銀座の会員制高級クラブを訪れる富裕層達に選ばれる超高級ウイスキー10選・まとめ

銀座の会員制高級クラブを訪れる富裕層達に選ばれる超高級ウイスキー10選・まとめ

限られた富裕層やコレクターやファンに飲まれている超高級ウイスキーをご存知ですか?

茶色のお酒ってなあに?と言われれば、なんとなくウイスキーでしょ?と答えてしまいたくなるのではないでしょうか?

そのくらいは、ウイスキーは誰もが知っているメジャーなお酒ではないでしょうか。

そんなメジャーなウイスキーですが、銀座の会員制高級クラブでもよく飲まれているのです。

おっと、銀座だけではありませんね?
日本全国で飲まれていますし、世界各国で飲まれている超が付くくらいメジャーなお酒なのです。

近年は、高級シャンパンや、高級ワインに押されているイメージはあるものの、まだまだウイスキーは主流と言えそうです。特に会員制高級クラブをはじめとする、さまざまなお店(特に高級店とよばれているニュークラブなども)では、ボトルキープ制のシステムを取り入れているお店も多いはずで、ご来店されているお客様は原則ボトルを1本キープしておく必要があるからです。

つまり、ウイスキーをはじめとする何らかのお酒のボトルを必ず1本入れておく必要があるお店が多いのです。

もちろん、キープできるボトルは多種多様で、ウイスキーだけに留まらず、最近はキープされることも珍しくなったブランデー、変わったお酒だと日本酒、ジンやウォッカ、テキーラなどのスピリッツ系。

そんな中で、なんだかんだ言って、あの茶色いお酒、そうですウイスキーを入れているお客様は多いのです。

ところで、ウイスキーも高額なものになると、ウイスキーが苦手だと言っていた女性が、「これは美味しい!」と目を輝かせることも珍しくないのだとか。

そして最上級のさらに上と名高い至高のウイスキーとなれば、別格なのだとか。

銀座の会員制高級クラブに訪れているお客様のごく一部の人が、そんな至高のウイスキーを飲まれているのです。

そんな素晴らしいウイスキーを飲むと「世界を見る目が変わった」と言えば、大袈裟に思われるでしょうが、実際に某会員制高級クラブで働いているホステスさんが呟いたセリフなのです。

今回は、至高の10本をセレクトしましたので、ご紹介させていただきます。
幻の銘酒もご紹介。

銀座でよく飲まれているウイスキー
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サントリーVSニッカ 銀座のクラブでよく飲まれている人気のウイスキー特集銀座の会員制高級クラブでよく飲まれている茶色のお酒と言えばジャパニーズウイスキー明確になっている最古の記録による……
銀座で飲まれているウイスキー・響30年

響30年

販売時価格:125,000円
現在流通価格:約800,000円

ブレンデッドウイスキー(複数場所で製造されているウイスキーを混ぜて1つのウイスキーにしたもの)で、複雑な味わいが特徴です。

もとはといえば、日本人向けに作られた響ですが、現在は日本のみならず、アジアをはじめとして世界中でその知名度と人気は、世界有数と言われるほどのキングオブ・ウイスキーとなりました。

知名度が高くなった理由の1つは、数々の国際的なコンテストでの受賞歴が挙げられ、そのクオリティを認められたからです。

響シリーズの中でも「30年」は、30年の歳月を丹精込めて熟成された、年間数千本しか生産を許されていない大変貴重なウイスキーなのです。

「響」に関して言えば、熟成年数が短くてもフルーティーな味わいを楽しめるシリーズとなっているものの、熟成を重ねれば重ねるほどフルーティーさはより濃厚になり、響30年では南国フルーツのような、フルーツをぎゅっと圧縮したような上質な味わいを楽しむことができます。

とろみが強いと言われており、その分、香りも豊かです。

お口全体に一度行き渡ったら、香りは長く口の中に残りますので、飲みこんだ後も香り・味わいの余韻が続くのも特徴の1つなのだとか。

響30年は、ウイスキーの中では高価な部類ではありますが、ウイスキーやボトルのクオリティ、職人の技術と手塩にかけた完成度からしてみれば、破格であると総評する専門家もいるほど。

