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自分の意図や目標を実現するために、頭で考えるだけでなく実際に体を動かして成果・実行へと移していく能力のこと。

【スピ系考察・前編】スピリチュアルで銀座の高級クラブで人気は取れるのか?「神頼み」を「実績」に変えるプロの現実的思考法

【スピ系考察・前編】スピリチュアルで銀座の高級クラブで人気は取れるのか?「神頼み」を「実績」に変えるプロの現実的思考法

視点チェンジ

https://ginzaagent.com/note/action-over-luck/ ネットやSNSを開けば、「引き寄せの法則で理想のお客さんを引き寄せる」「潜在意識を書き換えて売上を10倍にする」「パワーストーンや浄化で指名率アップ」といったスピリチュアルな情報があふれています。 一筋縄ではいかない夜の世界で日々戦う女性たちにとって、目に見えない力や教えが「心の支え」や「メンタルケア」になること自体は、決して悪いことではありません。 しかし、あらかじめ厳然たる事実をお伝えするとするならば、それは、スピリチュアルなパワーや神頼みだけで、銀座の高級クラブで人気を獲得し続け、売上を立てることは不可能だということです。これは、銀座の夜の街に限った話ではないはずです。 あらゆるビジネス、あらゆる仕事、そして人生のあらゆる局面において共通する普遍的な真理と言えそうです。世の中で明確な成果を出し続けている人間は例外なく、「願うこと」ではなく「圧倒的な行動力と実行力」によってそのポジションを勝ち取っているからです。 今回は、一見ネタのようにも思える「スピリチュアル vs 現実の営業・接客」について、フラットな視点から真剣かつ論理的に考察します。 スピリチュアルなものを信じること自体には問題ありません。 人間の心理や脳科学の観点から見ても、思考やメンタルが行動に与える影響は無視できない側面があるからです。 ただし、スピリチュアルに傾倒し、それを頼りたくなっている自分がいるのなら、少し現実での成果の出し方にフォーカスすべきかもしれません。思考を最適化させるための「プロの行動基準」を紐解いていきましょう。 【マインド編】「引き寄せ」や「潜在意識」で指名客はやって来るのか? 「引き寄せの法則」の真実と、見落とされがちな「ライバルの存在」そもそも「引き寄せの法則」とは何なのでしょうか。引き寄せを信じる人々にとって「願えば叶う」という教えを否定されてしまうことは受け入れがたいかもしれません。 しかし、客観的な思考実験として考えてみてください。 もし「強く願うだけで現実が望み通りに引き寄せられる」のが真実なら、なぜ何千年も昔から世界中で無数の人々が平和を祈り続けているにもかかわらず、未だに「世界平和」は達成されないのでしょうか? 仮に日本だけが奇跡的に平和だったとしても、世界全体で見れば戦争や紛争は絶えていません。では、なぜ「引き寄せの法則で成功した」と感じる人が一定数存在するのでしょうか。 そのカラクリは極めて論理的です。「目的を強く願う・意識する」意識に定着することで、脳のフィルター(RAS)が目標達成に必要な情報や行動に敏感になる(強い目的意識の形成)目的達成に向けた「具体的な行動・実行」が自発的に行われる。その結果として目標が達成され、本人は「引き寄せた」と実感するのです。 つまり、現実を動かしたのは神秘的な磁力ではなく、「意識が高まったことによる本人の『実行力』」に他なりません。それだけではありません。本人の意識の範囲外で起こることもたくさんあります。たとえば、それは「天気」です。 つまり他力は常に働きそれは自分の人生軸とは別のものなのです。それが合致し、その合致が自分の考えていることを後押ししてくれたり、自分のタメになったのなら、それも本人が「引き寄せた」と実感したくなるでしょう。 さらにビジネスの現場には、決定的な矛盾が存在します。それが「ライバルの存在」です。 仮に引き寄せの法則が本当だったとしましょう。あなたと同じように「上質で裕福なお客さんを引き寄せたい」と願うライバルが、銀座に、あるいは市場に100人いたとします。 しかし、仮にAさんという一人の価値あるお客様がいたとします。その身体と時間は物理的に「1つ」しかありません。100人の「引き寄せ使い」が同時に一人の価値ある顧客を引き寄せようと綱引きをした場合、最終的にそのお客様が足を運ぶのは誰の元でしょうか?答えは明確です。 「誰よりも迅速に連絡を入れ、細やかな配慮をし、魅力的で洗練されたサービスという『現実の行動』を提供した人」の元です。間違っても、何もせずに願っているだけの人の元ではないはずです。仮にあるとすれば、そのお客様がその女性に片思いをしているケースです。やはり、これも他力によるものと言えそうなのです。 「願望実現ノート」に理想の顧客像を綺麗に書き連ねる時間があるなら、過去の顧客リストを見直し、「今日何人に、どんな意図を持って連絡を入れたか」という行動の数値を直視してはいかがでしょうか?潜在意識は「行動を起こすためのエンジン」になるとは思いますが、エンジンをかけてもアクセル(実行)を踏まなければ車は1ミリも動きません。この原理を知っておいてください。 【準備・行動編】「パワースポット」や「パワーストーン」より差がつく出勤前の現実的準備 「運」を待つ人と、確率を力づくで上げる人の違い売上や指名に伸び悩むと、人は手軽な開運行動に逃げがちになることがわかっています。いわゆる神頼みの類のものです。 これがいけないわけではありませんが、偏りすぎるのも問題です。 たとえば、「有名な神社(パワースポット)へ参拝する」「運気を上げるパワーストーンを身につける」「エンジェルナンバー(ゾロ目の数字)を見て吉兆を感じる」。 これらで心が落ち着くのであれば、メンタルケアとしての意味はあるでしょう。しかし、ビジネスの現場において、神仏や石があなたの準備不足をカバーしてくれることはほぼありません。神社に行って運を養おうとする時間を、出勤前の準備に投資したほうが、よっぽど生産的です。 むろん、神社に行き、気持ちが整うならそれは大事なことです。気持ちが整うことで接客の質が向上するというのなら、何を差し置いてでもプラスの行動です。最新のニュースや顧客の業界動向、好みのチェックなどは出勤前の準備に最適かもしれません。これらの情報収集は、さらに生産性を高めるための準備になりえるでしょう。 また、一流の世界で「直感で動いて成功しているように見える女性」がいます。それを見た周囲が「あの人はスピリチュアルな感覚(直感)で動いている」と誤解することがありますが、本質は全く異なります。 彼女たちの「直感」の正体は、過去の膨大な接客経験、失敗データ、顧客観察の蓄積から脳が瞬時に割り出した「超高速の状況判断(前処理)」です。 何のデータ蓄積もなく、店舗からの連絡確認やスケジュール管理という基本動作すら怠る「ノープランの確認不足」を、「直感に従った」と言い換えてはなりません。当たり前の準備と確認を徹底して初めて、運すらも味方に引きつける準備が整うのです。 続きを読む