」がすべてに見えるかもしれません。しかし実際にリクエストを得て、信頼され、長く支持される女性たちが実践しているアクションは、もっと静かで細やかな工夫の積み重ねです。
それは、人の心の動き、感情の動きを理解し、その流れに「柔よく剛を制す」が如く、寄り添うように接するということ。
たとえば、「機嫌の悪いお客さん」が居たとしましょう。
ここで、「気づかぬふり」をして、次第に機嫌を良くするお客さんもいれば、「なにかあったんですか」と寄り添いながら、次第に機嫌を良くするお客さんもいます。これはほとんどの場合、お客さんのタイプを知っているか、日頃の洞察力の賜物と言えましょう。
ほんの些細なタイミング、目線の重ね方、言葉…。これらは、決して計算づくでおこなわれるものではなく、接客経験を通じて自然にできあがってくるものです。そこに「うまさ」や「あざとさ」が入る余地はありません。必要なのは、相手に「人生で最高のひととき」を感じてもらいたいという気持ちと、それを形に実践できる知識だけです。
こうした知識は、一見すると「あざとく」見えることもあるかもしれません。しかし、本質を知っていれば、それはあざとさではなく、相手への至高のサービスとなります。なにせ、気分の良さを感じていただけるのですから。
そしてそれは見事なまでに、自分に返ってきます。
自分が、好感を持てる人から「こうされたら嬉しいな」と思えることを、自然に実践する。ただそれだけのことを、淡々と、ていねいに。
それこそが、銀座で「感じのいい人」と思われる接客の本質だと考えます。