つまり、お値段以上のクオリティであるということでしょうか。

銀座で飲まれているウイスキー・ザ・マッカラン ファイン&レア

ザ・マッカラン
ファイン&レア

販売時価格:4,400,000円

「マッカラン」と聞けば、高級ウイスキーを好む人の中で、その名を知らない人はいないほどの知名度を誇るお酒です。

「ウイスキーといえばマッカラン」「マッカランはシングルモルトの王様」と言う人がいるほどの老舗名門酒造メーカーによるブランドで、数々の高級ウイスキーを生産、その地位は世界中に知れ渡っています。

年度によって品質や味わいの特徴は異なり、それゆえ高い人気を誇っています。

マッカランシリーズに共通して言えることは、甘さの中に気品を感じさせるスパイシーな味わいが特徴的だということです。

熟成期間が長くなるほどにその甘さは引き立ち、フレッシュな甘さからジャムのように煮詰めて凝縮したコクのある甘さに変化してゆきます。

飲んだ後は、熟成期間が長いウイスキーにしては比較的スッキリな口当たりであるとのことです。

シングルモルトではありますが、そうは思えないほどの複雑な香りと奥深さを実現しているのが「ザ・マッカラン ファイン&レア」

数量限定で発売されることが多く、いつまで経っても供給不足であって、必然的に価格は上昇傾向にあります。

生産年や熟成年数によって価格が様々ですので、比較的手に入りやすいものもあれば、極端に高価なものもあります。

そうは言ってもリーズナブル年でも87万円と高価であり、最も高価な年のものだと440万円ほどと、その価格差350万円にものぼります。

一度味を堪能できればファインレアのコレクターになってしまいそうになるくらいに、魅力たっぷりの逸品ですので、飲むことができる機会があれば、その美味しさには注意が必要です。

シングルモルトとは
モルトウイスキーを単一蒸溜所の原酒だけでつくられたウイスキーのことを「シングルモルト」と言います。
蒸留所の地域性によって、土地柄の水質、風土、気候などが織り成す独自性の高い味わいを楽しめるのが、シングルモルトの特徴であり魅力なのです。
銀座で飲まれているウイスキー・響35年 有田焼(2002、2007、2012)

響35年
有田焼
2002年、2007年、2012年

販売時価格:1,000,000円

特注の有田焼の器(うつわ)に響35年を入れて販売した至高とも言える逸品です。

35年もの月日を経た響は、響30年よりも一層濃厚さが増しており、かなり熟れた果実を思わせるほどに、芳醇でクセになる味わいなのだとか。

ウイスキーの色はかなり濃く、香りはとてもしっかりと感じられます。

ウッディな香りは伽羅(きゃら・黒い一種の香。沈香(じんこう)の優良品とされる)に近く、鼻を近づけるだけで高級感を覚えさせます。

響といえば普段使われるクリアなボトルデザインに強いこだわりがあることで有名ですが、特別仕様の有田焼にもこだわりが強く表れており、それはまさに職人技が冴え渡る芸術作品です。

響35年と有田焼の素敵なコラボレーションの実現を、手がけた職人は人間国宝と言われる人物です。

日本の伝統工芸品と日本を代表するようなウイスキー融合、そして販売時点での価格で100万円とかなりの高値となります。

元々販売本数も限定だったことに加え、販売から日数がかなり経過しており、現在の流通量は大変少ないということも手伝ってか、手に入れようと思えばプレミア価格になるのは必然とも言えましょう。

銀座で飲まれているウイスキー・山崎50年

山崎50年

販売時価格:1,000,000円

ウイスキーといえば「山崎」と言われるほどの人気を誇ります。

特に50年ものの山崎を手に入れるために現在世界中の人が競っていると言えば、言いすぎでしょうか?
いいえ、決して言い過ぎではないのが山崎50年なのです。

2005年に50本限定、2007年に50本限定、2011年に150本限定とかなりの少数しか販売されなかったため、希少価値は言わずもがな、かなり高いものです。

発売された当日、いや遅くても翌日には完売するほどの人気ウイスキーなのだとか。

多くのファンが望んでいる状況は依然として変わらず、オークションサイトでは人気であるがゆえ、自然と価格は上昇してしまい、100万円スタートが、落札時には一桁変わってしまったこともありました。

50年を超える熟成期間を経たウイスキーは大変珍しく、言葉だけでは言い尽くせぬほどの、どこまでも深く、濃い味わいを実現しているウイスキーなのです。

ねっとりとした濃厚感を強く感じられ、舌の上に流れてきた瞬間に心地良い香りが体中に広がる感じです。

味わううちに徐々にまろやかさを感じられ、舌にトロリと馴染んでくるようです。

ナッツのまろやかさと、ほんのり果実であると思わせてくれるフルーティーなフレーバーが見事なハーモニーを奏でているようで、高級スイーツを口に入れたのでは?と錯覚するほどに、複雑で繊細な味わいと、大人向けの甘みは山

