銀座の並木通り周辺にあるナイトワークが注目されていることをご存知ですか?
注目の理由は一流と名高い有名な高級クラブがあるからです。この場所で働くことができる女性は一部。だからこ恩恵もあります。
さて、どんなことがあったのでしょうか?
そこで今回は、ナイトワークや他の職業から銀座の高級クラブで働いた女性たちのエピソードをお届けします。これから高級クラブでの仕事を考えている女性にとって、少しでも参考になれば幸いです。
高級クラブへ移籍をしてなにが良かったのか
その高級クラブがなぜ一流とよばれるのか。
それは、日本経済界を支える重鎮たちが足繁く通う場所だからです。
彼らは各業界のカリスマ的存在として有名であることがほとんどで、その上経済的にも磐石で億万長者であることも。
また代々続く富裕層も多くいます。
これらの限られた人々が訪れる高級クラブは、特別な存在といえるでしょう。
こうしたクラブは、単なるナイトワークの枠を超え、特別な場所として別格の存在となっていったのです。クラブという言葉では表現しきれないほどの特別感を醸し出し、高いブランド力を誇るお店となっています。
まさしく特別な者達の、特別な者による、特別な者達が訪れる会員制高級クラブが銀座に鎮座しているのです。。
こうした高級クラブで働くことが出来る女性は決して多くなく、働くことができた女性が得られる恩恵は計り知れません。
この経験1つが活きた財産となる可能性は非常に高く、実際にその道を歩んだ人たちの中には、大きな分岐点となる人もいるほどです。
一方で恩恵を受けられない女性もいる
残念ながら、恩恵を受けられない女性もいます。
それは、間違ったお店選びをしてしまうことです。相性の合わない場所で、自分の魅力を発揮できない場合もあります。
ある女性は、長年通ったお店が名のある高級クラブだと思っていたのに、実はそれほどでもなかったという経験を語っていました。
人気商売ゆえに、注目されなければ思い描いていた最良の経験とならない場合もあります。
お給料が高くて仕事のモチベーションアップ
売上げや指名本数だけじゃなく総合力で判断してくれるから、基本ベースのお給料が下がりにくいし、かといって良い部分も評価してくれて基本ベースのお給料も上がったので私には高級クラブが合っていると思いました。
キャバクラで働いていたAさんは、自分のルックスには自信がありましたが、指名本数に基づく評価がすべてでした。彼女は積極的に本指名を狙えない性格で、いつもヘルプとして座ることが多く、結果的に本指名に繋がることはほとんどありませんでした。そのため、スタッフからは成績が振るわない女性として見られていたのです。
ところでキャバクラ特有のシステムである、ポイントスライド制は、入店時の1~2ヶ月間は保証期間があるため時給こそは良いのですが、保証期間をすぎればポイントで時給が決定するため、入店当初にルックスが評価はされたとしても、実際に本指名数が少なければ時給が下がってしまうことになります。
しかも、フリー指名制のため、本指名が続かないことも多く、Aさんは働きながら気持ちが沈むこともありました。
そんな折、Aさんは銀座の高級クラブのシステムに興味を持ち、すぐに移籍を決意しました。今ではシステムもお給料も大満足だと話します。
いったいなぜお給料に満足できたのか。
高級クラブも本指名を重要視されることは確か。では売上げ者と呼ばれるベテランのお姉さん方だけがお給料が高いのでしょうか?
決してそうではないのが高級クラブ。なぜなら本指名(売上げ)メインで成績を求められるベテランさん達は、それらのお客様の席に魅力的なヘルプの女性が必要不可欠だからです。
つまり、キャバクラとは異なり、高級クラブではヘルプとしての価値がしっかりと評価されます。このヘルプ性の価値は、表立って数値化はされることはありませんが、確実にお給料に反映されることとなります。
たとえば本指名(売上げ)をメインで成績を求められているベテランのお姉さん達や、ママからの評価、お客様からの評判も考慮されて、お給料アップすることも珍しくありません。
もちろん、、お客様から好感を持たれる接客が必須であることは言うまでもありませんが、お客様を抱えていなくても、ワンチャンヘルプとして大きく評価され売上げ者と匹敵するお給料を手にする新人さんもいるほどです。
これなら経験が浅いホステスさんにとっても、お給料に期待ができますね!
