神様がくれたギフト！？銀座高級クラブで人たらし術を学ぶ10選・初級

貴女は「人たらし」と言われる人に出会ったことはありますか？
さて、この人たらしは良い意味と悪い意味が混在していることをご存知でしょうか？

ひと‐たらし【人×誑し】
１ 多くの人々に好かれること。また、その人。
２ 人をだますこと。また、その人。

引用：goo国語辞書

夜の世界でも、人たらしはいます。成功を納めているお客様は、大なり小なりこのスキルを持ち合わせていることが確認できています。今回の記事ではホステスさんが活用できる、人たらし術をレクチャーします。ぜひとも学びたい技術だと思いませんか？

人たらし術とは？

「人たらし」という言葉を聞くと、どんな印象が浮かびますか？人によっては、少し計算高いとか、相手を操作するイメージを抱くかもしれません。また、似た言葉である「女たらし」や「男たらし」という表現から、誰かをたぶらかすようなニュアンスを思い浮かべる方もいるでしょう。
この人たらしの本質は、相手を心から理解し、寄りり添い、共感する力が基本にあります。それは、単なる技術ではなく、人としての誠実さや思いやりが土台となっているのです。
ホステスとしてもっとも重要なのは、お客様に気に入られること。相手に好かれるために重要なスキルと言えるでしょう。また、「人たらし術」は高級クラブなどの仕事に限らず、人生で役立つスキルです。実は貴女の人生を左右するといっても過言ではないのです。

歴史で成功を納めた人は人たらしでもあった

歴史を振り返ってみると、偉大なリーダーたちはこの「人たらし」の才能に長けていました。人たらしで有名なのが豊臣秀吉。農家の生まれに関わらず、織田信長のもとで出世をし家随一の有力武将になったのです。主君である織田信長の草履を懐であたためたエピソードは有名ですよね。
気難しい信長に好かれ出世していったのですから、よほどの人たらしだったのでしょう。

人たらし術を学ぶ10選

銀座の高級クラブで、楽しく働くのなら、「人たらし術」を身につけると良いことがあるでしょう！銀座高級クラブの世界は、どこにでもある職場とは違い、人間関係の築き方が重要になります。成功者たちを虜にさせるために覚えたい、人たらし術を学んでいくことは今後の未来において役立つはずです。

ベテランホステスたちへの取材を通じ、人たらし術の極意ともいえるエピソードの数々が浮かび上がりました。
例えば、ある人気ホステスは「お客様の些細な変化に気づくことが大切」と語ります。しかも一般の女性には気づかないくらいの小さなポイントです。また切り返しにも長けていて、たとえば「表情が曇ったら、軽いジョークを交えて雰囲気を変える」など。状況判断が並外れて素早く、柔軟に臨機応変な対応が、人たらし術に長けた人の神髄であり特徴です。

その神髄が実際のところ、どうなのかを私たち銀座エージェントのスタッフは、クラブの現場に足を運び、ホステスとお客様のやりとりを間近で見てきました。
人たらし上手なホステスさんの一人は、お客様一人一人に合わせて話し方や振る舞いを巧みに変化させていることがわかりました。もちろん全てのホステスではありません。特に成績上位のホステスさんにはこのような特徴を確認できました。こうした実際の生の観察があるからこそ、机上の空論ではない、リアリティあふれる人たらし術の手引きとなったのです。

接客マナーの専門家にも取材を行ったところ「人たらしの基本は、相手への興味と敬意を持ち続けること」と専門家は口を揃えます。「自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の価値観を尊重する姿勢が何より大切」とのアドバイスを得ました。つまり「人たらし術」は、相手への深い理解から始まるわけです。

ここからは、銀座エージェントが厳選した「人たらし術」の10個の極意をご紹介します。極意と言っても初級編なので簡単な内容になりますが、最初は基礎を学ぶことが重要です。
現役ホステスさんたちの声と、専門家の助言を織り交ぜながら、人たらしになるためのエッセンスを凝縮してお伝えしましょう。