崎50年ともいうべき驚きの飲みごたえと言っても過言ではないのではないでしょうか。

喉元を通りすぎた後味は、山崎50年が放つ香りが豊かに続き、飲み込んだ瞬間に消えてしまうような儚さは感じられません。

ゆっくりと、ゆっくりと、どこまでも続く山崎50年の美味さの余韻をお楽しみいただけるはずです。

銀座で飲まれているウイスキー・山崎55年

山崎55年

販売時価格:3,300,000円

もはや言葉では説明のできない次元を感じさせる山崎55年。

「時を繋ぐ、思いを紡ぐ」ように生み出された山崎55年は、ウイスキーが好きという人なら、一度は飲んでみたいと願わずにいられないほどの希少性と価値を持ち合わせている至高銘酒となります。

330万円というジャパニーズウイスキーでは、そうそうお見掛けしない価格帯で販売された山崎55年の熟成酒は、サントリーで最高酒齢を誇る最高峰ウイスキーとなります。

100本限定で販売され、厳正なる抽選の結果、選ばれし人だけが入手することができた山崎55年は、ミズナラ樽で長期間熟成されたもので、伽羅をはじめとする厳選された良質な素材が放つ独特の香りは、まるで至高のパフュームのように、この世の贅を感じさせてくれるひとときとなるでしょう。

あえて言葉で説明するとすれば、味わいは甘さの中に…ほんの一瞬の苦みが入り混じるような、洗練された大人向けの味わいがあり、あまりに濃いその色は、透き通るゴールドとサンライズの景色がゆったりと入り混じった瞬間。その瞬間が永遠に続くかのように…。

もしこの山崎55年と出会うことができたとすれば、幸運であることはもちろんのこと、購入できたのなら最高のプレゼントとなることは間違いありません。

山崎55年の専用ギフトボックスのクオリティも、大変素晴らしいもので、日本の伝統工芸である漆塗りは、熟練の職人の手によって施されており、言葉では語りつくせぬほどの高級感を漂わせています。

銀座で飲まれているウイスキー・余市リミテッドエディション 2019

余市
リミテッドエディション2019

販売時価格:300,000円

宮城峡蒸留所設立50周年を記念して、数量限定で販売されました。

余市リミテッドエディション2019の特徴は、1960年代から2000年代の原酒をヴァッティングさせて完成させていることです。

年代によって熟成期間が異なるので、多様な風味を持ったウイスキーが絶妙なバランスで混ざり合い、大変深みのある味わいを体感させてくれます。甘さは比較的控えめで、ほろ苦く独特な濃厚さを味わえる銘酒です。

口に入れた瞬間、まるで幼い頃に感じた懐かしいバニラのような甘さが広がったと思えば、味わい深いほろ苦さにうっとりすることでしょう。

ウイスキーが本当に好きな人からの支持が高く、世界でたった700本しか発売されていなかったということと、元々余市ブランドの人気が高いことから、現在は価格が高騰しているようです。

ウイスキー愛好家からは、海外製のウイスキーに近い味わいをしていると評価されることが多く、その理由の大半は創業者の竹鶴政孝が本場スコットランドの醸造環境に、こだわり抜いたことによるものと言えるでしょう。

ヴァッティングとは
ヴァッティングとは、様々な樽で熟成させた同種のウイスキー原酒を混ぜ合わせてつくられたウイスキーのことです。
銀座で飲まれているウイスキー・ザ・ニッカ40年

ザ・ニッカ40年

販売時価格:500,000円
現在流通価格:約1,250,000円

ザ・ニッカ40年は創業80周年を記念して発売されました。

熟成期間が40年とかなり長い部類に入ることと、記念品ということで日本では700本限定発売だったということが相まって、現在は価格が高騰傾向にあります。

ニッカウヰスキーが所持している原酒の中で最も歴史が長いものを使用しており、「こんな味を楽しめる機会なんてそうそうない!」と多くのウイスキー愛好家が発売を楽しみにしていたそうです。