銀座の高級クラブは、実力主義のように見えますが、実際には魅力的なヘルプの女性たちが支えている要素も多く存在します。
質の高い接客ができ、かつ人柄も良ければ、十分にヘルプとしての役割を果たせるのです。こうしたホステスの存在は、高級クラブにとって欠かせないものです。
つまり、Aさんにとって、指名本数で勝負しなければならないキャバクラは苦手な分野だったと言えるでしょう。
しかし、銀座の高級クラブでは逆に本指名本数を必要としないヘルプ性としての価値を高く評価され、現在銀座の某一流有名高級クラブで活躍中です。
Aさんからのメッセージ
自分の得意なことが活かせて、それが高く評価されるお店で働くことが大事だと思いました。今は本当に幸せです。
店内が高級感溢れていてとても綺麗
ドラマや映画で観ていたお店なんかよりも、実際はとても豪華。
店内全体から高級感で溢れていて本当に驚きました。
こういうお店でならもっと早くに働けば良かったです。
当時大手不動産会社で働いていたBさんは、一部上場の企業とされながらも都心から離れた数名のみで営業している小規模の支店勤務とのこと。
仕事を始めた当初は楽しかったものの、時間が経つにつれて平凡な日々が続くようになり、「本当にこれで良いのだろうか」と自問自答する日々が続きました。
お給料は相場より数千円高めでありながらもボーナスは大幅カットで気持ちはどんどん萎むばかり。そもそもこの会社を選んだ理由の一つには、両親の賛成もあり葛藤が続いたという。
そんなとき、ある水商売系をテーマとしたドラマを観ていて次第に興味を持ち始めたBさん。
華やかな雰囲気。
女性の世界。
気になったようです。
最初はまったく興味を持てず、ドラマや映画の世界だけだと思っていた彼女ですが、ネットで調べるうちに実際にそのような世界が存在することを知り、新しいことを学ぶ楽しさを感じていきました。
興味がどんどん沸き起こり、いつしか実際に働いてみたらどうなのか…。そう思い銀座エージェントへお問い合わせをしていたとのこと。
そしてイザ当日、Bさんは驚くことになります。
面接と体験入店の約6時間程度。
全ての時間を華やかに過ごし、店内はドラマや映画で観るよりも高級感に満ち溢れ、全てが綺麗だったといいます。
あれから半年間ほどダブルワークをして現在、大手不動産会社を退社して銀座の高級クラブをメインに働いているという。
店内が高級感溢れているというだけで、働くことを決めたのですか?
Bさんは決してそうではないと答えます。水商売という言葉に安っぽさを感じ、どこか見下していた自分がいたのです。
Bさんいわく
「遊びに近いようなスタイルで、お酒を飲む仕事なんて到底真面目な仕事とは言えないと思っていたし、第一社会的に認められている仕事なんかではないと思っていました」
「でも、働いてみて思ったのはそこには秩序があり、ホステスさんが真剣に仕事に取り組み、ヘアスタイル、お洋服、いろんなもの全てが一流だと感じさせてくれました。お客様から渡された名刺には、有名企業の名前がずらり。そんな大企業のオーナーや創業者が来店するなんて、自分の目を疑いました」
「お給料の良さにも納得でしたが、お給料が高い理由がわかった気もしました。仕事前にこれだけ念入りに準備をして努力をしている彼女達が高いお給料を貰うのは当然だと思いました!」
彼女たちには高いお給料を貰う権利があると実感できたとのことです。
Bさんからのメッセージ
銀座の高級クラブはこれまでに私が思っていた水商売とは全く異なるものでした。正直水商売を馬鹿にしていましたが、見下されるような仕事ではありませんでした。多くの女性にオススメしたいです。今の仕事と比べるときっと凄くお給料が良いと思います!