1.実際にその目で上級者の仕事や成功者を見る

銀座のクラブに訪れるお客様は、一般的なお店ではなかなか出会えないような一流のビジネスマンや有名人。大半の人がコミュニケーションに長けていることがわかっています。それもそのはず、大半が成功者であるわけですから、話しているだけで魅了されることもあります。このようなお客様の一挙一動を観察することは非常に価値のあることです。人を惹きつける方法を学び、自分のものとして身に付けていくことができます。高級クラブで、人たらしの術を学ぶ姿勢から始めるのです。

2.相手の話を聞く

「人たらし術」の基本中の基本は、相手の話をちゃんと聞くこと。このお話をちゃんと聞くというのを「そんなことか」と思われたに違いありません。しかし、ここでお伝えしたいことは「終始丁寧に向き合う姿勢」のことを指します。実はこれができずに嫌われる女性が多いのです。なぜなら見かけだけを装うからです、つまり装いや演技は確実に見抜かれることになります。お酒を飲みながら会話をする場所なので、お客様の話す内容が、たとえ矛盾しているように感じたり、同じ内容の話を繰り返したりしていても、心の底から真剣に向き合いましょう。このような態度は相手がいくら酔っている状態でも伝わるものです。そしてたとえそれがわかっても、お客様は指摘もしないし顔の表情にも決して出すことはありません。次回そっとリクエストを外します。

3.相手の立場に立って考える

人の考え方はそれぞれあります。いろいろな価値感があり思想、主義が異なります。自分にとって反対の意見だったとしても、相手の立場になって考えるようにすることが基本中の基本です。相手がどんな気持ちでその場にいるのか、どんな背景を持っているのかを意識して想像することが大切です。上級者はここで仮説も立てます。自分と合わない意見や考え方だからといって決して否定的な感情にはならず、肯定的な感情を前面に出しましょう。そしてその意見はありがたい言葉として感謝するのも基本です。この積み重ねが人を惹きつけていく糧となるのです。深いレベルでのコミュニケーションは人たらし術の基本中の基本となります。

4.相手に興味を持つ

毎日接客をしていたら、興味を持てないお客様もいると思います。人という生き物は、興味がないものには、感情移入がしにくくなります。ネットでの誹謗中傷もそうです。その相手に興味があるから書き込みます。もし興味がまったくないのなら、スルーしてしまいますよね？無関心というものは、相手とのコミュニケーション自体を取らないことだと言えるでしょう。人は自分に関心を持ってくれる人に対して、自然と心を開きます。この原理を決して忘れてはなりません。そのためにお客様の名前を紙に貼りだして壁に貼っている猛者もいるほどです。

5.損得勘定を考えすぎない

「お客はお金を落としてくれるだけの存在」という考えにはならないようにしましょう。この思考になると、お客様を損得勘定だけで判断するようになります。確かに、プライベートの付き合いではありませんので、金の切れ目が縁の切れ目でもありますが、あまりにも露骨にそれが出てしまうと、なかなか信頼関係が築けません。見返りを求めることをほどほどにしておかないと、相手もあなたに見返りを求めやすくなるでしょう。見返りのない姿勢を見せることで、相手の心を掴みやすくなります。ただし、なんの見返りもないということで気持ちが盛り上がらず流れ作業のような接客態度になってもいけません。本記事では見返りを露骨に出さずに、ほどほどにしておくべきということをお伝えしたいわけです。

飾らない感想からは、人たらし術の「基本の型」ともいうべきポイントが浮かび上がってきます。
笑顔、相槌、共感的なリスニング。誰でも日常的に実践できる些細な行動の積み重ねが、人の心を開く鍵となるそうですね。

6.オーバーなリアクションをとる

相手の話をしっかり聞き、否定せず肯定をする。
この人たらし術もある行為をすると、まったく意味がなくなります。それがリアクション。相手が話すことに無表情ではダメですよ。会話中は、喜怒哀楽の「喜哀楽」を表情に出すようにしましょう。「怒」については可愛らしいリアクションを取るのがオススメです。「怒ってるのに可愛いな」と思われれば立派な上級者です。相手が意気揚々と話してるときは、こちらも少し大げさなリアクションを取ってください。「叩けば響く」という言葉を聞いたことはありませんか？これは反応が良いという意味も含んでいます。ただ注意点が一つ。このオーバーリアクションが不自然だったり、頻繁にしすぎると、相手はバカにされているという気持ちになることもあるとかないとか…。