ブレンデッドウイスキーなので、味わいは単調でなく深みがあります。

また、他の一般的なウイスキーと比べても香りがかなり濃厚で、グラスを顔に寄せていくと、ゆっくりと漂ってくるその香りの豊かさに、ワクワク感を感じてしまうはずです。

まるで果汁が入っていると思えてしまうくらい、フルーティーで、それでいて甘ったるい感じはなく、すっきりした飲み心地を感じたと思えば、次にはビターテイストが絶妙のバランスでミックスされているという…まるで物語のようです。

40年の歳月を熟成させたウイスキーにふさわしい重厚感あるボトルのほかに、ギフトボックスには江戸彫りが施された特注のグラスが付属しています。

銀座で飲まれているウイスキー・ダルモア62年 (シンガポール・チャンギ国際空港 12本)

ダルモア62年

販売時価格:15,000,000円

ダルモア62年は世界でたった12本しか販売されなかった、希少価値の高い逸品です。

1500万円もする最高峰ウイスキー「ダルモア62年」最初の1本が売れてから最後の12本目が売れるまでに少々時間はかかりましたが、購入者が出ればニュースになるほどの話題性でした。

これが現時点での世界最高額のスコッチ・ウイスキーとされています。

62年もの熟成を経ているダルモア62年は、1868年、1878年、1926年、1939年の樽からヴァッティングしたウイスキーで、ただならぬ歴史の情景を感じさせてくれます。

熟成期間を経て一層凝縮された柑橘風味とともに広がるスパイシーな味わいは、世界でもたった数人しか経験することができない大変貴重なものです。シトラスやレーズンのようなフルーティーな味わいを感じたとの声も。

味に関する感想はインターネット上でも、ほとんど出回っておらず、手にする奇跡が巡ってきた人だけの特権ともいえるでしょう。

ダルモアの熟成期間が長いものは、やや渋みも感じられるとのことですが、それこそもダルモアの魅力の1つと言えるでしょう。

銀座で飲まれているウイスキー・ブラック ボウモア Black Bowmore DB5 1964

ブラック ボウモア
DB5 1964

販売時価格:6,930,000円

イギリスの高級車として有名なアストンマーティンとボウモアのパートナーシップから誕生したコラボレーション・ウイスキーです。

世界でたったの25本のみの限定販売だったため、希少価値が大変高いことはおわかりでしょう。

本数は少ないものの、Black Bowmore DB5 1964の知名度は比較的高く、その理由は「1964年」にあり、ボウモアにとっては近代的な蒸溜システムで初めて蒸溜した年への熱い想いが込められていたのです。

加えて、アストンマーティンにとっては、映画007の劇中車として「DB5」が採用され、「世界でもっとも有名な車が誕生した年」への思いが込められていました。

ボトルへの生産工程も巧みとも言える近未来的なデザイン性があり、1週間かけて1本できあがるほどの丁寧で繊細な時間をかけられており、職人達の技術の結晶と言っても過言ではない逸品です。

味わいなどに関する記録は、生産本数が少ないために、感想を公開している人は大変少なく、特別な1本であることは間違いありません。

「甘みも苦みも両方がバランスよく感じられ、しっかりとした味わいが特徴的である」と、とてもシンプルな記録が見つかりました。

銀座で飲まれているウイスキー・バルヴェニー50年

バルヴェニー50年

販売時価格:4,050,000円

バルヴェニー発祥の地は、「ウイスキータウン」とも呼ばれるダフタウン地区です。

誕生から現在まで、熟練した数々の酒造技能者の手によって支えられてきたバルヴェニーのウイスキーは、クオリティが高いことで有名です。

かのマイケル・ジャクソンが、ダフタウン地区でつくられたマッカラン・ウイスキーに100点満点をつけたほど。

これまでにも何度かバルヴェニー50年は発売されましたが、大変高価であり人気も衰える気配はなく、4樽をヴァッティングさせて誕生した「The Balvenie Fifty Marriage 0962」は110本の販売数であり、その希少性ゆえ今では価格は高騰しているのだとか。

バルヴェニーの味わい・香りの特徴は、バニラやキャラメルを思わせる上品な甘さと、原料の麦を強く意識させてくれることです。

とげとげしさを感じさせず、口に含んだ瞬間からなめらかに香りがお口全体に広がります。

つんと鼻に抜けるウイスキー独特の風味が苦手な人も楽しめるのだとか。

飲み応えを感じさせる濃厚な味わい深さは、比較的しっかりした味わいのあるウイスキーを好む人には特におすすめと言われ、銘酒の中の銘酒と言われています。

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