お客様達の経済的なレベルに圧巻
わずか1時間程度でお会計が200万円ほど。
運転手付きのロールスロイスで颯爽と帰ってゆくのを目の当たりにしてこれは世界が違うと悟りました。
それまで歌舞伎町の某有名ニュークラブでナンバークラスの成績を収めていたCさんは、ナイトワークの頂点が銀座の高級クラブにあると耳にし、20代後半になったのをきっかけに思い切って銀座の一流高級クラブに移籍しました。
それまで半信半疑だったCさん、
ですが、移籍後の高額なお会計に驚く日々が続きました。
移籍して1ヶ月ほど経ったある日のこと、ふと訪れたお客様がシャンパンを3本飲んだ後、あっという間にお会計が100万円を超えたのです。
30分も経たない間に高額なお会計が出ることが銀座のクラブでは当たり前だと知り、自分の金銭感覚が狂いそうになるのを実感しました。歌舞伎町では長居するお客様が多い中、銀座ではその流れがまったく異なると感じたそうです。
またこんなエピソードも。
常連のお客様の会社挨拶に同行させてもらったときの話です。そのお客様は、来店してもお酒を飲まないこともあり、ほとんどの場合お会計はリーズナブルな金額だそうでした。
ある日、そのお客様の会社へ日頃の感謝を伝える為に挨拶に行くことに。
中央区の一等地にあるその高層オフィスビルにある会社の社長室は全方向景色が見渡せるワンフロアー。おそらく銀座の広いお店が2軒~3軒程度はすっぽり入ってしまうのではと思えるほどの広い空間。
とてもシンプルでありながらリッチで贅沢な空間であることが誰の目からみてもあきらかである。中心部にデザインソファが左右対称に綺麗に美しく配置されている。
そのソファーに通され、他愛もない話に数十分。
帰り際に「心づくし」と書かれた封筒を手渡され、その封筒の中身を見て驚いたという。その中身を見たCさんは思わず驚愕します。普段の来店時のお会計よりも多い金額だったのです。
この訪問には店長とともに6名で出かけており、もし6名分であれば数百万円という大金になることも理解しました。自宅に戻ったCさんは、「お金とはいったい何なのか」と思考が停止してしまうほどでした。
とにかく、銀座の一流有名高級クラブに来店される多くのお客様は知名度の高い会社を経営していたりオーナーだったりで、その上経済観念が突飛しており、考え及ばない人達。
Cさんはこういう人達が来る世界を知ることができ良かったとのことです。また、外見で人は判断できないことも知ったといいます。
Cさんからのメッセージ
歌舞伎町しか知らなかった私は、正直歌舞伎町が一番だと思っていました。しかし銀座で働くことになって上には上があることを知りました。
銀座には素晴らしい人たちが集まるのは間違いありません。一流の高級クラブで働ける機会があるなら、働いた方が絶対に良いと思います。
お姉さん達のお洋服のセンスの良さに驚きと憧れを持った
一目見てわかるお洋服の着こなしとセンスの良さに、私もこういった女性が働いている会社(お店)で働きたいと感じました。
銀座の各高級クラブの大黒柱。つまりナンバークラスとも呼ばれるベテランホステスさん達は総じて一流ブランドのお洋服を纏っているものです。
なぜこういった数十万円もする高級な洋服を着る理由は、その投資がもたらす多大なメリットを彼女たちが理解しているからです。
もちろん、ファッションへの情熱を持っている彼女たちが多いことも事実ではあるにせよ、相乗効果によって得られる恩恵は仕事をしている中で感覚でわかるもの。
銀座の某高級クラブのオーナーママの中には
「お給料に見合ったお洋服を着ることも、お客様に対してのおもてなしの1つのカタチ」
と断言。
それもそのはず、自分のボディサイズに合った見事なデザイン、センスの良いお洋服の着用は、見る人を癒す効果があるばかりか、新鮮さ、気品、可憐な雰囲気を漂わせてくれる。
見る者からしてみれば、どうしても素敵なイメージを感じてしまうものなのです。
そうした素敵な身だしなみは、エリートたちが重視する要素です。自分自身の視点ではなく、顧客の視点を忘れないこと。顧客がどう感じるかを考えることが大切です。
自分が納得するのももちろん必要ではあるでしょうが、お客様の納得も必要なのです。
ところで一流の服飾デザイナーが手がけているお洋服は、やはり何かが違います。
ほんのわずかな曲線が一流と二流の差を生み出すのです。高級クラブで働く上で、素敵な衣装は欠かせません。
しかしながら、業界が初めてだったりすれば高価なお洋服はなかなか買えないのもたしか。そんなときは、センスの良さでカバーができます。
自分に合った服を見つける目を養うことが何よりも重要です。上質な衣服を選ぶための知識を身につけ、自分の予算に合った服を選ぶことが大切です。
そのためには上質な衣服を選ぶための知識を身につけ、自分の予算に合った服を選ぶことが大切です。
できれば、自分に似合う素敵な洋服を実際に試着してみて、その姿を写真に収めることをお勧めします。そうすることで、次第に理想のスタイルに近づいていくでしょう。お直しを依頼する際には、一流ブランドのラインを意識し、具体的に要望を伝えられるようになるかもしれません。
Dさんからのメッセージ
私は女性ならではの素敵なセンスを持った人たちと共に働きたいという気持ちが強いです。
以前アルバイトをしていたお店のお話ですが、そこで働いている女性達のお洋服のセンスは、あまり褒められるようなものではありませんでした。
お客様達にそういう女性達と私が同列に見られるのに違和感を感じ、私はそのお店をすぐに辞めてしまいました。ですが、銀座の高級クラブには本当に素敵な衣服を身に着けた女性たちが集まっていて魅力的です。
まとめ
銀座高級クラブの世界は足を踏み入れた方でないと、伝わりにくいかもしれません。
しかし、今回4人の方にインタビューをさせていただきます。みなさんが生き生きと語って下さったのが印象的です。女性なら一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
一度きりの人生です。華やかな場所で女性を極めていきませんか?