7.褒め上手になる

相手を褒めるってなかなか難しいですよね？
大好きな彼氏であれば、褒めるポイントがたくさんあると思いますが、お客様となるとなかなか厳しい。しかも目上の人に対して褒めるというのは、失礼にあたることもあります。けれど誰でも認められたかったり、賞賛されたい場面があります。露骨な褒め言葉ではなく、頭を使って決して上からではないリスペクトを織り交ぜた言葉を伝えてはいかがでしょうか？褒め方にはついては、さまざまな書籍もありますので、是非一読してみてはいかがでしょうか。実際のところ人は褒められることが大好きな生き物なんです。相手の良いところを探して、接客の端橋で褒めて、その言葉を受け入れてもらえたら上級者の仲間入りです。

8.距離感を上手に保つ

距離感も大事です！人たらしというと、相手の懐にぐいぐい踏み込むものと勘違いしている方も多いと思います。それは大きな間違いですよ。相手はお客様です。適切な距離感を保ち、ホステスとお客様の立ち位置をしっかり見極めましょう。程よい距離感を維持することで、相手に安心感を与えることができます。遠すぎず近づきすぎないこと。これは実践でしか身につかないと思います。

9.魅力的な容姿を保つ

外見もまた、相手に好印象を与えます。キャバ嬢のようにただただ派手になるのではなく、銀座の高級クラブとして恥ずかしくない恰好をしましょう。美容にも力を入れ、身に着けるものも考えてください。人たらしは内面だけではなく外見も大事だということもお伝えしています。外見も人たらしの基本中の基本ですし、たとえば同伴出勤では、相手の好むファッションを取り入れていくというのが上級者のやり方です。そのため普段から相手の好むカラーが何か？どういうファッションを好むのかを見ていくことが大事です。その上で魅力的な容姿を磨くのです。女性はお化粧でリカバリーできるので、リップのカラーなども重要です。

10.自分に自信を持つ

なんだ！ありきたりだなと思ってガッカリしてませんか？実はこの「自分に自信を持つ」は、非常に重要です。なぜなら、この自信は普段のプライベートの過ごし方も影響してくるからです。つまり仕事で得られた自信や異性にモテていることで得られる自信とはちょっと異なります。詳しくは割愛しますが、自己嫌悪に繋がる行動を避けておくべきでしょう。まずは恥ずかしくないことをしている自分に自信を持ちましょう。そして「私ほど魅力的な女性はいない！」と毎日暗示をかけてください。おどおどした状態では、貴女の魅力は半分以下になります。自信を持っている方は、魅力が溢れ出ています。銀座高級クラブで働くのですから常に堂々としていましょう。もちろん謙虚な気持ちは忘れてはいけませんよ！

「人たらしになろう」と意識しすぎない

人たらしは、真似ようとしてもなかなか上手く行きません。今回紹介した10個のポイントを意識しすぎても、きっとぎこちないものとなるでしょう。銀座高級クラブに来店されるお客様は、人を見抜く力に長けており、中途半端な「人たらし術」をしていても簡単に見好かれてしまうでしょう。そして、人たらしは、天性の部分に大きく依存しています。本人に自覚のない、天性の人たらしは別物です。これは神様がくれたギフトであり、一般人には無縁の世界です。

銀座エージェントでも、天性の才能をもったホステスさんと巡り合うことはそうそうありません。「無理なら学んでも意味がないよ！」「今日の記事は読んで無駄だった！」と、このように考えるのは早計。ご安心ください。上級者までのレベルまでならたどり着くことができるのです。後は経験を積むことにより、銀座クラブのホステスとして問題ないレベルになることができます。

まとめ

「人たらしになろう」と意識して頑張りすぎてしまうと空回ってしまうこともあるかもしれません。まずは、今回の「人たらし術を学ぶ10選」を意識して、人から好かれる行動や考え方を学ぶようにしましょう。貴女のペースで構いません。無理せず継続して頑張ることが大切です。人たらしの特徴を把握して上手に銀座クラブのホステスとして成長をしていってください。そして次は「人たらし・中級編」が待っています。