接客中の話題づくり・新紙幣

接客中の話題づくり・新紙幣

接客の話題に「新紙幣」でアプローチする

夜の接客業は、接客中に、お客以外の貴女主導の話題で話が盛り上がることが有利です。
「何も話さない状況」をつくりだしてしまうと、いろいろと、お客様都合の話に展開してしまうことが多いはずです。この時「間」が開いてしまうと、なんだか、よそよそしい雰囲気が立ち込めます。この瞬間をお客側はラブラブモードと勘違いしてしまうことも。話題づくりができずに、いまいち話が盛り上がっていない人の特徴としては、プライベートで誘われやすかったり、プライベートのことを深堀りされやすかったりするのは確かです。そのため、常に新しい話題をストックしておくべきですし、応募時に趣味を聞くのはこういう理由からなのです。

何か得意な趣味や、これは譲れないという話題を持っている人は強いですよ。

今回は、7月3日に新しい紙幣が導入される「新紙幣」のお話です。
雑学、うんちくの類のお話ですが、覚えておけばお得かもしれないので、シェアさせていただきます。

お客様との会話の際には、新しい紙幣について話題を提供し、自分独自の引き出しを持っていれば最高です。
このような話題を用いて、貴女が才女であることをそれとなくアピールすることもできます。そしてお客様への接客を有利に展開することを心がけましょう!

新紙幣の話でお金の話題へ

現在流通している「福沢諭吉」の10000円札は、2004年以来20年間使用されてきましたが、旧10000円札にはホログラムが存在していないことは知っていますか?

普段10000円を使っていて、もしそれに気づいていたのなら、あなたはコレクターの1歩手前かもしれません。

福沢諭吉の10000円札については、1984年に最初に発行された際、記番号「A000001A」の1号券が貨幣博物館に永久保存され、2号券「A000002A」が慶應義塾に寄贈されました。2004年に福沢諭吉が再び10000円札の肖像に選ばれた際も、同じく2号券が慶應義塾に贈られ、三田キャンパスの図書館旧館で発行を記念した展示が行われました。

なお、福沢諭吉が描かれた10000円紙幣には、D一万円券とE一万円券の2種類があります。D一万円券は1984年に初めて発行され、裏面には美しい「きじ」が描かれています。この時の紙幣は、縦76mm、横160mmのサイズで、当初は黒色で記番号が印刷されていましたが、1993年12月以降は褐色で印刷されるようになりました。

一方、E一万円券は2004年11月に発行が開始されました。この新しいデザインでは、裏面には平等院鳳凰堂の「鳳凰像」が採用され、その細部のディテールが注目されました。表面は前バージョンと似ていますが、E一万円券にはホログラムが追加されています。

今回、新紙幣の発行の目的は、表立っては偽造防止技術の発表とされていますが、実際には約60兆円もの国民の預金を活性化させることが狙いと言われていますが、はたして…

新紙幣の紹介は以下の国立印刷局の特設サイトでご覧いただけます。

紙幣は福沢諭吉ファミリーが選ばれている!?

今回1000円札の肖像に選ばれた北里柴三郎は日本初の伝染病研究所を創設しました。

そして、その研究所に資金提供したのが、なんと福沢諭吉です。そしてその研究所を創設した北里柴三郎さんの助手として入っていたのが野口英世です。渋沢栄一、津田梅子も福沢諭吉と密接な関係があり、まさに福沢諭吉ワールド恐るべしと言ったところでしょうか。
亡きあとも、日本の経済の血脈となり貢献しているのですから驚きです。
今後も、新紙幣が発行されることがあれば、福沢諭吉に関係している人物が選ばれる可能性は高いと言えましょう。

10000円札

新しい10000円札

日本の近代社会の創造者と称される渋沢栄一の肖像が採用されました。
彼は500を超える企業設立などに関与し、「日本近代社会の創造者」とも称されています。渋沢栄一は銀行の設立だけでなく、様々な種類の会社設立にも関わりました。彼は東京都北区を拠点にし、近代日本の経済を支え、明治時代の財界のリーダーとして名を馳せました。彼の人生は農民の出身から尊王攘夷の運動家、幕府の幕臣、明治政府の官僚、財界を牽引する実業家へと躍進していきました。

5000円札

新しい5000円札

女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子の肖像が採用されました。
津田梅子は日本初の女子留学生の1人であり、女子英学塾の創設者でもあり、日本における女子教育の先駆者として高く評価されています。彼女は欧米の学術雑誌に論文が掲載された最初の日本人女性でもありました。彼女の生涯は、女子教育の発展に尽力する一方で、聖公会の信徒でもありました。彼女は1902年に父の戸籍から分籍し、津田梅子と改名しました。

1000円札

新しい1000円札

破傷風の予防と治療方法を開発した細菌学者である北里柴三郎の肖像が採用されました。
彼は「近代日本医学の父」と称されています。北里柴三郎は微生物学者であり、教育者でもありました。彼は貴族院議員であり、私立伝染病研究所や北里研究所病院の創設者でもありました。彼の功績は多岐にわたり、北里大学や慶應義塾大学の学祖としても知られています。

新紙幣の価値について

新紙幣が流通する直後は、コレクターの間で盛り上がりが予想されます。特に、AA券や若番、キリ番、ゾロ目、階段といった組み合わせがある紙幣は、非常に高い価値で取引されることがあります。今回も誰もがコレクターになれるチャンスです。日頃からお金をじっくり観察する習慣ができるかもしれません。

AA券ZZ券

AA券は、最初の刷りからAで始まる番号が付けられます。7月3日の近くには、AA券の若番が手に入る可能性があります。例えば、A000007Aのような若番は、過去には「なんでも鑑定団」で300万円の価値があると評価されたことがあります。
また、新紙幣の番号の最後はZとなりますが、一巡すると番号の色が変わり、再びAから始まります。さらに、紙幣の番号にはキリ番、ミラー番、ゾロ目、階段といった特徴的な組み合わせがあり、コレクターの間では高額取引されているのです。

キリ番

000001や100000などの番号です。

ゾロ目

777777や111111などの番号です。
惜しいゾロ目は、000001や333334などの番号です。

階段

123456や765432などの番号です。

若番

000007や000024などの番号です。

ミラー番

330033や123321などの番号です。

小銭編

1円令和元年  約3000円
平成23、24、25、28、29、30年  約3000倍の価値
5円昭和32年 平成22、23、24、25年  約600倍  
昭和24年~33年 250円
10円昭和61年後期  約20000円
(前期ではありません・平等院鳳凰堂のデザインが微妙に違います) 
ギザ十 昭和26年~33年までの7年間しか製造されていないため希少
50円昭和62年  約20000円 超希少
平成21年、23、24、25、31年  約60倍
エラーコイン(穴が開いていない)昭和53年 落札価格1,361,022円
100円昭和32年~41年(原材料に銀が60%含まれている) 200円
昭和39年 希少
平成13年 希少
500円昭和62、64年  1.3倍~最大4倍ほど 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の新紙幣に関する情報は、接客の際に役立つ話題として非常に有用です。新紙幣の導入背景や偽造防止技術、さらに福沢諭吉、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎といった肖像に選ばれた偉人たちのエピソードを知ることで、お客様との会話が一層豊かになります。特に、コレクターの間で話題になることが予想される番号の組み合わせなどの知識は、話のきっかけとして最適です。常に新しい話題をストックし、自分の引き出しを増やすことで、接客をスムーズに進め、貴女の知識と魅力をアピールしましょう。お客様との会話がより楽しく、充実したものになることを願っています。

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